遠州さんは昨年に先代御宗家が亡くなられたので、
向かいながら、どんなご挨拶をしたらいいのかとの話になりました。

案の定、門には松飾がなく、迷いながら寄付きに。
いつもでしたら暖かい紅白饅頭に結び干瓢。

今年は 家紋を模してます
暖かな白いお饅頭に小さなクワイです。
初めての方や、初点ての心構えで来た方へのご配慮を感じます。

濃茶席では御宗家がお点前です。
床には、いつもの青竹に紅白梅ではなく、立花のように入れた水仙。
軸は御題の「岸」に因んだという狩野光信(?)の墨絵。
心の行き届いた静かな掛物でした。

「みなさま、ご機嫌よろしゅうございます。
 今年もよろしくお願いいたします」とご挨拶なさいました。
そうご挨拶をすればいいんだ!、と学びました。

他には微塵も喪の道具はありません。
でも静かな道具組でした。

毎年先代と二本の茶杓が初削りされているのですが、今年は一本。
さみしく思っていると、
「先代が曲げておいた竹で削りました。ですから合作です。」
と、お話しされました。
しみじみと暖かい気持ちがいたします。


初点て式の膳には、白だけのかまぼこ。
梅型に抜いたご飯も、赤飯ではなく白だけのもち米です。

数の子やごまめなど、ほとんど毎年と同じような献立ですが、
良く見ればわかります。
初めて参加の方はわからないでしょう。

接待に出られる奥様方は、色無地の着物。
いつもは華やかな訪問着なのです。
でもおきれいなのでご一緒の方も気が付きませんでした。

ふと見ると、白の帯締めの房が青と白。
去年は紅白の房で、いいなぁ~と覚えていたので気付きました。

何事もないように福引もあり、お酒も出ます。
お招きした方へのご配慮を感じます。


お薄の席でも、お干菓子は青と白の割り氷。
「今年は常と趣を変えてみました」とおっしゃられます。
それで気持ちが通じ、陰に過ぎることはありません。

お薄を終えて出ると、
12年前の紅心御宗家筆による「富士に竜の図」がありました。


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【2012/01/14 22:02】 | お茶会のこと
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ちょきたら
 喪に服しながらも新年のご挨拶と
おもてなしをされるご宗家のお気持ちが
葉摘みさんのブログで伝わってきます。
ありがとうございます。

 紅心宗匠の曲げた竹で削られた茶杓。
親子の深い絆を感じます。

 こういうお席ですと、葉摘みさんも
お召物は少し抑えた感じにされたのですか?
お客さまも色々迷われたのではないかと
思いました。

 


店主の葉摘み
ちょきたらさま
ありがとうございます。
喪中だからと初釜を中止するのではなく、
初稽古という視点に立ったやり方があるということを学び
またお茶の世界が広がった気がします。

着物は地味目にしましたが、お家元の席ですので白の帯締めに訪問着、普通の袋帯です。
他流のお客さまはみなさん普通の初釜スタイルでした。
流儀の方のお召し物は、ご年配の方は色無地に普通の袋帯、若い方は初釜らしい訪問着です。

連れて行ってくださった方は裏千家の先生で、
淡々斎宗匠がなくなったときを経験なさったそうですが、初釜は執り行ったそうです。
そのときもこんな感じだったとか。
このような機会は滅多に体験できませんので、とても良い経験となりました。

 ありがとうございます
小紋
 すべてが 本当に 良い勉強になります。
 母のお供で通った謡 先生をしのぶ会の
 着物と帯で 恥をかいたことがあります。
 お尻のこそばゆい ことと言ったら・・・・
 思い出しました。
 


店主の葉摘み
小紋さま
年上の小紋さんに偉そうなことを言ったようでこちらもお尻がこそばゆいです。

私もとても良い勉強になりました。
いくつになっても学ぶことの多いこと!

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コメント
この記事へのコメント
 喪に服しながらも新年のご挨拶と
おもてなしをされるご宗家のお気持ちが
葉摘みさんのブログで伝わってきます。
ありがとうございます。

 紅心宗匠の曲げた竹で削られた茶杓。
親子の深い絆を感じます。

 こういうお席ですと、葉摘みさんも
お召物は少し抑えた感じにされたのですか?
お客さまも色々迷われたのではないかと
思いました。

 
2012/01/15(Sun) 00:01 | URL  | ちょきたら #-[ 編集]
ちょきたらさま
ありがとうございます。
喪中だからと初釜を中止するのではなく、
初稽古という視点に立ったやり方があるということを学び
またお茶の世界が広がった気がします。

着物は地味目にしましたが、お家元の席ですので白の帯締めに訪問着、普通の袋帯です。
他流のお客さまはみなさん普通の初釜スタイルでした。
流儀の方のお召し物は、ご年配の方は色無地に普通の袋帯、若い方は初釜らしい訪問着です。

連れて行ってくださった方は裏千家の先生で、
淡々斎宗匠がなくなったときを経験なさったそうですが、初釜は執り行ったそうです。
そのときもこんな感じだったとか。
このような機会は滅多に体験できませんので、とても良い経験となりました。
2012/01/15(Sun) 23:17 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
 ありがとうございます
 すべてが 本当に 良い勉強になります。
 母のお供で通った謡 先生をしのぶ会の
 着物と帯で 恥をかいたことがあります。
 お尻のこそばゆい ことと言ったら・・・・
 思い出しました。
 
2012/01/20(Fri) 19:13 | URL  | 小紋 #-[ 編集]
小紋さま
年上の小紋さんに偉そうなことを言ったようでこちらもお尻がこそばゆいです。

私もとても良い勉強になりました。
いくつになっても学ぶことの多いこと!
2012/01/20(Fri) 23:05 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
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