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お正月の初釜に好んで使われるさまざまな茶道具の中で、異彩を放つ
不思議な形の香合「ぶりぶり香合」

     ぶりぶり
写真の品のサイズは、長さ165㎜・巾70㎜とかなり大きい。
ズングリした体系の八角型。
木製金塗地に、高砂の奈良絵風な蒔絵がしてあります。
   (高砂・・・お爺さんとお婆さんが箒と熊手を持った御目出度い意匠)
   (奈良絵・・奈良で製作された肉筆彩色の素人が描いたような絵)

「ぶりぶり」なんて名前が、なぜ付いたのでしょうか。。。

店主が知っているのは、2説あります。
(1)教育玩具の1つとして、農耕道具を模して子供のオモチャにした。
(2)宮中で大人が遊ぶゲームを子供もやりたがるので、模して子供のオモチャにした。

どっちにしても子供のオモチャです。
車が付いていて、引っ張るための紐が先についています。
子供が引っ張ると「ブリブリ・・」と音がしたので、このオモチャの名前は「ぶりぶり」

オモチャを描いた茶碗 二代矢口永寿作

こんな悠長な遊びを子供にさせるのはお金持ちに決まってる。
当然、豪華絢爛な玩具となり、
男の子が生まれたら、節句のお祝いに送るようになりました。

お祝いにいただいた「ぶりぶり」を、表千家の覚々斎(1678-1730)が
半分に割り中をくり抜いて、香合に仕立てたのが最初と言われています。
デザインは歴代宗匠のお好み物もいろいろあり、多種多彩です。

御目出度い「高砂」や「蓬莱山」などの蒔絵がしてあり、
お正月にぴったりと、いつの間にか初釜に定着したのでしょう。

もう1つ。お正月飾り 俵のし
俵のしを、紅白檀紙を敷き丸三宝に飾ります。
俵は五穀豊穣を表し、床の間に置くおめでたい飾りです。

今日は大宮の十日市(とうかまち)
氷川神社へ熊手を買いに行ってきます ポチッとお願いします。
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【2006/12/10 18:14】 | 茶道のこと
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つなさらだ
「ぶりぶり」なるもの、初めて拝見いたしました。ずいぶん細長いのですね。おもしろーい。
この様子だと、次は、お正月の床のあしらいですか?水引って素敵だから好きです。
楽しみにしてまーーーす。


yoko
葉摘みさん、こんばんは。
ずっと拝見させてもらってます。どれにも
深い謂れがあるのですね。得しちゃった気分です。お道具もステキです。
八角型をしたブリブリ香合←カタカナで書く
とへんだな~^^;とってもきれい!
お正月(初釜)愉しみですね。(いいな~)




kazumi
とても興味深く読みました。
葉摘みちゃんのお陰で物知りになった気分です。
どこかで本物の「ぶりぶり」の音を聞いてみたいです。ほんとにそう聞こえるのかな?


すずめ
しっかり脳にインプット完了

でも、本当に物知りですね~というか、こちらの気持ちの期待にこたえてくれるというか~
サービス精神満点花まるあげます!!
明日からまた大忙しだけど、頑張っていきましょう!


グリーンホース
昔の子供のおもちゃと言うことで。
「ブリブリ・・」と音がしたのは、聞いてみたいですね。
不思議な、おもちゃ?(笑


今日もお仕事、明日もお仕事・・・ヘロヘロへぇー
葉摘み
つなさらだ さま
もう~つなちゃんたら~!
床飾りかぁ・・・写真がいるなぁ・・・どう取っ付こう・・?(しばし熟考)

yokoさま
いやぁご愛読、感謝感謝!!
日本の古き伝統って、今の生活にはあまり縁がないから、なかなか面白いでしょー。
今風にアレンジして活用してね^^)v

kazumiさま
昨日の質問書いといたけどあんな事でご勘弁を・・

音聞いてみたいよねぇ~
美術館で見たことがあるけど、出して引っ張るわけにも行かず・・ゴロゴロならわかる気がするんだけどねぇ・・ kazumiちゃんもそう思わない?

