昨日、お届け物に行ったお茶の先生のお庭で発見

   「木守り」の一つ残された柿 20061111132048.jpg
いまだにこういうことをする方がいるんだなぁ~とうれしくなりました。
冬を迎える鳥たちへの、やさしい気持ちのおすそ分けです。

さて、茶巾の続編です。

「茶巾」に関する話(教え)は、数々残っています。

むかしむかし、堺に大儲けした商人がおりました。
近頃は茶の湯をやるのがセレブの証、自分もセレブの仲間になったことだし、
茶の湯でも習って、世の知識人や財閥・閣僚をお招きしよう。
(茶の湯の席は、今でいう上流階級のサロン・高級料亭の談合場でした)

お手前もそこそこ出来るようになり、茶室も立派なものを造り、
名品茶道具も金にあかせて集めました。
そろそろ茶会を開こうか・・でも肝心の道具に自信がない・・
道具の目利き・千利休さんに見立ててもらおう

千利休に多額の小判を渡し、
「これで皆をうならせる茶道具をお願いいたします」

しばらくして利休は、最高品質の“麻布”を何十反も買ってきました。
セレブな商人が文句を言うと
「これで死ぬまであなたは、上質の茶巾に困らない。
 安心して茶の湯に精進できます。立派な茶会が開けます。

初めてこの話を読んだとき「利休ってイヤミなオヤジだなぁ~」と思いました。

しばらくしてもう一つの話を読みました。

ある国の下級武士に、自分の茶を追求しているものがいると聞き及んだ殿様が、
せひその手前を見てみたいと庵を訪ねました。 聞きしに勝るボロな庵。

突然の訪問にビックリした武士でしたが、「ただ今準備いたします」
しばし外で待っていると
「準備が出来ました」
使い古された釜に湯が滾り、
茶渋で汚れ使い古されたお茶碗に、真新しい真っ白な茶巾。

準備とは、なけなしのお金で新しい茶巾を買ってこさせる、ということでした。
緊張のあまりボロボロなお手前でしたが、お殿様はいたく感服なさったそうです。


対極にある話です。 でも同じ話です。

高価な茶碗に汚い茶巾だったらどう思いますか?
汚い茶碗に汚い茶巾だったら、どうでしょう?

姫沙羅の照葉と西王母椿 20061111153605.jpg
           葉に実が一つ付いていて晩秋の景色。

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【2006/11/11 13:41】 | 茶巾のこと
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わぁ、一番乗り~
すずめ
こんばんは、、、日付が変わってしまいました。こんな話って、昔見ていた「一休さん」にでてきそうですね。
心ずくし、心くばり、そんなことを思い出しました。

もてなしの心でしょうか
kazumi
読んで思い出した話があります。「貧しい男に誘われて、突然その男の家庭を訪問した。家族でお客様を歓待してくれた。食事は貧しくても心遣いに豊かな気持ちになった。」私は感銘を受けました。私の母は働くので大変でしたし、見栄もあって来客の少ない家でした。私は部屋が散らかっていても美味しいお菓子がなくても「一期一会」優先、うちに誰か来たら出来るだけwelcomeです。.


うろ覚えだったので・・・
つなさらだ
おおぉ、これでした。
ありがとうございまーーす。


葉摘み
すずめさま
一番乗りー、カランッカラン!
大当たりー!ッて何にもないけど、ありがとうございますの心です。
気持ちよく相手を迎えようという心配りは、豪華絢爛な品物ではないですよね。
イソップ物語にも出てきそうな話しですね。

kazumiさま
心から迎えてくれた相手の心を受け止めることができる心。。。
つたない文章から読みとっていただけてうれしいです。
ブログ間の交流にもそんな暖かさを感じます。

つなさらださま
すっきりしました?
深い話ですよね。わたしも二つの話を読んでやっとわかりました。
下手すると利休はイヤミ親父でおわるところだった(笑)


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コメント
この記事へのコメント
わぁ、一番乗り~
こんばんは、、、日付が変わってしまいました。こんな話って、昔見ていた「一休さん」にでてきそうですね。
心ずくし、心くばり、そんなことを思い出しました。
2006/11/12(Sun) 01:37 | URL  | すずめ #KLtzAfy.[ 編集]
もてなしの心でしょうか
読んで思い出した話があります。「貧しい男に誘われて、突然その男の家庭を訪問した。家族でお客様を歓待してくれた。食事は貧しくても心遣いに豊かな気持ちになった。」私は感銘を受けました。私の母は働くので大変でしたし、見栄もあって来客の少ない家でした。私は部屋が散らかっていても美味しいお菓子がなくても「一期一会」優先、うちに誰か来たら出来るだけwelcomeです。.
2006/11/12(Sun) 02:10 | URL  | kazumi #-[ 編集]
うろ覚えだったので・・・
おおぉ、これでした。
ありがとうございまーーす。
2006/11/12(Sun) 09:57 | URL  | つなさらだ #-[ 編集]
すずめさま
一番乗りー、カランッカラン!
大当たりー!ッて何にもないけど、ありがとうございますの心です。
気持ちよく相手を迎えようという心配りは、豪華絢爛な品物ではないですよね。
イソップ物語にも出てきそうな話しですね。

kazumiさま
心から迎えてくれた相手の心を受け止めることができる心。。。
つたない文章から読みとっていただけてうれしいです。
ブログ間の交流にもそんな暖かさを感じます。

つなさらださま
すっきりしました?
深い話ですよね。わたしも二つの話を読んでやっとわかりました。
下手すると利休はイヤミ親父でおわるところだった(笑)
2006/11/12(Sun) 21:00 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
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