“冬近し”を知らされる寒さですね。 (ブルブル


茶人の正月といわれる口切、そして開炉。
その時に亥の子餅や粟善哉を食べるのは「玄猪の祝」からきています。

玄猪の祝とは・・

平安時代、宮中で行われた禁中年中行事の一つでした。
旧10月上亥の日に行われ、無病息災、子孫繁栄を祈る行事です。
もともとは中国から伝わった病祓のものです。

室町幕府のころ、年中行事として玄猪餅の進上が行われました。
これには包み方の仕様があって、
炉開き時期に使われる「玄猪包香合」にその形が写されています。

江戸幕府には「玄猪の祝」として10月朔日にありました。
また、禁裏の行事が武家に、そして一般庶民にも広がっていきます。

粟などの雑穀を混ぜた餅を食べ、子孫繁栄、無病息災健康を願い
この日より火鉢や囲炉裏を開ける習慣が広がっていきます。
このころ開炉は10月の亥の日、または10月朔日となったのでしょう。
   (今年の旧暦10月朔日は11/14。上亥は11/22)

陰陽五行では亥は水性に当たり、
また火除けの神の使いともされています。
風炉の灰型に水の卦を書く流派がありますね。
これも火を治めるために行います。
炉も水性の亥の日に開けて、これから火と仲良く
そして火が暴れないようにとの願いが込められています。

こうして「亥の子餅」と「炉開き」が結びついていったのだと思います。


さてさて寒くもなったことだし、ツワブキ
そろそろ炉に灰を入れましょうかね。

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【2012/11/05 20:46】 | 炉・風炉・釜・灰のこと
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ちょきたら
炉開きでおぜんざいをいただいてきました。
おぜんざいと玄の子餅をなぜ炉開きで・・?
の謎を教えていただいてありがとうございます。

玄猪包香合のことも初めて知りました。
開炉は奥が深いですね^^

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店主の葉摘み
ちょきたらさま
簡単すぎる解説でしたが、すこしでもわかると面白さが増しますよね。
そう感じて頂ければうれしいです。

茶の湯の場にある何事にも理由があります。
それを知らなければ形骸的になってしまいます。
なにしろ長い月日をかけて、ここまで歩んできた茶の湯ですから
奥の深さはハンパないですね~(笑


店主の葉摘み
鍵コメさま
1000年以上の月日を経て、様式を変化させていったものを
一気に書きましたので、解説不足、申し訳ないです。

両方だと思います。
禁裏内から徐々に広がっていく過程です。
貴族、家臣などに下賜したのではないでしょうか。

私も水の卦を書くのは裏千家しか知りませんが
全ての流儀を知っているわけではありませんので・・
書き方が悪かったとブログを修正しました。
お問合せをありがとうございます。


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コメント
この記事へのコメント
炉開きでおぜんざいをいただいてきました。
おぜんざいと玄の子餅をなぜ炉開きで・・?
の謎を教えていただいてありがとうございます。

玄猪包香合のことも初めて知りました。
開炉は奥が深いですね^^
2012/11/06(Tue) 23:51 | URL  | ちょきたら #-[ 編集]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012/11/07(Wed) 10:31 |   |  #[ 編集]
ちょきたらさま
簡単すぎる解説でしたが、すこしでもわかると面白さが増しますよね。
そう感じて頂ければうれしいです。

茶の湯の場にある何事にも理由があります。
それを知らなければ形骸的になってしまいます。
なにしろ長い月日をかけて、ここまで歩んできた茶の湯ですから
奥の深さはハンパないですね~(笑
2012/11/07(Wed) 11:40 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
鍵コメさま
1000年以上の月日を経て、様式を変化させていったものを
一気に書きましたので、解説不足、申し訳ないです。

両方だと思います。
禁裏内から徐々に広がっていく過程です。
貴族、家臣などに下賜したのではないでしょうか。

私も水の卦を書くのは裏千家しか知りませんが
全ての流儀を知っているわけではありませんので・・
書き方が悪かったとブログを修正しました。
お問合せをありがとうございます。
2012/11/07(Wed) 12:36 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
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