すずめ さま
いゃー自分でもそう思うよ、意外と知ってるなぁ~って。
こうやってブログに書いていると、自分の中の整理整頓にもなるんだなぁ・・と思う今日この頃でした。

グリーンホースさままいどっ
ブリブリ音、聞いてみたいよねぇ~
こんなオモチャのどこが面白いんだい!ってツッコミたくなっちゃうよ、ほんま!



寅右衛門
ぶりぶりって見たことないかもしれません。
表千家だったのに。
ここ2年くらいお茶会にも行ってません(汗)


あやめ
今年も宜しくお願いします。
初釜で紹鴎棚、ぶりぶり香合、炭台、紙釜敷を使いたいと思います。
棚への飾り方、また畳に置く時には羽先を香合に掛けておく様に書物で読みましたが教えていただけけると嬉しいです。


葉摘み
あやめさま
こちらこそ今年もよろしくお願い申し上げます。

お流儀も教えていただけると助かります。
またぶりぶりも塗り蒔絵の大きいものか、陶器の小さいものかも教えてください。

基本的には、もろ羽羽箒(左右の羽幅が同じ羽箒)とぶりぶり香合を棚に飾り置いて炭台を持ち出し、炭手前をすると思います。
位置は流儀によって違ったりしますが、客付と私は習いました。
羽先を香合に掛け置くというのは知りませんでしたので、調べてみます。

初釜までお時間がないようでしたらお電話をください。
(048-641-2154)岡野園
直接話したほうが早いかも・・・


あやめ
表千家です・・・
ぶりぶり香合の扱いを勉強して探したサイトです。

1.http://www.konishi.co.jp/html/fujiyama/konishibunko/sadou/ryouun/mizu16.html

2.河原書店刊 吉田暁文著
『茶道文庫 21 表千家流点前続編』 P 77に書いてありますので参考にしてください。

古い書物なので現代とは違っているかもしれません・・・
それにぶりぶり香合の大きさも関係あるかもしれません。

今回は陶器の20CMのものです。
中は金泊ですがこの場合は椿の葉を敷いたほうがいいですよね・・・




葉摘み
あやめさま
よかった!わたしもベースは表千家です。
裏千家だと天板に硯も飾るので面倒ですから。

表千家で紹鴎棚の場合は、天板に羽箒と香合を飾ります。
位置は客付き寄り1/3です。
よって運び出しはありません。
香をつぐとき香合を天板から取り上げ、ついだら拝見に出します。
畳に置くことがないので、羽をかけるという所作はありません。
手順はは棚付き初炭手前と同様になります。

椿の葉を敷くかどうかですが。
表千家は粒のまま入れるので、お手前で動かすと葉の上でジッとしてませんよ。
よほどの名品を飾り置く場合と、裏千家のように練り込んで1個の塊にするのなら別ですが。
それに拝見のとき邪魔になります。
金箔が汚れるとお思いでしょうが、もともと直接入れていさぎよく使用するものとわたしはおもいます。
これも親先生のお考えによるので、絶対ではありません。

絶対がないのがお茶のおもしろいところですね。

こんなところでおわかりになりましたでしょうか?



あやめ
ありがとうございます。

畳みに置かないとは『盆香合』のような扱いなんですね。
椿の葉を使うとしてもコロコロして困るなあと思っていました。
絶対ではないって事も・・・了解です。






葉摘み
あやめさま
早速読んでくださったのね。
言い方が悪かったかな?
道具畳に他の炭道具と一緒に広げて置きつけないということです。
拝見に出すときは普通の香合と同様に畳の上です。
そう受け止めてた?

こんな話しが出来てうれしかったわ。
ありがとうございます。


あやめ
>道具畳に他の炭道具と一緒に広げて置きつけないということです。 拝見に出すときは普通の香合と同様に畳の上です。 そう受け止めてた?

もちろんです・・・

お茶の事を文章化するのは難しく誤解が生じる事もありますののね~
こんな事まで教えてくださりありがとうございます。

お尋ねついでにですが・・・塗り蒔絵の大きいものか、陶器かによっても扱いが違うのでしょうか?



