炉から風炉に替わる今時期。
色々な道具も切り替わります。

戸惑うことの多い筆頭に、湯柄杓があります。
初期ブログのネタにもしましたが、改めて復習いたしましょう。

湯柄杓は、見た目にハッキリした違いはありません。
先生が出してくださったものを、疑問もなく使うのではなく
よく観察して、しっかり覚えましょうね。

まずは各部分の名称から。
柄杓
 合↑  ↑月形       ↑柄     ↑切止

合 (ごう)     >水や湯を汲む部分 (口が根方に切り、表皮を剥く)
月形 (つきがた) >合に柄を差し込んでいる扇形の部分
柄 (え)      >中央よりやや下に節があり、手で持つ部分 
切止 (きりとめ) >柄の端の部分 

風炉と炉の違いは、合の大きさだと思っている方が多いです。
確かに炉柄杓のほうが大きいことが多いですが、一概には言えません。
見分けは切止にあります。 


柄の端・切止部分が風炉と炉では大きく違います。
        上・炉 下・風炉
       風炉用は身切り 炉用は皮切り
 
柄杓を釜に引いたとき、切り口が見えないよう工夫されています。
最初写真、全体が写っている柄杓を見るとわかりやすいかも。
これは風炉用です。
身のほうに刀を当てて、斜めに切っています。
これを身切りといいます。 炉は逆、皮切りです。

この見分けを両方覚えようとすると、あれれ~?と迷いますから
片方をしっかり覚えましょう。


もう一つの覚え方は、釜に柄杓を引いたとき。
炉は合を伏せて、風炉は上を向けますよね。
その状態のとき、切止の断面が見えないようになっています。
点前から覚えていくと、間違えず見分けられるようになると思います。

ゆめゆめ、合の大きさで見分けませんように。


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【2013/05/15 21:13】 | 柄杓のこと
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