茶事の料理は自分で作る派なんですが、そういうと驚かれることがあります。
裏に料理屋さんが入る茶事が多いからなんでしょうね。

先生が台所にいてはマナーを教えることができない。
席中にいては懐石を出せない。
お稽古茶事の悩みですね。

道具組をして、席を設えて、
お点前をすることとお客様に気を配ることで手いっぱい。
そんな事情もあるかもしれない。

お呼ばれに行くと、次々と手の込んだ懐石がこれでもかと出るので
「私には無理・・」と、早々にあきらめてしまうのかも。


店主が茶事にお呼ばれするばかりだったころ、
常に疑問に思うことがありました。
「豪華で手の込んだ料理を、食べきれないほど出す必要があるのだろうか・・」

最初のころは、食べたことのないような美味しい料理の数々に
それだけで感激し、満足して帰ったものです。
あとになって考えると、道具組や趣向などよく覚えていないことに気が付く。
マナーと食べることに一生懸命で  (食い意地が張ってるということもありますが)
後座のお茶になると、腹がくちくて朦朧としている自分に思い至ります。

本にも書いてある。
「茶事においての懐石は、お茶がおいしくいただけるようにとお出しする」
「一汁三菜が基本である」

のけぞり返るほどの量は必要ではない。
旬をいただくことが大切で、山海の珍味である必要はない。
最初に頂く一口の炊き立てのご飯こそが懐石の意味。

これを実践するには自分で作るしかない。

懐石料理を習ったわけではありません。 (無謀のようで驚かれる
今までいろいろ贅沢した自分の口が頼りです。
家庭料理でいいじゃありませんか。
無理する必要など何処にもない。 流儀も求めてない。

昆布と削り節に気を配り、香りよい出汁を取る。
調味料は醤油と味醂、酒に塩、砂糖くらい。
だから同じ味付けにならないよう
食材の持っている滋味を生かした薄味にする。
ありきたりな材料であっても、味が濃くて力強い旬のものを選ぶ。
ご飯の炊き方を工夫する。
忙しくて時間がないなら料理法を工夫する。


案ずるより生むが易しっていうじゃない。
歳をとっていいことは、白侘助と日向水木の芽吹き
気負いがなくなることでしょうかねぇ。

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【2013/01/25 17:42】 | お茶事のこと
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monaco
まったく同感!!!です。
うちの先生もそうお考えで、
社中でのお稽古茶事は
お勝手の役割があり、順番に勉強します。
贅沢を競う必要はない、
自分にできることを精一杯尽くすことだと思います。

少々お疲れですかね
ROKU
今年はどうしてこんなに寒いのでしょうか。
南国育ちには堪えます。絶対北国では住めません。

梅も例年なら開花していますが、ちょこっとつぼみ。
雪に耐えて咲く梅花も麗しいのですがね。

喉やられました。ぐりぐりが・・抗生物質投与中です。
外出もせず、疲れもないのに何故?です。

懐石はご飯とお汁のタイミングと出来栄え次第。
ここですよね、ポイントは。



店主の葉摘み
monacoさま
良い先生にお付きですね。
稽古茶事というと席中の作法がメインになってしまいます。
まずそこから茶事に親しむことが始まるんですが、
準備等が大変なのと、稽古が中心が点前なので、回数を重ねることが難しいようです。
その結果なかなか裏方を育てるまでは至らないところが多いようですね。

茶の湯って非日常の世界にあるのではなく、日常の延長にあっていいと思うのです。
日常って無理しては続けられませんよね。
おもてなしが好きってことも大事なこととも思います。





店主の葉摘み
ROKUさま
そうですね。お疲れなのかもしれません。自覚があまりないのですが・・

今年は梅の開花が遅いようですね。
寒いのでしょうね。
ROKUさんもお喉をやられましたか。
感想が強いですから。インフルエンザが怖いです。

タイミングが一番難しい気がします。
席中の様子を気にしながら、一番いい状態でお出しする。
何事もお客様次第ですが、さりげない亭主のリードも重要ですね。

管理人のみ閲覧できます
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店主の葉摘み
鍵コメさま
そうですね。
本に書いていないことを学び取ってきてくださいね。
焦らず少しずつ。
少しずつでも重ねていくと、いつの間にか大きなものになってますから。
少しずつを大事にしたいです。

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コメント
この記事へのコメント
まったく同感!!!です。
うちの先生もそうお考えで、
社中でのお稽古茶事は
お勝手の役割があり、順番に勉強します。
贅沢を競う必要はない、
自分にできることを精一杯尽くすことだと思います。
2013/01/25(Fri) 18:28 | URL  | monaco #/GeF2Nlk[ 編集]
少々お疲れですかね
今年はどうしてこんなに寒いのでしょうか。
南国育ちには堪えます。絶対北国では住めません。

梅も例年なら開花していますが、ちょこっとつぼみ。
雪に耐えて咲く梅花も麗しいのですがね。

喉やられました。ぐりぐりが・・抗生物質投与中です。
外出もせず、疲れもないのに何故?です。

懐石はご飯とお汁のタイミングと出来栄え次第。
ここですよね、ポイントは。
2013/01/25(Fri) 19:37 | URL  | ROKU #-[ 編集]
monacoさま
良い先生にお付きですね。
稽古茶事というと席中の作法がメインになってしまいます。
まずそこから茶事に親しむことが始まるんですが、
準備等が大変なのと、稽古が中心が点前なので、回数を重ねることが難しいようです。
その結果なかなか裏方を育てるまでは至らないところが多いようですね。

茶の湯って非日常の世界にあるのではなく、日常の延長にあっていいと思うのです。
日常って無理しては続けられませんよね。
おもてなしが好きってことも大事なこととも思います。


2013/01/25(Fri) 22:36 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
ROKUさま
そうですね。お疲れなのかもしれません。自覚があまりないのですが・・

今年は梅の開花が遅いようですね。
寒いのでしょうね。
ROKUさんもお喉をやられましたか。
感想が強いですから。インフルエンザが怖いです。

タイミングが一番難しい気がします。
席中の様子を気にしながら、一番いい状態でお出しする。
何事もお客様次第ですが、さりげない亭主のリードも重要ですね。
2013/01/25(Fri) 22:42 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013/01/27(Sun) 18:10 |   |  #[ 編集]
鍵コメさま
そうですね。
本に書いていないことを学び取ってきてくださいね。
焦らず少しずつ。
少しずつでも重ねていくと、いつの間にか大きなものになってますから。
少しずつを大事にしたいです。
2013/01/27(Sun) 22:25 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
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