日が差すのに雨が降る。
こういうのを“キツネの嫁入り”というのだけれど・・・
今日は結婚ラッシュらしい。


釜鳴りと松風について、まだ頭がきっかけをつかんで離さない。
ギギィーッとドアが開いちゃったんだから仕方がない。
もう少し考えてみることにします。
お付き合いください。


茶室で自発的に音を発するのは釜だけです。
あとは意図的または付随的に出る音。(茶筅通しや湯返しなど)

でも釜は勝手に鳴る訳じゃない。
火を起し、炭をつぎ、人が介在しなければ鳴りません。
炭の案配で釜鳴りが変化していきますよね。
いつも同じ火力の電気ではこうはいかない。

人が介在する、ということが重きをなすんだと思います。
鳴りに人となりを見、情景を広げていったのではないでしょうか。


ではなぜ松風なのか。
竹林をわたる風だって日本的で風情がある。
桜だって楓だって悪くないんじゃない?

松は別名「常盤木(ときわぎ)」とも言います。
「常盤」とは“とこいわ”からきた言葉で、永久に変らないことを言い
昔の人は一年中緑を湛え続ける松を「常盤木」と呼んで
未来永劫無変の象徴と捉えてきました。

力強く鳴るので「雷鳴」に例えた釜もあるのですが
侘び茶人の美意識が、「松風」と呼ばせたのでしょうか。


見えないものを捉える力。

PCやTVなど外から教えられた情報に、動かされる現代にいます。
内側から揺り動かされる情感を、掘り起こして鳴らしたい。


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【2010/07/14 18:44】 | 炉・風炉・釜・灰のこと
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葉摘み
消去コメさま
しらなかったステキなことを教えてくださって、ありがとうございます。
また更に「松風」が深くなったように思います。
書かれた方のご希望で消去したのですが、間に合った方はラッキーですね!


竹とんぼ
あ~間に合いませんでした。残念です。

昨日今日と葉摘みさんの記事。松風 見えないものを捉える力・・・・・
どこかでそれを見たぞと思いつつ考えていました。

長谷川等伯の松林図!! あの屏風絵にそれを感じる人は多いはず。
感性を磨きたい・・・・

今日は国会図書館ということこに初めて行き
茶之湯釜全集で調べ物。3時間で目が疲れてしまった(老眼が進んでる・・涙)
10刊のうち3刊がなくて 消化不良。
折りしも土曜日は勉強会。楽しみです。



ちょきたら
私も間に合いませんでした~(涙)

 たしかになぜ松風なのか?

 竹林をわたる風だと「少し軽い」と
思ったのか?

・・・自分の中の感性でとらえなおさないとだめなんですね。

 最近、また少しお茶に飢えています・・・



kazumi
前回と今回のお話は大変面白いですね。
茶の湯とはイメージの世界に遊んでいるのですね。
またその感受性はいろいろな知識や教養に裏打ちされて研ぎ澄まされるものと知りました。


葉摘み
竹とんぼさま
残念でしたね。
日曜日の勉強会でお話しする時間ががあったらお教えしますね。
知れば知るほど知らないことが見えてきて興味が尽きません。

>長谷川等伯の松林図!! 
まさに同じ事を私もイメージしました。
利休坐像を書いたのも彼だし、何か因縁を感じます。


葉摘み
ちょきたらさま
じゃ、ちょきさんにも今度会う機会があったらね。

耳になじんでいると知った気になっているけど、実はな~んにも知らないってことが多いです。
なじんでいると自分なりに捕らえることをストップしてしまうのかしらね。
推理作家しました。(笑


