今日は久しぶりに湿気が強く、体がだるく感じます。
これが夏の疲れってやつでしょうか。

朝はミンミンゼミが、夜には虫の音が、そんな季節になりました。


今日はマニアック本です。
店主が個人的な興味で読んで、おもしろかった本をご紹介します。

益田鈍翁に代表される“数寄者の茶の湯”にあこがれている店主。
※ 「茶の湯がたり・人がたり」 
     範囲が狭いですが  近藤道生著 淡交社
    父上が近代数寄者の代表である益田鈍翁と親交があり
    その頃のさまざまなエピソードや、他の数寄者について語っています。
    有名な数寄者達も人である・・ 店主とはスケールがかなり違うけど

※ 「近代数寄者の名茶会30選」 
     店主の好きな「数寄世界」  熊倉功夫著 淡交社
    茶会の道具組、茶事の献立などが興味深いです。
    利休時代とも違う、現代とも違う、明治の数寄が読み取れる本です。
    当時の文体で書いてあるので、がんばらなくては読むのが大変ですが
    なれてくると茶の自由さ、おもしろさに憧れます。
    献立もシンプルであり、現代の懐石って・・と思ってしまいました。

淡交社は、茶の湯関係のよい本をかなりたくさん出していますね。


次は、歴史の本です。

中国などから渡ってきた碗や壷を、唐物として茶道具に見立てるところから
日本の茶の湯は始まりました。
焼物技術が遅れていた日本は、中国や朝鮮から陶工を連れて来るところから
日本の陶磁器の歴史は始まります。
喫茶の習慣は中国から渡ってきて、独自の進化を遂げました。

いろいろな茶の湯本に書かれているので、すでにご存知かも知れません。
しかし未熟な店主といえば、
スカスカというかブカブカというか大雑把にしか見えていなくて
霧がかかった隙間を見たいと読み出したら・・・これがなかなかおもしろい!

※ 「やきもの文化史」  岩波新書
    中国陶磁器の歴史は、世界陶磁器の歴史だと知りました。
    日本目線なので、伝来茶道具の成り立ちが勉強になります。
    他に、「茶の文化史」「うるしの話」も岩波新書から出ています。

※ 「茶の世界史」 中央新書
    嗜好品としての世界最初の飲み物は「茶」だと知りました。
    茶が伝わったのは日本だけじゃなかったのがおもしろい。
    緑茶と抹茶を世界目線で見ているので、話が広すぎる嫌いはあります。
    興味のあるところだけ読みました。

かなりマニアックなので興味のある方はどうぞ。
店主はかなり勉強になりました。 
感想は、「文化や喫茶の原点は中国にあり。中国おそるべし!」です。

積読?(笑


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【2009/08/20 18:52】 | 茶道のこと
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竹とんぼ
庭で虫が鳴きだしました・・・秋の夜長に読書ですよねぇ

図書館の茶の湯関係の本。一回借りた本でも時間を置いて
また読んでみれば、理解できるところもあり、前回読んだことすら覚えていないところもあり・・・
繰り返し読んで少しでも頭に入れようと挑戦してます。

目下のお勧めは、大阪の戸田商店の店主親子が名品を前に
対談する「眼の力」「夢の美術館」です。
写真が美しいですし、道具の見どころがよくわかって
読んでてわくわくします。


葉摘み
竹とんぼさま
その手の本は盲点でした。どこの出版社でしょうか?

道具の目利きは経験とセンスだと思います。
仕事にしていない限り名品に触れる機会は限られると思うので
茶会の楽しみも増えるでしょうね。



オラクル
拝見させていただきました!
応援クリック!!


葉摘み
オラクルさま
ありがとうございます。
励みになります。


竹とんぼ
[眼の力」「夢の美術館」は小学館から出ています。
和楽に連載されていたものがまとまったものらしいですね。
出ている道具はどれも名品で、それを見つめる戸田さんの表情も素敵です。これは葉摘みさん、絶対!読んでください。