葉摘み
あやめさま
すいません。
間違えてお伝わっては・・と思おうあまりとお許しくださいませ。

扱いの違いですが、ないと思います。
もともとのぶりぶり香合は木で作ったおもちゃを割って作ったと言う逸話があるので、塗りが先輩、陶器が後の好みでしょうね。


あやめ
こちらこそ!ありがとうございます。

『もちろんです!』は我家で流行っている言葉でして・・・とっても嬉しい気持ちを表しています。

本当に感謝で一杯です。




葉摘み
あやめさま
こちらこそこそ!ありがとうございました。
今回はたくさんお話しましたね。
すごーく親しくなったような気がします。
またお話ししましょうね。たのしかったの~♪

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コメント
この記事へのコメント
「ぶりぶり」なるもの、初めて拝見いたしました。ずいぶん細長いのですね。おもしろーい。
この様子だと、次は、お正月の床のあしらいですか?水引って素敵だから好きです。
楽しみにしてまーーーす。
2006/12/10(Sun) 19:38 | URL  | つなさらだ #-[ 編集]
葉摘みさん、こんばんは。
ずっと拝見させてもらってます。どれにも
深い謂れがあるのですね。得しちゃった気分です。お道具もステキです。
八角型をしたブリブリ香合←カタカナで書く
とへんだな~^^;とってもきれい!
お正月(初釜)愉しみですね。(いいな~)

2006/12/10(Sun) 20:13 | URL  | yoko #-[ 編集]
とても興味深く読みました。
葉摘みちゃんのお陰で物知りになった気分です。
どこかで本物の「ぶりぶり」の音を聞いてみたいです。ほんとにそう聞こえるのかな?
2006/12/10(Sun) 22:05 | URL  | kazumi #-[ 編集]
しっかり脳にインプット完了

でも、本当に物知りですね~というか、こちらの気持ちの期待にこたえてくれるというか~
サービス精神満点花まるあげます!!
明日からまた大忙しだけど、頑張っていきましょう!
2006/12/10(Sun) 23:51 | URL  | すずめ #KLtzAfy.[ 編集]
昔の子供のおもちゃと言うことで。
「ブリブリ・・」と音がしたのは、聞いてみたいですね。
不思議な、おもちゃ?(笑
2006/12/10(Sun) 23:55 | URL  | グリーンホース #-[ 編集]
今日もお仕事、明日もお仕事・・・ヘロヘロへぇー
つなさらだ さま
もう~つなちゃんたら~!
床飾りかぁ・・・写真がいるなぁ・・・どう取っ付こう・・?(しばし熟考)

yokoさま
いやぁご愛読、感謝感謝!!
日本の古き伝統って、今の生活にはあまり縁がないから、なかなか面白いでしょー。
今風にアレンジして活用してね^^)v

kazumiさま
昨日の質問書いといたけどあんな事でご勘弁を・・

音聞いてみたいよねぇ~
美術館で見たことがあるけど、出して引っ張るわけにも行かず・・ゴロゴロならわかる気がするんだけどねぇ・・ kazumiちゃんもそう思わない?

すずめ さま
いゃー自分でもそう思うよ、意外と知ってるなぁ~って。
こうやってブログに書いていると、自分の中の整理整頓にもなるんだなぁ・・と思う今日この頃でした。

グリーンホースさままいどっ
ブリブリ音、聞いてみたいよねぇ~
こんなオモチャのどこが面白いんだい!ってツッコミたくなっちゃうよ、ほんま!
2006/12/11(Mon) 02:20 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
ぶりぶりって見たことないかもしれません。
表千家だったのに。
ここ2年くらいお茶会にも行ってません(汗)
2006/12/11(Mon) 16:44 | URL  | 寅右衛門 #K6LUbpOs[ 編集]
今年も宜しくお願いします。
初釜で紹鴎棚、ぶりぶり香合、炭台、紙釜敷を使いたいと思います。
棚への飾り方、また畳に置く時には羽先を香合に掛けておく様に書物で読みましたが教えていただけけると嬉しいです。
2008/01/10(Thu) 04:47 | URL  | あやめ #-[ 編集]
あやめさま
こちらこそ今年もよろしくお願い申し上げます。

