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この季節は風炉と炉の両方に想いをはせる季節ですね
両方が感じられるこの季節にぴったりのネタ

陰陽五行の話をします。
茶道にも深く係っています。日常にもいたるところにあります。
でも、とても奥が深いので、わかりやすい所を・・・初級編です

簡単に言うと、乾いたものは『陽』 湿ったものは『陰』
五行は、『木・もく』『火・か』『土・ど』『金・ごん』『水・すい』

 木と火と金は『陽』 土と水は『陰』
 畳や地面から上にあるものは『陽』 下にあるものは『陰』
 乾いたものは『陽』 湿ったものは『陰』
 奇数は『陽』 偶数は『陰』
 丸は『陽』 四角は『陰』

この5ポイントを覚えておけば、たいがいの理由がわかります

風炉は畳の上に置くので『陽』 炉は畳の下に掘ってあるので『陰』
陽の風炉に使用するお香は、乾いた香木の『陽』 香合は木製の『陽』
陰の炉は、湿った煉香の『陰』 香合は土物の『陰』を使用します。

裏千家では、風炉から炉に切り替わるこの季節に「五行棚」を使います。
五行棚は、まさに棚の中に陰陽五行が詰まっている。
木の棚、土の風炉、金の釜、水の入った釜、火のおきた炭

こうやって考えていくと、茶の湯の中で使用するさまざまな道具の訳がわかり
さらに茶の湯が面白くなってくるでしょ

よくご存じでない方が多いです。
今度のお茶のお稽古の時、ジマンしちゃいましょう
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明日、店主はドキドキ4回目のコースです。
誠に申し訳ございませんが、明日は定休日となります。
明後日のご来店を心よりお待ち申し上げております
 

【2006/10/15 13:30】 | 茶道のこと
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すずめ
「陰」と「陽」・・・・陰陽師の陰と陽とかみたい。
物事には裏と表があるということでしょうか?
人間性としては無いほうがいいように思うのですが、物事の見方はいくつもあったほうがいいかも。
人が意地悪したことも、その物事だけを受け止めるのではなくて、どうしてそんなきつい事言った心を知る考え方になるといいのかな~エクセルより難しい(^_^;)


kazumi
今日のお話もおもしろかったぁ。
このとらえ方は中国、韓国の影響があるような気がしました。
韓国の五色とかタイチーマークなど関連が分かると楽しいですね。幸せは不幸を知って気づくように人は二つの対比で豊かに暮らせるのかもしれません。


つなさらだ
お稽古帰りの晩御飯タイムに、自慢しまーす。
すごく勉強になりました。
たしかに面白いです。


葉摘み
すずめ さま
そうそう陰陽師です。安部清明です。
この話を私にさせると、かなり語りますよ!
簡単に言うと、裏があるからこそ表が意味を成す。
私にはエクセルのほうが超難解だぁ!

kazumiさま
そのとおりです。陰陽思想はそっちから着ました。
太陽は陽、月は陰。南東は陽で、北西は陰。
物事は陰陽二つがあるからこそ、すべては落ち着いた形で成立しているの。
おもしろいよね~!

つなさらださま
陰陽五行に当てはめると、茶道の稽古でなぜこれはこう扱うか?がわかるから更にお稽古が面白くなりますよ。
日常にもいっぱいあるから、いろいろ考えてみてください。
たとえば神社仏閣は陽の気を受け止めるため、必ず南を向いているとか、ネ。

陰と陽  柄杓の置き方について
りらくままま
大変興味深く拝見いたしました。茶道初心者です。
所作について様々な疑問があります。
例えば、炉と風炉の時の柄杓の釜へのあづけかたは、炉では柄杓を伏せて置き、風炉では上向きにあづけます。
構造、形状的にそれがベストと言われればそうなのでしょうが、あまりにも上向きと伏せるでは違い、どう解釈すれば良いのか、理由付が欲しいと感じております。
こちら様のブログで陰陽五行の内容を拝見し関連があるのではとお伺いいたしました。
よろしくご教授くださいますようお願い致します。



店主の葉摘み
りらくまままさま
ご来訪をありがとうございます。
まぁ~ビックリ!10年も前の記事まで読んでくださって光栄です。

ご質問、うれしいです。
私の分かる範囲でしたらお答えできます。

さてご質問の件ですが、
>構造、形状的にそれがベストと言われればそうなのでしょうが・・・
はい。それも一端であります。
他の理由の一つは、ご推察の通りの陰陽かと思います。

上向きは陽で、伏せたら陰に代わります。
茶杓は茶碗に伏せて持ってきて、(陰は動きませんから)
場にセッティングしてからは上を向かせます。(陽に代わると動き出します)
柄杓も持ってくるときは伏せて、使う段に上を向かせることはご存知の通り。
では釜に預ける時には、何故違うのか。

