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茶筅の筅は「ささら」を意味します。
今の形状は村田珠光(むらたしゅこう)が作らせたのが最初と言われています。

    村田球光(1423-1502)室町時代中期 
              茶禅一味を唱え、茶の湯の開山といわれる


「茶筅通し」は茶席でお手前を始める最初に行ないます。
お手前をご覧になった方は、目にしたことがあると思いますが
茶碗に湯を半杓入れて、湯に浸した茶筅をまじないのように3回持ち上げる所作です。

この動作は、茶筅が折れてないか調べるためです。
折れかかったまま茶を点てると、お抹茶の中に入ってしまい、
飲まれた方に不快なおもいをさせてしまいます。
もし折れていたら、さりげなく指先で取り、建水に捨てましょう。

ここで疑問が生まれます。
  なぜ3回茶碗に当て音をさせるのでしょう。。。

3回音をさせるのは、真言宗に由来します。
1回目「ラン」 2回目「パン」 3回目「ウン」と打ちます。
ランは六根清浄 パンは水火不散 ウンは風光良く塵を払う
場を清めるのです。

いろいろな宗教でも、水は「清め」の意味で使われる事はご存知でしょう。
ここで「茶禅一味」が思い出されます。


白玉椿がきれいに開きました。白玉椿と寒菊


今回は真面目にお勉強 ポチッとお願いします。
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【2006/12/08 19:18】 | 茶筅のこと
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マフィー
茶筅通し・・・懐かしいです。
自分がお手前でやっていた時はあの所作を不思議に思っていましたが、まさか真言宗と縁があるとは。

またひとつ学ばせていただきました!!


すずめ
そうですねぇ、そんなことしてたような(遠き記憶
小学生で、小さすぎてそんなお話はありませんでしたね(聞いても無理か?
今日もお勉強しました。

管理人のみ閲覧できます
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つなさらだ
私もびっくり。でも、考えてみれば、仏教との関わり深いから自然なことか。
あっ、ここで、別ネタを思い出した。
あくまでも「こんな説もあるらしい」というノリの話ですが、茶道が隠れキリシタンの祈りの場に使われていたっていう???な説があるそうです。茶道が盛んになったのと、禁教が始まったのが、時代が同じと考えれば、自然なことかも知れませんが。
・・・で、説によると、お点前をミサにみたてていて、茶碗を清めるところは、祈りを意味しているとかいないとか。。。


葉摘み
マフィーさま
理由が分かると興味も湧くし面白いでしょ。
今度マフィーちゃんをお茶会にお誘いしたいわ^^)/

すずめさま
マニアックな話なのに読んでくれてありがとう!
水仕事であかぎれに気をつけてね。
お茶屋も匂いがお茶に移るといけないのでハンドクリームが付けられないので、冬は手が悲惨です。

つなさらだ さま
おぉー、良く知ってますね。そうなんですよ。

利休の弟子にもキリストに帰依した人がいました。
古田織部のその一人で、有名な「泪の茶杓」は茶杓筒に横一文字に窓が開いてます。
これは利休作の茶杓に織部が黒い筒を作り、切腹した利休の位牌代わりとして、祈りをささげていたものと言われています。
そういうと仏教のようですが、じつはこの姿は十字架を模したものとも言われています。
去年畠山美術館の茶会で、織部焼きのお茶碗の底に×が書いてあるのをみました。
クルスを表していると思われ、納得。
仏教による茶筅の所作を、クルスの入った茶碗を使うことによって、キリスト教の聖水をまくしぐさに転化させたのでしょう。
時代背景とともに茶道を見ていくと、とても面白いです!


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つなさらだ
うわさの主って「古田織部」だったんだ。
知らなかったです。
あっ、「古田織部」といえば、今モーニングという漫画雑誌(青年誌)で、彼の生涯(かなり怪しいみたいだけど)が連載されています。茶道ネタも盛んで、面白いですよ(ちなみに今は、黄金の茶室が完成したところ)。

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コメント
この記事へのコメント
茶筅通し・・・懐かしいです。
自分がお手前でやっていた時はあの所作を不思議に思っていましたが、まさか真言宗と縁があるとは。

またひとつ学ばせていただきました!!
2006/12/08(Fri) 20:14 | URL  | マフィー #/pdu0RA.[ 編集]
そうですねぇ、そんなことしてたような(遠き記憶
小学生で、小さすぎてそんなお話はありませんでしたね(聞いても無理か?
今日もお勉強しました。
2006/12/08(Fri) 20:53 | URL  | すずめ #KLtzAfy.[ 編集]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/12/09(Sat) 00:10 |   |  #[ 編集]
私もびっくり。でも、考えてみれば、仏教との関わり深いから自然なことか。
あっ、ここで、別ネタを思い出した。
あくまでも「こんな説もあるらしい」というノリの話ですが、茶道が隠れキリシタンの祈りの場に使われていたっていう???な説があるそうです。茶道が盛んになったのと、禁教が始まったのが、時代が同じと考えれば、自然なことかも知れませんが。
・・・で、説によると、お点前をミサにみたてていて、茶碗を清めるところは、祈りを意味しているとかいないとか。。。
2006/12/09(Sat) 07:14 | URL  | つなさらだ #-[ 編集]
マフィーさま
理由が分かると興味も湧くし面白いでしょ。
今度マフィーちゃんをお茶会にお誘いしたいわ^^)/

すずめさま
マニアックな話なのに読んでくれてありがとう!
水仕事であかぎれに気をつけてね。
お茶屋も匂いがお茶に移るといけないのでハンドクリームが付けられないので、冬は手が悲惨です。

つなさらだ さま
おぉー、良く知ってますね。そうなんですよ。

利休の弟子にもキリストに帰依した人がいました。
古田織部のその一人で、有名な「泪の茶杓」は茶杓筒に横一文字に窓が開いてます。
これは利休作の茶杓に織部が黒い筒を作り、切腹した利休の位牌代わりとして、祈りをささげていたものと言われています。
そういうと仏教のようですが、じつはこの姿は十字架を模したものとも言われています。
去年畠山美術館の茶会で、織部焼きのお茶碗の底に×が書いてあるのをみました。
クルスを表していると思われ、納得。
仏教による茶筅の所作を、クルスの入った茶碗を使うことによって、キリスト教の聖水をまくしぐさに転化させたのでしょう。
時代背景とともに茶道を見ていくと、とても面白いです!
2006/12/09(Sat) 12:50 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/12/09(Sat) 15:22 |   |  #[ 編集]
うわさの主って「古田織部」だったんだ。
知らなかったです。
あっ、「古田織部」といえば、今モーニングという漫画雑誌(青年誌)で、彼の生涯(かなり怪しいみたいだけど)が連載されています。茶道ネタも盛んで、面白いですよ(ちなみに今は、黄金の茶室が完成したところ)。
2006/12/09(Sat) 22:29 | URL  | つなさらだ #-[ 編集]
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