お流儀も教えていただけると助かります。
またぶりぶりも塗り蒔絵の大きいものか、陶器の小さいものかも教えてください。

基本的には、もろ羽羽箒(左右の羽幅が同じ羽箒)とぶりぶり香合を棚に飾り置いて炭台を持ち出し、炭手前をすると思います。
位置は流儀によって違ったりしますが、客付と私は習いました。
羽先を香合に掛け置くというのは知りませんでしたので、調べてみます。

初釜までお時間がないようでしたらお電話をください。
(048-641-2154)岡野園
直接話したほうが早いかも・・・
2008/01/10(Thu) 14:50 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
表千家です・・・
ぶりぶり香合の扱いを勉強して探したサイトです。

1.http://www.konishi.co.jp/html/fujiyama/konishibunko/sadou/ryouun/mizu16.html

2.河原書店刊 吉田暁文著
『茶道文庫 21 表千家流点前続編』 P 77に書いてありますので参考にしてください。

古い書物なので現代とは違っているかもしれません・・・
それにぶりぶり香合の大きさも関係あるかもしれません。

今回は陶器の20CMのものです。
中は金泊ですがこの場合は椿の葉を敷いたほうがいいですよね・・・

2008/01/11(Fri) 08:18 | URL  | あやめ #-[ 編集]
あやめさま
よかった!わたしもベースは表千家です。
裏千家だと天板に硯も飾るので面倒ですから。

表千家で紹鴎棚の場合は、天板に羽箒と香合を飾ります。
位置は客付き寄り1/3です。
よって運び出しはありません。
香をつぐとき香合を天板から取り上げ、ついだら拝見に出します。
畳に置くことがないので、羽をかけるという所作はありません。
手順はは棚付き初炭手前と同様になります。

椿の葉を敷くかどうかですが。
表千家は粒のまま入れるので、お手前で動かすと葉の上でジッとしてませんよ。
よほどの名品を飾り置く場合と、裏千家のように練り込んで1個の塊にするのなら別ですが。
それに拝見のとき邪魔になります。
金箔が汚れるとお思いでしょうが、もともと直接入れていさぎよく使用するものとわたしはおもいます。
これも親先生のお考えによるので、絶対ではありません。

絶対がないのがお茶のおもしろいところですね。

こんなところでおわかりになりましたでしょうか?
2008/01/11(Fri) 13:42 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
ありがとうございます。

畳みに置かないとは『盆香合』のような扱いなんですね。
椿の葉を使うとしてもコロコロして困るなあと思っていました。
絶対ではないって事も・・・了解です。



2008/01/11(Fri) 15:19 | URL  | あやめ #-[ 編集]
あやめさま
早速読んでくださったのね。
言い方が悪かったかな?
道具畳に他の炭道具と一緒に広げて置きつけないということです。
拝見に出すときは普通の香合と同様に畳の上です。
そう受け止めてた?

こんな話しが出来てうれしかったわ。
ありがとうございます。
2008/01/11(Fri) 17:07 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
>道具畳に他の炭道具と一緒に広げて置きつけないということです。 拝見に出すときは普通の香合と同様に畳の上です。 そう受け止めてた?

もちろんです・・・

お茶の事を文章化するのは難しく誤解が生じる事もありますののね~
こんな事まで教えてくださりありがとうございます。

お尋ねついでにですが・・・塗り蒔絵の大きいものか、陶器かによっても扱いが違うのでしょうか?
2008/01/12(Sat) 01:00 | URL  | あやめ #-[ 編集]
あやめさま
すいません。
間違えてお伝わっては・・と思おうあまりとお許しくださいませ。

扱いの違いですが、ないと思います。
もともとのぶりぶり香合は木で作ったおもちゃを割って作ったと言う逸話があるので、塗りが先輩、陶器が後の好みでしょうね。
2008/01/12(Sat) 17:20 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
こちらこそ!ありがとうございます。

『もちろんです!』は我家で流行っている言葉でして・・・とっても嬉しい気持ちを表しています。

本当に感謝で一杯です。

2008/01/13(Sun) 01:15 | URL  | あやめ #-[ 編集]
あやめさま
こちらこそこそ!ありがとうございました。
今回はたくさんお話しましたね。
すごーく親しくなったような気がします。
またお話ししましょうね。たのしかったの~♪
2008/01/13(Sun) 23:00 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
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