風炉の季節は陽、炉の季節は陰にあたります。
柄杓は柄の角度などから、釜が畳の上となれば上を向かせた方が扱いやすいです。
そして陽の扱いにもなる。

しかし世の中にはたくさんの流儀があって、茶への考え方も多様です。
点前や作法、扱いの方法は一つとは限りません。
風炉に伏せる流儀があるかもしれない。 
茶の湯の答えは一つではない。こうすれば正解というモノもない。
そこが茶の懐の深さであり、面白味でもありますね。


管理人のみ閲覧できます
-


参考図書を
りらくままま
お暑うございます!
お忙しい中、ご教授くださり大変に感謝致しております。
さて、さらに興味が膨らみまして、
淡交社からの、茶の湯と陰陽五行
       茶の湯と易と陰陽五行
を読んでみましたが、難解というか、私が知りたい茶道の所作、しつらえ、道具組等に関わることは、とても少なく思いました。
お時間がございましたら、参考になる本等お知らせ頂ければ幸いでございます。
私が学ぶ江戸千家では、お稽古の場で陰陽、五行について教えを受けたことがございません。
他の流派ではまなぶのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
猛暑のおりご自愛くださいませ。


店主の葉摘み
りらくまままさま
重ねてもご来訪を感謝申し上げます。
蒸し暑いですね。湿気はとても疲れます。

さて、
両書とも陰陽の要点を大変わかりやすく解説している本と思います。
他の本はもっとマニアックですよ。(笑
少し気楽に目を通してみてはいかが?
自分で読み取ることが大事かと思いますから。

お稽古の中では陰陽五行について触れる先生は少ないと思います。
茶道のお稽古は、茶の湯の形を学ぶ場ではないかしら。
その中に含む意味は、自分で読み取るしかないとも思うのです。
そうやってじわじわと学んでまいりました。
教わるのを待つのではなく、焦らず自分の視点が広がる時を待つのも、茶の心と思います。

陰陽五行は面白いですよ。
あぁここにも!って、ルールがわかり、読み取れ始めると楽しくなります。
「最初は何も知らないところから。」 いつもみなさんに言っている言葉です。
そして「焦らず薄紙を重ねるように。」とも。


重ねて感謝いたします
りらくままま
ご返答をありがとうございました。
確かに読書百遍ですね。

ここは陽と陽を重ねて~
ここは陽と陰で融合させ~
場合場合で正反対になること

その裏付けを知るべくじっくり学んでみますね。
早急はよくありませんね(#^.^#)
400年の歴史を、一朝一夕に求めるのは、時をかける少女ならぬ、ワープしたいおばさんでした。
ご迷惑をおかけしたようで申し訳ございません。
今後もあなた様のブログをテキストに学ばせていただきます。
ありがとうございました。


店主の葉摘み
りらくまままさま
お返事遅くなり申し訳ございません。

深く知ろうというお心は大切になさってくださいませ。
長い時をかけ今に至ったのですから、真意を知るのも時間がかかります。
学びが尽きぬ茶の湯はなんて素敵なんだろうと惚れ直しております。

こちらこそ未熟者の浅知恵ですが、これからもお付き合いのほどよろしくお願いしますね。

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コメント
この記事へのコメント
「陰」と「陽」・・・・陰陽師の陰と陽とかみたい。
物事には裏と表があるということでしょうか?
人間性としては無いほうがいいように思うのですが、物事の見方はいくつもあったほうがいいかも。
人が意地悪したことも、その物事だけを受け止めるのではなくて、どうしてそんなきつい事言った心を知る考え方になるといいのかな~エクセルより難しい(^_^;)
2006/10/16(Mon) 00:29 | URL  | すずめ #KLtzAfy.[ 編集]
今日のお話もおもしろかったぁ。
このとらえ方は中国、韓国の影響があるような気がしました。
韓国の五色とかタイチーマークなど関連が分かると楽しいですね。幸せは不幸を知って気づくように人は二つの対比で豊かに暮らせるのかもしれません。
2006/10/16(Mon) 00:47 | URL  | kazumi #wjlg016.[ 編集]
お稽古帰りの晩御飯タイムに、自慢しまーす。
すごく勉強になりました。
たしかに面白いです。
2006/10/16(Mon) 06:19 | URL  | つなさらだ #-[ 編集]
すずめ さま
そうそう陰陽師です。安部清明です。
この話を私にさせると、かなり語りますよ!
簡単に言うと、裏があるからこそ表が意味を成す。
私にはエクセルのほうが超難解だぁ!

kazumiさま
そのとおりです。陰陽思想はそっちから着ました。
太陽は陽、月は陰。南東は陽で、北西は陰。
物事は陰陽二つがあるからこそ、すべては落ち着いた形で成立しているの。
おもしろいよね~!

