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朝起きたらうっすらと雪。
しかしそこは春の雪。 あっという間に消えました。
少しですがお湿りとなって、草木と一緒に喜びました。


炭点前、懐石が終われば中立ちとなり、いよいよ後半戦。
メインイベントのお茶となります。

初座には「万歳万々歳」の軸。
これは父上の米寿の茶会のときにも掛けました。
同じ軸を卒寿でも掛けられるのは目出度いことと使いました。

後座は軸をはずし、竹の一重切に日向水木と有楽ワビを床に入れます。
旧正月なのでツクバネが一つ付いた枝も忍ばせました。

濃茶道具も米寿のときと同じにしようかとも思いましたが
父上がずーっと大切に持っていた水指と濃茶入を使うことにしました。
これらも茶室同様、やっと日の目を見ます。

 >風炉先 二尺四寸 金泥笹絵
 >釜   縦筋 環付熨斗
 >水指  萩一重口
 >茶入  信楽
 >茶碗  引出し黒
 >茶杓  白竹 千年翠
 >建水  生地曲
 >蓋置  青竹挽切


後炭は省略して、薄茶が続きます。
薄茶は娘の代点とし、父上も客に入れてもらい、亭主は半東。
オールメンバーが勢ぞろい! にぎやかになりました。

濃茶は重厚に、薄茶は軽やかにと考えました。
道具も一転して華やかになります。

 >水指 朱塗胴に亀甲紋の黒塗蓋
 >棗  洛陽蒔絵 時代
 >茶碗 志野・京焼牡丹・京焼真魚
 >茶杓 自作
 >建水 唐銅 鱗鶴
 >蓋置 唐銅 福寿草
 >菓子 あんぽ柿・麩焼煎餅

かなり古い棗とは思っていたんですが (木地が透けています)
江戸初期か室町かもしれないとのお見立てをいただきました。
  
茶杓はこの日のために削りました。 
「こんな良い棗に自作の茶杓を乗せるなんて、いい度胸だね~(笑」
今日の記念に先生方に銘を付けていただこうと出したんですが・・・(汗
めげずに「付けてください!」と押し付けました。

菓子をあんぽ柿と麩焼煎餅にしたのは、
古いやり方でお茶をしたかったんです。
昔は干し柿や水栗・麩の焼きでお茶を飲んでました。
なんでもある時代ですから、そういう頃に憧れるへそ曲がりです。


数日後お会いしたとき、お褒めもいただいたんですが
ここをあそこをこうしたほうがいいと、それぞれにご指導いただきました。
どうでもいいと思ったらなにも言わない。
育てようと思うから言って下さる。
言ってくださる方がいるということは本当にありがたいことです。

精進しなくっちゃ!


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【2011/02/10 02:12】 | お茶事のこと
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竹とんぼ
干菓子器はどんなものをお使いになったのか知りたいです。

葉摘みさんのお茶事から「十よりかえる元のその一」の心を感じました。
モニターから充分に楽しませていただき ありがとうございました。 


葉摘み
竹とんぼさま
柿は表千家碌々斉好み写の欅高杯に盛りました。
意外にボリュームがあったので、麩焼煎餅は八角根来盆に盛り、お好みで・・と添えました。

>「十よりかえる元のその一」
あぁ、そうなのかもしれません。
どこへいっても盛り沢山の食べきれない懐石。
ご自宅茶事でも裏には料理屋さんが入ってる。
お菓子は名のある老舗製。
なんとなく類型的で記憶に残らない。なんだか疑問に感じる。

今回は良く知っている方々だったので可能な事でした。


ちょきたら
 頭の中で「こういう感じかな」とイメージ
しながら、会記を読ませていただきました。

 もちろんわからないことも多いので、
調べながら・・・勉強になります。
「引き出し黒」や「鱗鶴」は今回調べて
初めて知りました(^^ゞ

 教えてくださったり、叱ってくださる方
がいるのは本当にありがたいことですね。
ある程度トシとってきますと、
みなさん言ってくれません。
葉摘みさんを教え導く先生方、
すばらしいですね。



