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お客さまと話しをしていて
「一向に涼しくなりませんねぇ~」から始まり、お盆の話になりました。

「日本の行事やいわれも、いつか学校で教えるようになりますね」
半分ジョークで言いました。
その方は小学校の先生です。
「今は行事食を学校給食で出すようになったんですよ」

「お正月のなますや黒豆なんか出ると、キョトンとする子がいるんです。
 新年から昨日の残りの蕎麦やカレーなんていう子もいるんですから」

「そのうち博物館のジオラマなんかで展示していて社会科見学に行ったり
 国の指定地域が出来て、そこではいつでも伝統行事を再現していて
 遠足の校外学習に行ったりするようになるかもねぇ・・」

すっかりブラックジョークになりました。
でもそうならないとも限らない。

戦争体験を風化させないために語り継いでいこうという運動があります。
子供たちに戦争は体験させるわけには行きませんから。
でも身近な伝統行事は語るだけではなく、体験させることができます。
珍しい行事として学ぶのではなく、生活に密着したこととしておこない
その意味を語る、心を伝える、我々大人の責任を強く感じました。


茶の湯ついて考えましょう。
間違えずお点前をするだけだったら、今のハイテク時代です。
そのうち人型ロボット「おてまえ君」「茶の湯ちゃん」が抹茶を点て
よいお服加減だわ、なんて飲むだけになるかもしれない。
形を残すなら機械のほうが正確です。

流儀で出す冊子のいろいろを読んでみると、
茶の湯の心の部分を強調した内容が一様に載っています。
マニュアル化していく危機感を、どの家元も持っているのでしょう。

正確に型を覚えるにはマニュアルは必要です。
でも人は失敗もする。
袖が触れ、茶杓を茶器から落としてしまうこともあります。
それを乗せ直しただけでお点前を続けるのはどうでしょうか。
始めにあんなに丁寧に帛紗で拭った所作はなんだったんでしょう。
その意味がわかれば、もう一度拭うのが心が伴った所作だと思います。
ときにはマニュアルから離れたことが出来る。
それが茶の湯です。


だいぶお説教くさくなりました。
ご容赦を 金水引

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【2010/08/18 01:04】 | 茶道のこと
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忘れる 忘れない
小紋
 風潮に惑わされず 自分の考えで わすれることと 忘れないこと 見極めたいですが 
 なかなかです。大事な食事 昔からの言い伝えの食事 いろんなことを 思いました。
 お盆は あるもので 不足したままで すごしてみました そろそろ買い物に。


遊弦亭 無音
ご無沙汰です。
お盆に人並みに相方の実家に行ってまいりました。

久しぶりにブログを拝見して感動しました。
起承転結の利いた、美しい文体、何よりもその中身。
NIPPONもまだ捨てたものじゃない!!
の、感、強くしました。


でん助
他流さんの先生のエッセーにとても印象に残っている事があります。
 お茶を始めたばかりのお弟子さんが「先生、何のためにお茶を勉強するのですか?」との問いに「人様(お客様に)恥を欠かせないためにお茶を勉強するのです」と、お答えになったそうです。
私の心に深く刻み込まれております。


葉摘み
小紋さま
偉そうに言っていますが、あなたはどれだけでやっているの・・と言われると、まことお恥ずかしい限りです。

私には当たり前に思っていることも、改めて娘に話すと「へぇ~!」と目を丸くします。
「知っていてしない」ことを、「知らないからしない」にしてはいけないとヒシヒシと感じます。


葉摘み
遊弦亭 無音さま
お久しぶりですね。お元気ですか?

恥ずかしいですね~(赤面

花鳥風月と共にあったはずの日本人。
風化の速度が速いことに驚いてます。
身近なことは無くなる訳が無いと目もくれず、新しいものを求めていった日本人。

伝統は伝説にしてはいけない、伝承にしていかないと、と思いませんか?