管理人のみ閲覧できます
-



葉摘み
竹とんぼさま
早速に教えていただいて、ありがとうございます。
すぐにも目を通したいのですが・・・なかなかの籠の鳥。。

知らないことの多さを思い知らされる毎日です。
絶対読みたいと思います。 
なた何かオススメ本があったら教えてくださいませ。



葉摘み
鍵コメさま
たいへんなこっちゃ!でしたね~
どうぞお大事になさってくださいませ。
メールいたしました。


ジバゴ
近藤道生著の平心庵日記はかなり前に読みました。
印象に残っているのは、小田原の陣に従軍したときに韮山の竹で作ったと言われる竹花入れについて、「これは小田原産の竹ではない他所の竹で作ったものである。」との説を平心庵(近藤道生の父)に伝えたことですね。鈍翁は小田原一帯の竹林を探索して同品種の竹が無いことに気づいたのでした。

茶の世界ではまことしやかな伝説が後世まで伝わることがよくありますが真実は別にある例かと思いました。


葉摘み
ジバゴさま
おっしゃるとおりだと思います。
ひとつの知識に安住していると事実が見えなくなることって多いですね。
多角的にことを知り自分のお茶を作っていく事が大胆な野望です。

鈍翁に強い興味を持ったきっかけは、「掃雲台の竹をもってつくる」と
自筆の箱書きが付いた鈍翁自作の花入れを手に入れたことでした。
大胆で既成にとらわれない斬新な竹花入で、彼の人柄が見えるようです。

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この記事へのコメント
庭で虫が鳴きだしました・・・秋の夜長に読書ですよねぇ

図書館の茶の湯関係の本。一回借りた本でも時間を置いて
また読んでみれば、理解できるところもあり、前回読んだことすら覚えていないところもあり・・・
繰り返し読んで少しでも頭に入れようと挑戦してます。

目下のお勧めは、大阪の戸田商店の店主親子が名品を前に
対談する「眼の力」「夢の美術館」です。
写真が美しいですし、道具の見どころがよくわかって
読んでてわくわくします。
2009/08/21(Fri) 21:35 | URL  | 竹とんぼ #-[ 編集]
竹とんぼさま
その手の本は盲点でした。どこの出版社でしょうか?

道具の目利きは経験とセンスだと思います。
仕事にしていない限り名品に触れる機会は限られると思うので
茶会の楽しみも増えるでしょうね。
2009/08/22(Sat) 00:01 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
拝見させていただきました!
応援クリック!!
2009/08/22(Sat) 04:46 | URL  | オラクル #-[ 編集]
オラクルさま
ありがとうございます。
励みになります。
2009/08/22(Sat) 09:06 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
[眼の力」「夢の美術館」は小学館から出ています。
和楽に連載されていたものがまとまったものらしいですね。
出ている道具はどれも名品で、それを見つめる戸田さんの表情も素敵です。これは葉摘みさん、絶対!読んでください。
2009/08/23(Sun) 15:55 | URL  | 竹とんぼ #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/08/24(Mon) 15:16 |   |  #[ 編集]
竹とんぼさま
早速に教えていただいて、ありがとうございます。
すぐにも目を通したいのですが・・・なかなかの籠の鳥。。

知らないことの多さを思い知らされる毎日です。
絶対読みたいと思います。 
なた何かオススメ本があったら教えてくださいませ。
2009/08/24(Mon) 18:49 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
鍵コメさま
たいへんなこっちゃ!でしたね~
どうぞお大事になさってくださいませ。
メールいたしました。
2009/08/24(Mon) 18:50 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
近藤道生著の平心庵日記はかなり前に読みました。
印象に残っているのは、小田原の陣に従軍したときに韮山の竹で作ったと言われる竹花入れについて、「これは小田原産の竹ではない他所の竹で作ったものである。」との説を平心庵(近藤道生の父)に伝えたことですね。鈍翁は小田原一帯の竹林を探索して同品種の竹が無いことに気づいたのでした。

茶の世界ではまことしやかな伝説が後世まで伝わることがよくありますが真実は別にある例かと思いました。
2009/08/29(Sat) 10:58 | URL  | ジバゴ #UajBlmLw[ 編集]
ジバゴさま
おっしゃるとおりだと思います。
ひとつの知識に安住していると事実が見えなくなることって多いですね。
多角的にことを知り自分のお茶を作っていく事が大胆な野望です。

鈍翁に強い興味を持ったきっかけは、「掃雲台の竹をもってつくる」と
自筆の箱書きが付いた鈍翁自作の花入れを手に入れたことでした。
大胆で既成にとらわれない斬新な竹花入で、彼の人柄が見えるようです。
2009/08/29(Sat) 13:49 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
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