お正月なので、茶席にもおめでたいお道具組みを考えました。

茶席に小さな「世界」を作り上げるにが、亭主の醍醐味です。
昔から「亭主七分に客三分」と茶席の面白さを言われています。

これは棗と香合 鶴と亀
棗は鶴で、香合は亀。
「鶴は千年、亀は万年」と言われ、長寿を表すおめでたい取り合わせです。
鶴の羽の部分は、卵の殻を漆で貼り付けた「卵殻蒔絵」となっています。

写真では並んでいますが、茶席では一緒に並べることはありません。

茶事の場合は、
  炭手前で煉香を入れて、亀の香合が出てきて来ます。
     (ねりこう>香料を煉って5mmほどの団子状にしてある炉用のお香)
  お香を炉中に入れると、香合の仕事は終わり。
  薄茶の段になって、鶴蒔絵の棗が抹茶を入れて出てきます。
  ここで客は、先刻の亀の香合の意味を知るのです。

茶会の場合は、
  亀の香合は、床の間に茶花と間をおいて、すでに飾ってあります。
  これは、“この席は炭手前がない”ということを客に告げる暗黙の印です。
     (大寄せ茶会の場合は、こういう飾り方をしていることが多いです)
  しずしずと手前が始まり、鶴の棗が運び出されます。
  ここで客は、席入りのとき拝見した床の間の亀の香合の意味を納得するのです。

大事なのは、同時に席中に出ないこと。 または二つの間に距離があること。

茶席に、茶用語で「景色」と呼ばれている大きな広がりが生まれるのです。
これが茶席に招かれた客の楽しみであり
亭主七分と言われている「席主の醍醐味」なのです。


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【2007/01/02 01:41】 | 棗と茶入のこと
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yoko
明けましておめでとうございます。
ステキな棗と香合ですね!一緒に出さない意味がわかりました^^卵の殻を施した蒔絵、初めて拝見しました。今年も葉摘みさんのページにせっせと通って、色々なこと教えてもらわなきゃ!(タダで(笑)
↓のお飾りもお正月らしくてとてもきれいですね。今年もどうぞよろしくおねがいします♪

大抵薄い水色の殻
kazumi
卵殻蒔絵はいずれ挑戦したいです。
先生によると鶉の殻を硝酸の薬で洗って薄皮を丁寧に剥して・・、真っ白い色が案外なくて10個に1個やっとだとか。大変な手間がかかります。


つなさらだ
新年もののお道具お披露目開始ですね。
次はお濃茶の茶碗とかですか?
表千家でも2段重ねの内側金箔茶碗を使うのですか?


葉摘み
yokoさま
新年じゃぁマッタリの中にも急がしくて、来てくれる方もいないかなぁ・・なんて思いながらupしていたのですが。
今年もしっかり読んでいただいて、ありがとうございます。
今年もがんばりますので、お互いに刺激しあいながらよろしくお願いいたします。

kazumi さま
以前kazumi さんのところで卵殻蒔絵のことが
書いてあったのを見て、うちにもお気に入りの卵殻蒔絵の棗があったなぁと、出番を伺っていました。
蒔絵をやっている方はさすがに良くご存知ですね。
卵殻蒔絵に挑戦したら、ぜひ作品を見せてくださいね。楽しみにしています。

つなさらだ さま
茶席の道具組の基本姿勢を書いてみたかったので、わかりやすい鶴亀を使って書いてみました。
並べたほうがわかりやすいのですが、離しておくことによって広がりと面白みが出ます。

初釜に使う島台茶碗のことですね。
表千家にかかわらず各流派使いますよ。

またつなちゃんにお題を頂戴してしまった!
がんばります。





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この記事へのコメント
明けましておめでとうございます。
ステキな棗と香合ですね!一緒に出さない意味がわかりました^^卵の殻を施した蒔絵、初めて拝見しました。今年も葉摘みさんのページにせっせと通って、色々なこと教えてもらわなきゃ!(タダで(笑)
↓のお飾りもお正月らしくてとてもきれいですね。今年もどうぞよろしくおねがいします♪
2007/01/02(Tue) 09:32 | URL  | yoko #-[ 編集]
大抵薄い水色の殻
卵殻蒔絵はいずれ挑戦したいです。
先生によると鶉の殻を硝酸の薬で洗って薄皮を丁寧に剥して・・、真っ白い色が案外なくて10個に1個やっとだとか。大変な手間がかかります。
2007/01/02(Tue) 09:40 | URL  | kazumi #-[ 編集]
新年もののお道具お披露目開始ですね。
次はお濃茶の茶碗とかですか?
表千家でも2段重ねの内側金箔茶碗を使うのですか?
2007/01/02(Tue) 10:47 | URL  | つなさらだ #-[ 編集]
yokoさま
新年じゃぁマッタリの中にも急がしくて、来てくれる方もいないかなぁ・・なんて思いながらupしていたのですが。
今年もしっかり読んでいただいて、ありがとうございます。
今年もがんばりますので、お互いに刺激しあいながらよろしくお願いいたします。

kazumi さま
以前kazumi さんのところで卵殻蒔絵のことが
書いてあったのを見て、うちにもお気に入りの卵殻蒔絵の棗があったなぁと、出番を伺っていました。
蒔絵をやっている方はさすがに良くご存知ですね。
卵殻蒔絵に挑戦したら、ぜひ作品を見せてくださいね。楽しみにしています。

つなさらだ さま
茶席の道具組の基本姿勢を書いてみたかったので、わかりやすい鶴亀を使って書いてみました。
並べたほうがわかりやすいのですが、離しておくことによって広がりと面白みが出ます。

初釜に使う島台茶碗のことですね。
表千家にかかわらず各流派使いますよ。

またつなちゃんにお題を頂戴してしまった!
がんばります。



2007/01/02(Tue) 22:14 | URL  | 葉摘み #-[ 編集]
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