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昨日、遠州流宗家の初釜を堪能して帰ってまいりました。

毎年思うのだけれど、
「遠州蔵帳」で有名な良い道具達を惜しみなく茶会にお出しになり
客に間近に触れさせ、存分に楽しませてくれます。
またとない機会、目の肥やし。
ありがたいことです。


昨年四月に先代がなくなられ、玄関には見事な青竹の松飾がなく
さみしく感じました。

濃茶席でも、点心席でも、
毎年行っている人でなくては気が付かないようなさりげなさで
喪に服していることを表しています。
とても参考になり、また勉強になりました。
そのことはまたお話しします。


ここでは心に残った軸のことを。

寄付きにかかったのは小振りな横物で「萬法帰一」
昨年いろいろあったので掛けられたとのこと。
しみじみ心に染み入り拝見しました。


薄茶席には立派な一行物の「活龍」
「龍」の字が、勢いよく天に昇る竜の姿を思わせます。
御宗家の弟君がお点前をなさいながらご説明くださいました。

「活龍不滞水」(かつりゅうみずにとどこおらず)からとった言葉で
前には「俊鳥不栖林」(しゅんちょうはやしにすまず)があります。

  俊鳥不栖林> 元気な鳥は林にジッとしていることはなく
  活龍不滞水> 勢いのある龍は水の中には滞ってはいない

日本中が災害に見舞われた昨年。
年頭にこの語句を掲げられたことに、
日本への、私達への、メッセージを感じました。

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【2012/01/13 23:07】 | 掛軸のこと
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ちょきたら
葉摘みさんの遠州流の初釜のレポートを
いつも楽しみにしています。

毎年出し惜しみのないおもてなしですね。

お軸の言葉を胸に刻んで、
今年を歩いてゆきたいと思います。


竹とんぼ
昨年 紅心宗匠がお亡くなりになって今年の初釜はどうなるのかしら・・・
と前回のブログを見て考えておりました。

2010年の3月 遠州顕彰会による公開討論会。
毎年遠州宗家と熊倉先生 林屋先生 池内さんによる楽しい鼎談なのですが 
その時紅心宗匠は入院中だった病院から外出許可をとって 控室からテレビカメラで会場に居る同門のみなさんに挨拶され、私はいたく感動しました。
そして6月 目黒美術館の「小堀紅心展」では雲州蔵帳のお宝沢山と喜左衛門井戸に青磁茶碗の馬蝗絆など同時にはめった見られない道具を拝見、紅心宗匠のお作による書、画、茶杓、茶碗などなど圧倒的な美の世界を目にして 宗匠の健康と長寿を心から祈って会場を後にしました。
林屋先生に「当代随一の茶人」と言わしめた紅心宗匠。大きなお方を失ったのですね。

さりげなく込められた服喪の心がどのようなものであったか・・・次のブログを心待ちにしています。




店主の葉摘み
ちょきたらさま
それはありがとうございます。

来年もお誘いしますねと言っていただきました。
シアワセなことだと思います。

心の中に活力が注入されるような言葉です。
私もへこたれそうになったとき、思い出そうと思いました。


店主の葉摘み
竹とんぼさま
今年の討論会は「紅心宗家を偲んで」という内容で開かれるそうですね。
ある流儀の冊子に熊倉先生も「当代随一の茶人」と書いてらっしゃいました。
流儀内の本に他流の家元のことを書かれたことにも驚きましたが
それくらいすばらしい方だったのだと再認識いたしました。
憧れを持ってお姿を拝見しておりましたので、本当に残念です。

ではがんばって報告しますね。


竹とんぼ
喪中の初釜について 詳しいご報告をありがとうございました。毎年おいでになっている葉摘み三ならではの視点で よくわかりました。


私のコメントで遠州蔵帳を雲州と書き間違えていますね。一文字違いで大きな違いでございます。失礼しました。(^_^;)






店主の葉摘み
竹とんぼさま
他の家元の初釜も、4流派ほど経験がありますが
ほとんど同じ趣向のところが多く、
遠州さんのように毎年趣が違うという流儀は珍しいですね。
不謹慎ですが、このようなケースは初めてでしたので
今年は特に出席した甲斐が山ほどありました。

迎える側、行く側の参考に慣れは幸いです。


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この記事へのコメント
葉摘みさんの遠州流の初釜のレポートを
いつも楽しみにしています。

毎年出し惜しみのないおもてなしですね。

お軸の言葉を胸に刻んで、
今年を歩いてゆきたいと思います。
2012/01/14(Sat) 01:09 | URL  | ちょきたら #-[ 編集]
昨年 紅心宗匠がお亡くなりになって今年の初釜はどうなるのかしら・・・
と前回のブログを見て考えておりました。

2010年の3月 遠州顕彰会による公開討論会。
毎年遠州宗家と熊倉先生 林屋先生 池内さんによる楽しい鼎談なのですが 
その時紅心宗匠は入院中だった病院から外出許可をとって 控室からテレビカメラで会場に居る同門のみなさんに挨拶され、私はいたく感動しました。
そして6月 目黒美術館の「小堀紅心展」では雲州蔵帳のお宝沢山と喜左衛門井戸に青磁茶碗の馬蝗絆など同時にはめった見られない道具を拝見、紅心宗匠のお作による書、画、茶杓、茶碗などなど圧倒的な美の世界を目にして 宗匠の健康と長寿を心から祈って会場を後にしました。
林屋先生に「当代随一の茶人」と言わしめた紅心宗匠。大きなお方を失ったのですね。

さりげなく込められた服喪の心がどのようなものであったか・・・次のブログを心待ちにしています。

2012/01/14(Sat) 10:14 | URL  | 竹とんぼ #UbCtKfmc[ 編集]
ちょきたらさま
それはありがとうございます。

来年もお誘いしますねと言っていただきました。
シアワセなことだと思います。

心の中に活力が注入されるような言葉です。
私もへこたれそうになったとき、思い出そうと思いました。
2012/01/14(Sat) 21:30 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
竹とんぼさま
今年の討論会は「紅心宗家を偲んで」という内容で開かれるそうですね。
ある流儀の冊子に熊倉先生も「当代随一の茶人」と書いてらっしゃいました。
流儀内の本に他流の家元のことを書かれたことにも驚きましたが
それくらいすばらしい方だったのだと再認識いたしました。
憧れを持ってお姿を拝見しておりましたので、本当に残念です。

ではがんばって報告しますね。
2012/01/14(Sat) 21:37 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
喪中の初釜について 詳しいご報告をありがとうございました。毎年おいでになっている葉摘み三ならではの視点で よくわかりました。


私のコメントで遠州蔵帳を雲州と書き間違えていますね。一文字違いで大きな違いでございます。失礼しました。(^_^;)



2012/01/15(Sun) 13:57 | URL  | 竹とんぼ #UbCtKfmc[ 編集]
竹とんぼさま
他の家元の初釜も、4流派ほど経験がありますが
ほとんど同じ趣向のところが多く、
遠州さんのように毎年趣が違うという流儀は珍しいですね。
不謹慎ですが、このようなケースは初めてでしたので
今年は特に出席した甲斐が山ほどありました。

迎える側、行く側の参考に慣れは幸いです。
2012/01/15(Sun) 23:24 | URL  | 店主の葉摘み #-[ 編集]
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