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「板風炉を出したから、見にいらっしゃい。」
いろいろと目にかけてくださる裏千家の先生が、お声をかけて下さいました。
それは見に行かなくちゃ!

珍しい風炉です。 これが板風炉です。 「利休好み型」
なかなかお持ちの方がいらっしゃらなくて、店主も扱ったことがありません。
侘びた良い風炉なのですが、茶席でも目にすることが少なく
先生のところ意外では、去年の鈍翁茶会で見ただけです。

板風炉はモミ灰なのだそうですが、手に入らなくて掻上灰でした。

いろいろお話を伺ったので興味をそそられ、帰ってから調べました。
利休好みは杉材で内側が丸く、丸灰に作ります。
宗旦好みは桐材で四角く、炉壇のように四っ山に掻き上げるそうです。
秋にピッタリの侘びた風情の姿です。

待合にも 女郎花の図
季節の軸がかかっていました。 お茶の気配がありますねぇ・・


本を読んだ知識より、実際に見たほうがよく覚えます。
写真で見るより、内外の姿をじっくり目にすることができます。
よく「茶の湯は見て覚えろ」と言いますが、本当に勉強になりました。
こうやって未熟な店主を心に留め、育ててくださる先生方。
しみじみと、ありがたいことだと思っております。


昨夜も今夜も月がきれい! 中秋の名月、期待できそう♪
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岡野園 FC2ショップのページ 

【2008/09/13 20:03】 | 炉・風炉・釜・灰のこと
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小紋
また 新しい言葉を おぼえました。 おみなえし やわらかい 良い音です。
 字は きついですね。家人の刈った 藤袴 少し伸びてきました。


すずめ
人は愛でられ育つもの
きっと愛されるに値する、日々の姿勢がうかがわれます。

灰の形までもが芸術品ですね。


葉摘み
小紋さま
小紋さんの気負わない好奇心と知識欲。
わたしの手本です。
まだまだ未熟者なので気負いが出てしまいます。

フジバカマ。どこにいったんだろう???


葉摘み
すずめさま
家元直門のえらい先生なのですが、「良い道具屋になりなさい」と言って、
惜しみなく教え導いてくださいます。
「裏千家のお手前も勉強なさい」と、お弟子さんの中に混ぜてもくださいます。
先生のおかげでずいぶん視野が広くなりました。
恩返しの仕様がないくらいありがたく思っています。

生きていく歩みの中で、どんな方と知り合えるか・・・
それで生き先がずいぶん違ってくると感じます。


すずめ
あぁーその言葉に重みがずっしりとあるわ!


葉摘み
すずめさま
すずめちゃんと知り合ったことだってそうだよ。
まだお顔は想像図だけど・・(笑


かれん
板風炉、いいですね。残念ながら一度も拝見したことがありません。

これから侘びたお道具が似合う季節
になり四季の季節があるこの国に生まれて良かった
ことを実感出来ます。
先生は今年一杯で引退されますので一回一回
のお稽古がとても貴重な日となります。


葉摘み
かれんさま
板風炉は大変珍しく、裏千家の方でも見たことがない方が多いようです。
ここで見て覚えてくださいね。そして出会ったら楽しんでください。

そうですか。引退なさるのですか。
お茶の世界は知れば知るほど面白いので、どうぞ何らかの形でお続けください。

お茶会報告も載せていきますね。
木曜日は裏千家東京道場の今日庵茶会に行ってきます。

管理人のみ閲覧できます
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葉摘み
鍵コメさま
ご質問の件ですが、
後ほどメールをさせていただきます。


葉摘み
鍵コメさま
何度もトライしたのですが、なぜかメールを送信できません。
申し訳ございませんが、ここに載せさせていただきますことをご了承下さい。


>板風呂は炉灰で行うのがいっぱんてきだと思います。
はい、炉の灰を使用いたします。
表面をモミを焼いて作ったモミ灰で覆います。やつれ風炉のワラ灰と同様の侘び扱いです。

>透木釜を使うのではないですか?
透木釜をのせることが多いと思います。でも必ずではありません。
「こういう取り合わせが似合う」はあっても、「こういう取り合わせにする」は無いと思います。

