ご無沙汰です。
モタモタしているうちに一気に気温が上がりだし
桜の開花が聞かれ始め・・・ 早すぎ!
急がされる花たちも迷惑なことでしょうね。


煮詰めていたことの一つを、具体的にする時期となりました。
最初の正午の茶事が昨日終り、楽しい疲れに浸ってます。

茶事は道具が多く、取り合わせに頭をひねるのも楽しみのひとつ。
何しろ使うものが多い。
道具を扱っているので、売るものは売るほどあるけれど
自分のものには限度がある。
限度があるからこそ、そこに楽しみもあります。


でも一番の楽しさは、客と亭主の呼吸が合ったとき。
亭主は客をもてなすため、茶事の間中、最大限の努力をする。
客は店主の努力を見極め、その気持ちをくみ取る。


今回、最初に正客の方が濡れ釜を褒めてくれました。
初座での拝見の時、濡れ釜は最大の見所。
誰も気に留めなくても亭主は努力する。
でもやはり、わかる方がいたほうがうれしい。

釜は水を入れ、全体を濡らしてから炉に掛けるのだけれど
なにしろ火が入った所にのせるのだからすぐ乾く。
席入り直前にのせないと意味がない。
濡れた状態の釜を目にとめてくれた時、ほんとうにうれしいもんです。


懐石の時には、茶歴の深い方が
「蓋を開けてご飯を見たとき、今回の茶事は期待できると感じました。」
と言ってくださったことも、小躍りするほどの喜びでした。

最初の炊き上がったばかりのベチャベチャのご飯を出すために
時間を逆算して火を入れるので、タイミングに一番苦慮します。
炊き上がったばかりのご飯は、懐石の最大のご馳走なんです。


道具はお金さえ出せば買えるし、料理もご飯以外は直前まで準備できる。
始まってからの阿吽の呼吸、心の交流こそが一番難しい。
そしてそれが少しでもなしえたときが、茶事の醍醐味なんです。


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【2013/03/15 23:01】 | お茶事のこと
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