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月日は飛ぶように過ぎていく。 
早い。 ちょっと早すぎない?
もうすぐ傍に12月。 ネコこもり
なんともはや・・・ いかに過ごせん。


茶事にお呼ばれした時、
席入りし最初に目にする亭主の力量は「濡れ釜」です。

茶事勉強会の中で濡れ釜の話をしても、見たことがないという。
濡れた釜ってどんな釜?、濡れた釜のなにがいいの?
そう思うのは当然でしょうね。
茶会やお稽古で目にする釜は乾いているもの。

濡れ釜であるのは水が入っているから。
釜を洗い、底の水滴を押さえただけの釜をかけたから。
炉に乗せたとたん、下火の火力で乾き始める。
濡れているということは、
席入り直前に釜を洗い、新しい水を張って乗せたという印。

鋳型で作った鉄の釜は、肌が荒れている。
ステンレス製とは違って、鉄釜は肌中にも水を含む。
荒れ肌に水分をおびた釜は黒々と滑って美しい。
乾いている時と全く表情が違う。
徐々に肌の色が変わっていく。
その変化を楽しむ。 
時の移ろいを楽しむ。

徐々に湯が沸いてきて、釜が鳴り出す。
懐石の終わりと時を同じく、湯相が整う。
席に居る者たちは、御茶へと気持ちが高まっていく。

時計のない席中で、時を知らせる釜の変化。

茶事のスタートを記す濡れ釜を目にすると、
これから始まる茶事への期待にワクワクしませんか?


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【2017/11/29 22:24】 | お茶事のこと
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