>写真の板炉をもう少し詳しく見せていただけませんか。
この写真以外は持ち合わせておりません。申し訳ございません。

>出来れば作者はどなたか教えてください。
先生はお稽古道具よ、とおっしゃいますが、道具持ちの先生なのでそんなことは無いとおもってます。
でもそういわれたらお聞きできませんでした。

>この風炉の扱い方をご存じの限り教えてください
扱ったことがありませんので、教本に書いてある以上のことは分かりません。
申し訳ございません。

お役にも立たない答えで、心より申し訳なくおもっております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


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コメント
この記事へのコメント
また 新しい言葉を おぼえました。 おみなえし やわらかい 良い音です。
 字は きついですね。家人の刈った 藤袴 少し伸びてきました。
2008/09/14(Sun) 12:09 | URL  | 小紋 #-[ 編集]
人は愛でられ育つもの
きっと愛されるに値する、日々の姿勢がうかがわれます。

灰の形までもが芸術品ですね。
2008/09/14(Sun) 18:25 | URL  | すずめ #KLtzAfy.[ 編集]
小紋さま
小紋さんの気負わない好奇心と知識欲。
わたしの手本です。
まだまだ未熟者なので気負いが出てしまいます。

フジバカマ。どこにいったんだろう???
2008/09/14(Sun) 22:14 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
すずめさま
家元直門のえらい先生なのですが、「良い道具屋になりなさい」と言って、
惜しみなく教え導いてくださいます。
「裏千家のお手前も勉強なさい」と、お弟子さんの中に混ぜてもくださいます。
先生のおかげでずいぶん視野が広くなりました。
恩返しの仕様がないくらいありがたく思っています。

生きていく歩みの中で、どんな方と知り合えるか・・・
それで生き先がずいぶん違ってくると感じます。
2008/09/14(Sun) 22:39 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
あぁーその言葉に重みがずっしりとあるわ!
2008/09/15(Mon) 13:42 | URL  | すずめ #KLtzAfy.[ 編集]
すずめさま
すずめちゃんと知り合ったことだってそうだよ。
まだお顔は想像図だけど・・(笑
2008/09/15(Mon) 16:51 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
板風炉、いいですね。残念ながら一度も拝見したことがありません。

これから侘びたお道具が似合う季節
になり四季の季節があるこの国に生まれて良かった
ことを実感出来ます。
先生は今年一杯で引退されますので一回一回
のお稽古がとても貴重な日となります。
2008/09/15(Mon) 18:14 | URL  | かれん #-[ 編集]
かれんさま
板風炉は大変珍しく、裏千家の方でも見たことがない方が多いようです。
ここで見て覚えてくださいね。そして出会ったら楽しんでください。

そうですか。引退なさるのですか。
お茶の世界は知れば知るほど面白いので、どうぞ何らかの形でお続けください。

お茶会報告も載せていきますね。
木曜日は裏千家東京道場の今日庵茶会に行ってきます。
2008/09/15(Mon) 23:28 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010/08/10(Tue) 18:22 |   |  #[ 編集]
鍵コメさま
ご質問の件ですが、
後ほどメールをさせていただきます。
2010/08/10(Tue) 21:05 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
鍵コメさま
何度もトライしたのですが、なぜかメールを送信できません。
申し訳ございませんが、ここに載せさせていただきますことをご了承下さい。


>板風呂は炉灰で行うのがいっぱんてきだと思います。
はい、炉の灰を使用いたします。
表面をモミを焼いて作ったモミ灰で覆います。やつれ風炉のワラ灰と同様の侘び扱いです。

>透木釜を使うのではないですか?
透木釜をのせることが多いと思います。でも必ずではありません。
「こういう取り合わせが似合う」はあっても、「こういう取り合わせにする」は無いと思います。

>写真の板炉をもう少し詳しく見せていただけませんか。
この写真以外は持ち合わせておりません。申し訳ございません。

>出来れば作者はどなたか教えてください。
先生はお稽古道具よ、とおっしゃいますが、道具持ちの先生なのでそんなことは無いとおもってます。
でもそういわれたらお聞きできませんでした。

>この風炉の扱い方をご存じの限り教えてください
扱ったことがありませんので、教本に書いてある以上のことは分かりません。
申し訳ございません。

お役にも立たない答えで、心より申し訳なくおもっております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2010/08/10(Tue) 23:28 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
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