葉摘み
でん助さま
すばらしい言葉ですね。
ともすれば、お点前で自分が恥をかかない為にお稽古をする、と思いがちです。

「茶道が尊ぶ“わび・さび”はむしろ心の豊かさを蔵してのこと」
「茶会は“感会”、よい時によい友どちが集うよい会なのです」

継承一考
ROKU3
こんばんわ

もう暑いというまいと思ったものの・・
芙蓉、あれは色っぽいのじゃなく、暑さで身体が早く萎れてしまったのです。

B(行動)=P(人間・個人)×E(環境)といううレビンの公式があります。
Pは余程の変化がないと変わらないものです。
戦後大きく変化したのがE,社会環境。この変化があまりにも激しく、
家族、地域、ひいては学校、個人まで崩壊の危機に至ってきている。

お年寄りから大人、大人から若者へ、家庭では祖父から父、子、孫へ・・
の伝承・学習が無くなってきている。

核家族化、人口減少の中で何ができるか、
今改めて「地域共同体」のあり方が問われています。

ゲマインシャフトの創造、楽しい触れ合い、体験、人間関係、
人間開発の場を作り出す。

団塊の世代以上は多い。責任もある。じっとしていてはいけない。

「数寄というのは、違えてするが易の流れなり」(利休)
新しい風を起こす時が来た。
環境の創造が個人に影響し、ひいては行動が変わる。

これこそ理屈っぽいか。
でも日本を沈没させるわけにはいかない。


ちょきたら
 今は家庭で伝統・文化を教えることは
できないですものね。学校や公共機関に
もっと頼って行くことになると思います。
幼いころ祖父母と暮らしましたが、
それがとてもためになったんだなあと
実感します。

 お点前はお客様に気持ち良く、おいしく
お茶を召し上がっていただくためのもの。
心が入ってこそのお点前ですね。
 
 でん助さんの読まれた本の言葉、
わたしも胸に刻ませていただきます。
 


葉摘み
ROKU3さま
レビンの公式・・知りませんでした。
う~む・・と思いなが読みました。
ありがとうございます。勉強になりました。

きっとみんな心では思っているんだと思います。
それを言葉に出すことも大事ですよね。
そう思ってるのは自分だけじゃないと思うと行動の勇気になりますもの。
ROKU3さんには勇気をもらいます。


葉摘み
ちょきたらさま
いえ、家庭で出来ると思います。
子供の頃してもらったことをすればいいんだもの。
特別なことじゃない。祝い事には赤飯を炊くとか、お盆にはお墓参りにいくとか、お雑煮を食べるとか・・・
繰り返しているとそれが習いになる。

ハイテクが当たり前の今の子は、日本の伝統的なものはローテク、レトロで目新しいみたいよ。
今がチャンスかも。。。ハロウィンより盆踊り!

ROCU3さま
でん助
こんにちわ写真を大きくしてみますと
はじめまして・・・おっしゃる様に

はじめ色っぽいと思たのですが、同時に、お盆を終えて(当地は旧盆)お客様をお送りした後の本家のお嫁さん(長男の嫁とは限りませんので・・)の姿にも似ているなぁ
とも思えてきました。

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コメント
この記事へのコメント
忘れる 忘れない
 風潮に惑わされず 自分の考えで わすれることと 忘れないこと 見極めたいですが 
 なかなかです。大事な食事 昔からの言い伝えの食事 いろんなことを 思いました。
 お盆は あるもので 不足したままで すごしてみました そろそろ買い物に。
2010/08/18(Wed) 09:01 | URL  | 小紋 #-[ 編集]
ご無沙汰です。
お盆に人並みに相方の実家に行ってまいりました。

久しぶりにブログを拝見して感動しました。
起承転結の利いた、美しい文体、何よりもその中身。
NIPPONもまだ捨てたものじゃない!!
の、感、強くしました。
2010/08/18(Wed) 10:24 | URL  | 遊弦亭 無音 #oZcOJA6s[ 編集]
他流さんの先生のエッセーにとても印象に残っている事があります。
 お茶を始めたばかりのお弟子さんが「先生、何のためにお茶を勉強するのですか?」との問いに「人様(お客様に)恥を欠かせないためにお茶を勉強するのです」と、お答えになったそうです。
私の心に深く刻み込まれております。
2010/08/18(Wed) 15:09 | URL  | でん助 #-[ 編集]
小紋さま
偉そうに言っていますが、あなたはどれだけでやっているの・・と言われると、まことお恥ずかしい限りです。

私には当たり前に思っていることも、改めて娘に話すと「へぇ~!」と目を丸くします。
「知っていてしない」ことを、「知らないからしない」にしてはいけないとヒシヒシと感じます。
2010/08/18(Wed) 21:47 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
遊弦亭 無音さま
お久しぶりですね。お元気ですか?