つなさらださま
陰陽五行に当てはめると、茶道の稽古でなぜこれはこう扱うか?がわかるから更にお稽古が面白くなりますよ。
日常にもいっぱいあるから、いろいろ考えてみてください。
たとえば神社仏閣は陽の気を受け止めるため、必ず南を向いているとか、ネ。
2006/10/16(Mon) 22:31 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
陰と陽  柄杓の置き方について
大変興味深く拝見いたしました。茶道初心者です。
所作について様々な疑問があります。
例えば、炉と風炉の時の柄杓の釜へのあづけかたは、炉では柄杓を伏せて置き、風炉では上向きにあづけます。
構造、形状的にそれがベストと言われればそうなのでしょうが、あまりにも上向きと伏せるでは違い、どう解釈すれば良いのか、理由付が欲しいと感じております。
こちら様のブログで陰陽五行の内容を拝見し関連があるのではとお伺いいたしました。
よろしくご教授くださいますようお願い致します。
2016/07/05(Tue) 17:02 | URL  | りらくままま #3jISyIMY[ 編集]
りらくまままさま
ご来訪をありがとうございます。
まぁ~ビックリ!10年も前の記事まで読んでくださって光栄です。

ご質問、うれしいです。
私の分かる範囲でしたらお答えできます。

さてご質問の件ですが、
>構造、形状的にそれがベストと言われればそうなのでしょうが・・・
はい。それも一端であります。
他の理由の一つは、ご推察の通りの陰陽かと思います。

上向きは陽で、伏せたら陰に代わります。
茶杓は茶碗に伏せて持ってきて、(陰は動きませんから)
場にセッティングしてからは上を向かせます。(陽に代わると動き出します)
柄杓も持ってくるときは伏せて、使う段に上を向かせることはご存知の通り。
では釜に預ける時には、何故違うのか。

風炉の季節は陽、炉の季節は陰にあたります。
柄杓は柄の角度などから、釜が畳の上となれば上を向かせた方が扱いやすいです。
そして陽の扱いにもなる。

しかし世の中にはたくさんの流儀があって、茶への考え方も多様です。
点前や作法、扱いの方法は一つとは限りません。
風炉に伏せる流儀があるかもしれない。 
茶の湯の答えは一つではない。こうすれば正解というモノもない。
そこが茶の懐の深さであり、面白味でもありますね。
2016/07/05(Tue) 19:08 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016/07/05(Tue) 21:58 |   |  #[ 編集]
参考図書を
お暑うございます!
お忙しい中、ご教授くださり大変に感謝致しております。
さて、さらに興味が膨らみまして、
淡交社からの、茶の湯と陰陽五行
       茶の湯と易と陰陽五行
を読んでみましたが、難解というか、私が知りたい茶道の所作、しつらえ、道具組等に関わることは、とても少なく思いました。
お時間がございましたら、参考になる本等お知らせ頂ければ幸いでございます。
私が学ぶ江戸千家では、お稽古の場で陰陽、五行について教えを受けたことがございません。
他の流派ではまなぶのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
猛暑のおりご自愛くださいませ。
2016/07/15(Fri) 20:49 | URL  | りらくままま #3jISyIMY[ 編集]
りらくまままさま
重ねてもご来訪を感謝申し上げます。
蒸し暑いですね。湿気はとても疲れます。

さて、
両書とも陰陽の要点を大変わかりやすく解説している本と思います。
他の本はもっとマニアックですよ。(笑
少し気楽に目を通してみてはいかが?
自分で読み取ることが大事かと思いますから。

お稽古の中では陰陽五行について触れる先生は少ないと思います。
茶道のお稽古は、茶の湯の形を学ぶ場ではないかしら。
その中に含む意味は、自分で読み取るしかないとも思うのです。
そうやってじわじわと学んでまいりました。
教わるのを待つのではなく、焦らず自分の視点が広がる時を待つのも、茶の心と思います。

陰陽五行は面白いですよ。
あぁここにも!って、ルールがわかり、読み取れ始めると楽しくなります。
「最初は何も知らないところから。」 いつもみなさんに言っている言葉です。
そして「焦らず薄紙を重ねるように。」とも。
2016/07/15(Fri) 22:30 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
重ねて感謝いたします
ご返答をありがとうございました。
確かに読書百遍ですね。

ここは陽と陽を重ねて~
ここは陽と陰で融合させ~
場合場合で正反対になること

その裏付けを知るべくじっくり学んでみますね。
早急はよくありませんね(#^.^#)
400年の歴史を、一朝一夕に求めるのは、時をかける少女ならぬ、ワープしたいおばさんでした。
ご迷惑をおかけしたようで申し訳ございません。
今後もあなた様のブログをテキストに学ばせていただきます。
ありがとうございました。
2016/07/16(Sat) 21:31 | URL  | りらくままま #3jISyIMY[ 編集]
りらくまままさま
お返事遅くなり申し訳ございません。

深く知ろうというお心は大切になさってくださいませ。
長い時をかけ今に至ったのですから、真意を知るのも時間がかかります。
学びが尽きぬ茶の湯はなんて素敵なんだろうと惚れ直しております。

こちらこそ未熟者の浅知恵ですが、これからもお付き合いのほどよろしくお願いしますね。
2016/07/17(Sun) 22:22 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
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