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今日は肌寒く、もう秋?と思ってしまったわ。。。

なかなか集中して書けなくて・・遅くなりましたが
濃茶入と肩衝茶入

薄茶器の話です。薄茶器・棗

濃茶入は「仕服>しふく」という名物裂などで出来た袋に入れ
桐箱に入っているのが、今は一般的ですが、
古いものは仕服と桐箱の間に、もう一つ入れ物がありました。
それが「挽家>ひきや」と呼ばれる木地を挽いて作った入れ物です。

「挽家」をはじめて美術館の茶会で見たとき、大きな棗?と思いました。
螺鈿が入っていてとても美しいものだったので、入れ物とは思わなかったのです。
その後、気にしてみていると名物の茶入には、必ず挽家が付いています。
木地の拭き漆ものが多かったのですが。

昔は濃茶の詰め茶を、一旦この挽家に入れていたこともあったそうです。
そんなところから、挽家は薄茶器の原型とも言われています。
実際、棗形などをしていてそのような気がしますが、わかりません。
黒の棗は仕服を着せて、濃茶に使うのです。

黒の棗は、紹鴎のころに原型が出来たといわれています。
「貴人の濃茶」に対する「侘びの濃茶」には似合います。

薄茶器の原型は、挽家説と別物説があるのですが
長い年月をかけ茶人が今のような茶道具を作り上げていく過程で創意工夫され、
その集大成が今の薄茶器の形状になったのではないのかなぁと。

薄茶器には、棗型(棗の実に似ているから)のほかにも
中次や金林寺・吹雪などいろいろな形があります。
茶入と棗と他の茶器では、拭き方など手前作法の違いがありますが

真>濃茶入(やきもの)
行>棗(塗物)
草>中次その他(塗物ややきもの)

そういう関係を知っておくと理解しやすいと思います。

摘んできた茶花 庭の花
花ミョウガが咲いてきましたので・・・でも暗いわね。(ごめん)

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【2007/07/18 20:34】 | 棗と茶入のこと
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ちょきたら
茶入はいや濃茶用の抹茶は、やはり大切に
されてるんですねえ。仕覆に入れるだけではなく、
「挽家」というものに入れたのですか(@_@)
ネットで探しましたが、なかなか写真はみつかりませんね。
今や美術館でしか見られないものなのでしょうか。
 
 


つなさらだ
最近、お仕服のきれ地を扱った本を借りたのですが、本当に色々種類がありますよね。
お茶会で実際に手に取って眺めることが(せめて拝見といえって?)できるので、結構好きです。


葉摘み
ちょきたらさま
話だけではわからないので貼り付けようと探したのですが写真付はないですよね。
以前店にもあったのですが売れてしまって・・写真ないとどんな形か実感できないよねぇ。ごめん。

はじめて見たのがmoa美茶会。根津美・畠山美でも見たことがあります。
その辺を攻めてみたくださいませ。

つなさらださま
裂地にも興味が・・・すごいね。
なかなかその辺も時代背景や家元好みがあったりして、知っていくと面白い分野ですね。

茶道って興味が尽きません。


boumama
今日の記事を読んでいて、私がお茶を習い始めるということで(ずいぶん昔のことですが・・)知人の漆作家の方からいただいた「棗」があるので絵にしようと思い立ちました。

仕上げたらアップしますので・・・^^;

裂地にも色々あり、興味が尽きませんね。


葉摘み
boumamaさま
楽しみにしています。ゼッタイ教えてくださいね!

大昔、油絵をやっていたことがありまして、美大へ行く夢を持っていたことがあります。(才能はゼロ。T0T)
今でも(見るのに限り)絵は好きです。
楽しみです♪


まな。
薄茶器にも真、行、草があるんですね。
すごく勉強になりました。
今まで「これが中次で、これが吹雪で…」と覚えようと
必死なだけでしたが、こういう関係性があるのを知ると
ちょっとしたところに気をつけたり(気をつけるという
気持ちを持ちながら)、興味を持って調べたりと
広げていけそうで、なんだか嬉しくなりました。

挽家もいつか見てみたいです。美術館めぐりの時に
探してみます!



葉摘み
まな。さま
単に覚えるだけでなく、こういう背景も知ると興味が深くなるでしょう?
茶道って歴史が深いだけあって、表面だけで終わらせちゃ勿体無いって思いませんか?
そう思ってくれたら続ける甲斐があるってもんだ!

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コメント
この記事へのコメント
茶入はいや濃茶用の抹茶は、やはり大切に
されてるんですねえ。仕覆に入れるだけではなく、
「挽家」というものに入れたのですか(@_@)
ネットで探しましたが、なかなか写真はみつかりませんね。
今や美術館でしか見られないものなのでしょうか。
 
 
2007/07/18(Wed) 22:29 | URL  | ちょきたら #-[ 編集]
最近、お仕服のきれ地を扱った本を借りたのですが、本当に色々種類がありますよね。
お茶会で実際に手に取って眺めることが(せめて拝見といえって?)できるので、結構好きです。
2007/07/18(Wed) 22:44 | URL  | つなさらだ #-[ 編集]
ちょきたらさま
話だけではわからないので貼り付けようと探したのですが写真付はないですよね。
以前店にもあったのですが売れてしまって・・写真ないとどんな形か実感できないよねぇ。ごめん。

はじめて見たのがmoa美茶会。根津美・畠山美でも見たことがあります。
その辺を攻めてみたくださいませ。

つなさらださま
裂地にも興味が・・・すごいね。
なかなかその辺も時代背景や家元好みがあったりして、知っていくと面白い分野ですね。

茶道って興味が尽きません。
2007/07/19(Thu) 00:05 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
今日の記事を読んでいて、私がお茶を習い始めるということで(ずいぶん昔のことですが・・)知人の漆作家の方からいただいた「棗」があるので絵にしようと思い立ちました。

仕上げたらアップしますので・・・^^;

裂地にも色々あり、興味が尽きませんね。
2007/07/19(Thu) 13:30 | URL  | boumama #-[ 編集]
boumamaさま
楽しみにしています。ゼッタイ教えてくださいね!

大昔、油絵をやっていたことがありまして、美大へ行く夢を持っていたことがあります。(才能はゼロ。T0T)
今でも(見るのに限り)絵は好きです。
楽しみです♪
2007/07/19(Thu) 23:11 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
薄茶器にも真、行、草があるんですね。
すごく勉強になりました。
今まで「これが中次で、これが吹雪で…」と覚えようと
必死なだけでしたが、こういう関係性があるのを知ると
ちょっとしたところに気をつけたり(気をつけるという
気持ちを持ちながら)、興味を持って調べたりと
広げていけそうで、なんだか嬉しくなりました。

挽家もいつか見てみたいです。美術館めぐりの時に
探してみます!
2007/07/20(Fri) 23:04 | URL  | まな。 #FVwvSS3E[ 編集]
まな。さま
単に覚えるだけでなく、こういう背景も知ると興味が深くなるでしょう?
茶道って歴史が深いだけあって、表面だけで終わらせちゃ勿体無いって思いませんか?
そう思ってくれたら続ける甲斐があるってもんだ!
2007/07/21(Sat) 12:51 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
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