恥ずかしいですね~(赤面

花鳥風月と共にあったはずの日本人。
風化の速度が速いことに驚いてます。
身近なことは無くなる訳が無いと目もくれず、新しいものを求めていった日本人。

伝統は伝説にしてはいけない、伝承にしていかないと、と思いませんか?
2010/08/18(Wed) 22:03 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
でん助さま
すばらしい言葉ですね。
ともすれば、お点前で自分が恥をかかない為にお稽古をする、と思いがちです。

「茶道が尊ぶ“わび・さび”はむしろ心の豊かさを蔵してのこと」
「茶会は“感会”、よい時によい友どちが集うよい会なのです」
2010/08/18(Wed) 22:19 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
継承一考
こんばんわ

もう暑いというまいと思ったものの・・
芙蓉、あれは色っぽいのじゃなく、暑さで身体が早く萎れてしまったのです。

B(行動)=P(人間・個人)×E(環境)といううレビンの公式があります。
Pは余程の変化がないと変わらないものです。
戦後大きく変化したのがE,社会環境。この変化があまりにも激しく、
家族、地域、ひいては学校、個人まで崩壊の危機に至ってきている。

お年寄りから大人、大人から若者へ、家庭では祖父から父、子、孫へ・・
の伝承・学習が無くなってきている。

核家族化、人口減少の中で何ができるか、
今改めて「地域共同体」のあり方が問われています。

ゲマインシャフトの創造、楽しい触れ合い、体験、人間関係、
人間開発の場を作り出す。

団塊の世代以上は多い。責任もある。じっとしていてはいけない。

「数寄というのは、違えてするが易の流れなり」(利休)
新しい風を起こす時が来た。
環境の創造が個人に影響し、ひいては行動が変わる。

これこそ理屈っぽいか。
でも日本を沈没させるわけにはいかない。
2010/08/18(Wed) 23:47 | URL  | ROKU3 #-[ 編集]
 今は家庭で伝統・文化を教えることは
できないですものね。学校や公共機関に
もっと頼って行くことになると思います。
幼いころ祖父母と暮らしましたが、
それがとてもためになったんだなあと
実感します。

 お点前はお客様に気持ち良く、おいしく
お茶を召し上がっていただくためのもの。
心が入ってこそのお点前ですね。
 
 でん助さんの読まれた本の言葉、
わたしも胸に刻ませていただきます。
 
2010/08/19(Thu) 01:11 | URL  | ちょきたら #-[ 編集]
ROKU3さま
レビンの公式・・知りませんでした。
う~む・・と思いなが読みました。
ありがとうございます。勉強になりました。

きっとみんな心では思っているんだと思います。
それを言葉に出すことも大事ですよね。
そう思ってるのは自分だけじゃないと思うと行動の勇気になりますもの。
ROKU3さんには勇気をもらいます。
2010/08/19(Thu) 17:27 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
ちょきたらさま
いえ、家庭で出来ると思います。
子供の頃してもらったことをすればいいんだもの。
特別なことじゃない。祝い事には赤飯を炊くとか、お盆にはお墓参りにいくとか、お雑煮を食べるとか・・・
繰り返しているとそれが習いになる。

ハイテクが当たり前の今の子は、日本の伝統的なものはローテク、レトロで目新しいみたいよ。
今がチャンスかも。。。ハロウィンより盆踊り!
2010/08/19(Thu) 17:50 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
ROCU3さま
こんにちわ写真を大きくしてみますと
はじめまして・・・おっしゃる様に

はじめ色っぽいと思たのですが、同時に、お盆を終えて(当地は旧盆)お客様をお送りした後の本家のお嫁さん(長男の嫁とは限りませんので・・)の姿にも似ているなぁ
とも思えてきました。
2010/08/20(Fri) 10:34 | URL  | でん助 #-[ 編集]
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