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昨日は桶川の釜師・長野先生宅で「茶の湯勉強会」でした。
長野先生が今度発表なさる論文を、一足早く解説して下さいました。
とてもおもしろかったので、抜粋をお伝えします。


「四畳半という茶室」

四畳半は、茶室の基準といわれています。
それより大きければ「広間」  小さければ「小間」
では「四畳半」はどっち?

四畳半は、四畳半として存在しているのだそうです。
しかし、その存在のあいまいさは、内容が疑問視されながらも
今なお茶道家の間で詠み継がれている「南方録」が根拠となっているからとか。

四畳半とは正方形、「方丈」です。
達磨大師が方丈の庵で開眼したとされ、宗教心から重要視し、
寺には必ず「方丈の間」があります。 (この場合は大きさではなく正方形の間)

カッパドキアにも見られるように、面壁して悟りを開くという方法は
キリスト教を始め他の宗教にも、精神統一として方法として見受けられます。

自己を見つめ、自者と他者を見極める。
方丈の間は、宗教そのものといえるでしょう。
茶の湯の精神世界も、宗教(仏教)と密接に繋がっています。


茶の湯の場では
珠光の時代は六畳と四畳半が、侘び茶の出発点といわれています。
三世代目の紹鴎の時には四畳半を中心としてさまざまな改革を行い、
四世代の利休になって、四畳半ではなお広いと三畳台目席が作られます。
以降急激に狭くなっていくのです。

広間は書院席として、唐物道具が中心。
小間は侘び席であり唐物が合わず、「草」である見立て道具が使われ始めます。
利休のころになると、間に合わせの見立てではなく
自ら道具を考案し、自ら作られるようになり「侘び」が色濃くなっていきます。

その間120年から130年。
侘び茶の中心であった四畳半が、
広間・小間・四畳半という独立したカテゴリーになっていくのだそうです。


そのほかにも、「閑居」という言葉の意味についてとか、
方丈の囲炉裏が炉の原点であるとか、風炉の原点が今だはっきりしないとか
興味深い話がたくさんあり、二時間があっという間でした。
また機会があったら、そのことについてもお話します。


今日は雛祭り 直径2cmくらいです
うちのお雛様は手の平サイズ。

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【2008/03/03 18:31】 | 茶道のこと
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すずめ
読ませていただきました。なるほど日々勉強・・・・


葉摘み
すずめさま
ある程度お茶をやってないと、なんのこっちゃ?なのに読んでくれてありがとう。

一緒に行った75才の先生が「疑問が解けてよかったわ。まだまだ知らない事ばかり・・」とおっしゃいます。
家元付きの先生なんですよ!
その姿勢に頭が下がります。いつまでも心は柔軟でいたいです。
見習わなくっちゃ!



ちょきたら
むむむむむ・・・
まだまだ知らないことばかりです。
わたしには難しすぎますが、
いつかは「ふむふむ」となりたいです・・・


葉摘み
ちょきたらさま
今はわからなくても、パズルのピースがはまるようにいつか繋がって、ボンヤリと景色が見えてく来ますよ。

わたしもはまらないピースをまだまだたくさん持ってます。
今回いくつか繋がってうれしくなって帰ってきました。
でもまだまだ穴ぼこだらけ。
ワクワクします。たんのすぃ~♪


パールママン
おひしです。
南方録!と言えば・・・・・
昨年ちょびっと通った南方流の「圓覚寺」
四畳半でした。隣の部屋にはそれはもぉ~って
くらいの大きくて重そうなどっしりとした金庫。

諸先輩方がその金庫の南方録を見たけど字が難しくて
ようわからん?と言ってありました。
和尚様もめったには開けないとか・・・。
高齢ゆえに開け方をお弟子さんに教えてるのかな?
等といら~ん心配をしていました^^;

それから、JAFの野点の記事♪
偶然ですねぇ私も読みましたよぉ~
おっ!野点かぁ~気軽に良いじゃんっ!って。
春の行楽に近くの公園でもちょっと違う気分で
楽しめますよねぇ~♪

茶の道って、奥深いですねぇ。
道のつくものは何でもそうみたい・・・
深くて極めるのに限が無くて哲学や宗教みたいで
だから面白いんですね~♪



葉摘み
パールママンさま
こちらこそ、ご無沙汰です。

すごいねぇ~!ビックリ!!
南方流を知ってるなんて。
わたしは名前だけでお手前を見たことがないの。
興味あるぅ~!

お茶ってわからなくても楽しめるし、知れば知るほど面白いし、その人に合った楽しみ方が出来るからいいのよね。

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コメント
この記事へのコメント
読ませていただきました。なるほど日々勉強・・・・
2008/03/03(Mon) 21:29 | URL  | すずめ #-[ 編集]
すずめさま
ある程度お茶をやってないと、なんのこっちゃ?なのに読んでくれてありがとう。

一緒に行った75才の先生が「疑問が解けてよかったわ。まだまだ知らない事ばかり・・」とおっしゃいます。
家元付きの先生なんですよ!
その姿勢に頭が下がります。いつまでも心は柔軟でいたいです。
見習わなくっちゃ!
2008/03/03(Mon) 23:49 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
むむむむむ・・・
まだまだ知らないことばかりです。
わたしには難しすぎますが、
いつかは「ふむふむ」となりたいです・・・
2008/03/04(Tue) 00:35 | URL  | ちょきたら #-[ 編集]
ちょきたらさま
今はわからなくても、パズルのピースがはまるようにいつか繋がって、ボンヤリと景色が見えてく来ますよ。

わたしもはまらないピースをまだまだたくさん持ってます。
今回いくつか繋がってうれしくなって帰ってきました。
でもまだまだ穴ぼこだらけ。
ワクワクします。たんのすぃ~♪
2008/03/04(Tue) 01:06 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
おひしです。
南方録!と言えば・・・・・
昨年ちょびっと通った南方流の「圓覚寺」
四畳半でした。隣の部屋にはそれはもぉ~って
くらいの大きくて重そうなどっしりとした金庫。

諸先輩方がその金庫の南方録を見たけど字が難しくて
ようわからん?と言ってありました。
和尚様もめったには開けないとか・・・。
高齢ゆえに開け方をお弟子さんに教えてるのかな?
等といら~ん心配をしていました^^;

それから、JAFの野点の記事♪
偶然ですねぇ私も読みましたよぉ~
おっ!野点かぁ~気軽に良いじゃんっ!って。
春の行楽に近くの公園でもちょっと違う気分で
楽しめますよねぇ~♪

茶の道って、奥深いですねぇ。
道のつくものは何でもそうみたい・・・
深くて極めるのに限が無くて哲学や宗教みたいで
だから面白いんですね~♪
2008/03/04(Tue) 14:38 | URL  | パールママン #-[ 編集]
パールママンさま
こちらこそ、ご無沙汰です。

すごいねぇ~!ビックリ!!
南方流を知ってるなんて。
わたしは名前だけでお手前を見たことがないの。
興味あるぅ~!

お茶ってわからなくても楽しめるし、知れば知るほど面白いし、その人に合った楽しみ方が出来るからいいのよね。
2008/03/05(Wed) 00:01 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
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