葉摘み
ちょきたらさま
すぐ調べる。 すばらしいです。
茶の湯は普段使わないような言葉が多く出てくるので
素通りすればそのまま。
ちゃきたらさんの知識欲には感嘆いたします。

今の私の茶の湯感はその先生方の影響が大きいです。
いつまでも学ぼうとする姿勢にはいつも教えられています。
本当にありがたいことだと思います。


みゃあくんのおかあしゃん
 雪でお祓いをして始まったお茶事
無事に終えられまして おめでとう
ございました。
 
 さぞかし 満足感を味わっていられる
ことでしょうね。
 誰にでも出来るものではないけれど
お稽古をしている人は一度はやって
見たいと思うのではないでしょうか。

 本当によい勉強になりました。

 御無沙汰をして申し訳ありません
でした。


葉摘み
みゃあくんのおかあしゃんさま
先ほどお伺いしてきまして、大事無いとわかり安心しました。
お元気だったらいいんです。
申し訳ないなんて勿体無いことです。

茶事は楽しいですね。
癖になりそうです。(笑
炉の開いているうちにお呼びしたい方々がいるのですが、
野暮用ばかりに追われ日程に苦慮してます。

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コメント
この記事へのコメント
干菓子器はどんなものをお使いになったのか知りたいです。

葉摘みさんのお茶事から「十よりかえる元のその一」の心を感じました。
モニターから充分に楽しませていただき ありがとうございました。 
2011/02/11(Fri) 00:58 | URL  | 竹とんぼ #UbCtKfmc[ 編集]
竹とんぼさま
柿は表千家碌々斉好み写の欅高杯に盛りました。
意外にボリュームがあったので、麩焼煎餅は八角根来盆に盛り、お好みで・・と添えました。

>「十よりかえる元のその一」
あぁ、そうなのかもしれません。
どこへいっても盛り沢山の食べきれない懐石。
ご自宅茶事でも裏には料理屋さんが入ってる。
お菓子は名のある老舗製。
なんとなく類型的で記憶に残らない。なんだか疑問に感じる。

今回は良く知っている方々だったので可能な事でした。
2011/02/11(Fri) 12:43 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
 頭の中で「こういう感じかな」とイメージ
しながら、会記を読ませていただきました。

 もちろんわからないことも多いので、
調べながら・・・勉強になります。
「引き出し黒」や「鱗鶴」は今回調べて
初めて知りました(^^ゞ

 教えてくださったり、叱ってくださる方
がいるのは本当にありがたいことですね。
ある程度トシとってきますと、
みなさん言ってくれません。
葉摘みさんを教え導く先生方、
すばらしいですね。
2011/02/11(Fri) 18:49 | URL  | ちょきたら #-[ 編集]
ちょきたらさま
すぐ調べる。 すばらしいです。
茶の湯は普段使わないような言葉が多く出てくるので
素通りすればそのまま。
ちゃきたらさんの知識欲には感嘆いたします。

今の私の茶の湯感はその先生方の影響が大きいです。
いつまでも学ぼうとする姿勢にはいつも教えられています。
本当にありがたいことだと思います。
2011/02/12(Sat) 01:54 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
 雪でお祓いをして始まったお茶事
無事に終えられまして おめでとう
ございました。
 
 さぞかし 満足感を味わっていられる
ことでしょうね。
 誰にでも出来るものではないけれど
お稽古をしている人は一度はやって
見たいと思うのではないでしょうか。

 本当によい勉強になりました。

 御無沙汰をして申し訳ありません
でした。
2011/02/12(Sat) 22:44 | URL  | みゃあくんのおかあしゃん #-[ 編集]
みゃあくんのおかあしゃんさま
先ほどお伺いしてきまして、大事無いとわかり安心しました。
お元気だったらいいんです。
申し訳ないなんて勿体無いことです。

茶事は楽しいですね。
癖になりそうです。(笑
炉の開いているうちにお呼びしたい方々がいるのですが、
野暮用ばかりに追われ日程に苦慮してます。
2011/02/13(Sun) 00:52 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
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