葉摘み
kazumiさま
ご無沙汰してます。
旅行記、たのしく&うらやましく拝読してます。

>いろいろな知識や教養に裏打ちされて研ぎ澄まされるものと・・
それの知識&教養が浅いので捕らえ方が深まらず、
茶の世界にいながら勿体無いことをしております。

イメージのキャッチボールが出来たらステキ!
プロ選手のキャッチボールと小学生のキャッチボール。
違いがあってもお茶はそれなりに楽しいです。



でん助
・・・松は神さまがいらっしゃる木だから?・・ォ能の舞台も松の木。だし・・・。
日本人は松に対して特別な敬虔思いを持っているかも。


葉摘み
でん助さま
なぜ松か・・・その疑問からいろいろ考え振り返ると
「松樹千年翠」「鶴宿千年松」などどんどん出てくる。
能舞台もしかり。門かぶりの松。門松。根引き松。
常盤木は神様のよりしろでもあるんですね。

いろいろ広がっていく。楽しいなぁ~♪

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コメント
この記事へのコメント
消去コメさま
しらなかったステキなことを教えてくださって、ありがとうございます。
また更に「松風」が深くなったように思います。
書かれた方のご希望で消去したのですが、間に合った方はラッキーですね!
2010/07/14(Wed) 22:02 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
あ~間に合いませんでした。残念です。

昨日今日と葉摘みさんの記事。松風 見えないものを捉える力・・・・・
どこかでそれを見たぞと思いつつ考えていました。

長谷川等伯の松林図!! あの屏風絵にそれを感じる人は多いはず。
感性を磨きたい・・・・

今日は国会図書館ということこに初めて行き
茶之湯釜全集で調べ物。3時間で目が疲れてしまった(老眼が進んでる・・涙)
10刊のうち3刊がなくて 消化不良。
折りしも土曜日は勉強会。楽しみです。
2010/07/14(Wed) 23:13 | URL  | 竹とんぼ #UbCtKfmc[ 編集]
私も間に合いませんでした~(涙)

 たしかになぜ松風なのか?

 竹林をわたる風だと「少し軽い」と
思ったのか?

・・・自分の中の感性でとらえなおさないとだめなんですね。

 最近、また少しお茶に飢えています・・・
2010/07/15(Thu) 00:56 | URL  | ちょきたら #-[ 編集]
前回と今回のお話は大変面白いですね。
茶の湯とはイメージの世界に遊んでいるのですね。
またその感受性はいろいろな知識や教養に裏打ちされて研ぎ澄まされるものと知りました。
2010/07/15(Thu) 05:40 | URL  | kazumi #-[ 編集]
竹とんぼさま
残念でしたね。
日曜日の勉強会でお話しする時間ががあったらお教えしますね。
知れば知るほど知らないことが見えてきて興味が尽きません。

>長谷川等伯の松林図!! 
まさに同じ事を私もイメージしました。
利休坐像を書いたのも彼だし、何か因縁を感じます。
2010/07/15(Thu) 10:21 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
ちょきたらさま
じゃ、ちょきさんにも今度会う機会があったらね。

耳になじんでいると知った気になっているけど、実はな~んにも知らないってことが多いです。
なじんでいると自分なりに捕らえることをストップしてしまうのかしらね。
推理作家しました。(笑
2010/07/15(Thu) 10:25 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
kazumiさま
ご無沙汰してます。
旅行記、たのしく&うらやましく拝読してます。

>いろいろな知識や教養に裏打ちされて研ぎ澄まされるものと・・
それの知識&教養が浅いので捕らえ方が深まらず、
茶の世界にいながら勿体無いことをしております。

イメージのキャッチボールが出来たらステキ!
プロ選手のキャッチボールと小学生のキャッチボール。
違いがあってもお茶はそれなりに楽しいです。
2010/07/15(Thu) 10:32 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
・・・松は神さまがいらっしゃる木だから?・・ォ能の舞台も松の木。だし・・・。
日本人は松に対して特別な敬虔思いを持っているかも。
2010/07/15(Thu) 14:54 | URL  | でん助 #-[ 編集]
でん助さま
なぜ松か・・・その疑問からいろいろ考え振り返ると
「松樹千年翠」「鶴宿千年松」などどんどん出てくる。
能舞台もしかり。門かぶりの松。門松。根引き松。
常盤木は神様のよりしろでもあるんですね。

いろいろ広がっていく。楽しいなぁ~♪
2010/07/15(Thu) 22:19 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
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