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昨日は一日春の嵐となりまして、大風吹いて雨も強い。
夜半も結構な雨が降って、もう桜は散り果てたと覚悟してました。

よかった!満開!
まだ十分魅力を残してます。力強いなぁ。
そろそろ桜掃きが朝の日課になろうとしてます。
それもまた風情があってよろし。


満開の桜の頃には、この軸を掛けたくなる。
「頭上漫々却下漫々」頭上漫々却下漫々

今宵は満月。満月と桜
最高にして最強のコラボですねぇ。
あと数日。コロナの憂さを忘れて、今年の桜に寄り添っていたい。

日本人は、どうしてこんなに桜に魅せられるのだろうか。

平安時代以前は、「花と言えば梅」だった。
万葉集には、圧倒的に梅を詠んだ歌が多いことからもわかる。
都が京都となり、御所・紫宸殿に植えられたのは、やはり梅。
その後梅が枯れ、桜に植え替えられて、「左近の桜」となりました。
中国渡来文化からの脱却と、日本独自文化の確立です。
「花と言えば桜」と意識が変わり、日本を代表する花となった。


永久不滅を願い、ピラミッドやバベルの塔、万里の長城を築いた他国。
諸行無常を知り、「もののあわれ」に美を見出す日本。
華やかに咲き、儚く散る姿に、日本の美意識「無常」をみたのだろう。


コロナ自粛が始まって以来かな。
「日常」とは・・「無常」とは・・と、折に触れ考え続けてる。

「頭上漫々却下漫々」
真理は頭の上にも足の下にも充ち満ちている。
それを見ようとしないだけだ。(碧巌録)


最後の紅侘助。紅侘助「
ほころびかけて・・・なんか色っぽい。


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【2021/03/29 22:17】 | ひとり言
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春よ来い!
でん助
桜の下にお弁当を広げ、一服頂く日を信じ念じ続ける今日この頃、こちらは梅の枝が薄ピンクに…というところです。何でもかんでも時が訪れると全~部咲き誇る北国故、待ち遠しい!チューリップは5㎝位の背丈に。
通し柄杓がふと気になり検索しましたら、ハイこちらに直ぐヒット。流石だね。いざとなると柄杓の事も曖昧で何も言葉にできないことに唖然となりつつ、あらためて頼りになるブログを続けてくださって感謝!


店主の葉摘み
でん助さま
お久しぶりです。お元気でしたか?
こちらはもう花吹雪。桜花掃きをニヤニヤしながらしています。
ピンクを掃くって幸せ気分になるわ~

なんか検索でヒットするみたいですね。永くやってるからなぁ。
また会える日を楽しみにしています!

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大きく長い地震に、ズブズブ沼に引き戻された店主。
緊急事態宣言が解除されたって、良くなったわけじゃなし。
ヤツのせいで今年も桜花茶会は中止せざるを得ないし。
落ち込むことばっかり・・と、すっかり寡黙になってました。

なにがあっても桜咲く。桜咲く
もの想う彼岸Weekでしたが、それも今日で明けました。
精一杯いきまっしょい。


黒文字がほしいといらした方がいて
先生のお使いらしく、よくわからないご様子でした。
店の黒文字の箸を出すと、これじゃないと言う。
「見本がある」と見せられたのは、枯れ切って黒くなった箸。

ちょうど店に黒文字の木があったので、
その木を示しつつ、黒の字の木
生木を削ったものなので、黒文字の箸
最初はこんな感じに青々としてるのですと伝えたのですが、
持参品とあまりに違い、最後まで納得できなかったようです。
そうだよねぇ。
先生にこんな箸をと言われたら、同じじゃないとと思うのは当然。

お稽古では、まだ使えるし勿体ないので使っていますが
本来は、「新しきよし」の一つに数えます。
削りたてでみずみずしく、黒文字の清涼な香りがご馳走なのです。
道具屋より先生を信用するのは良い事ですが、
たまには道具屋の言うことに耳を貸した方が得なこともある。
先生って大変とシミジミ思う一件でした。


ちょっと油断していたら 蕗の薹
フキ味噌になりそこなった姿です。残念!


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【2021/03/23 21:58】 | 茶の湯菓子のこと
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12日の金曜日に茶道教室がありました。
茶室の設えはいつも店主が考え、用意します。
その日は奈良・二月堂のお水取りだったので、まず考えました。
春3月、12日ならではの設え。

でも今年は東日本大震災から10年目でもあり
店主の中に今なお鮮明に刻まれていることがあったので、
その記憶を設えにしようと思いました。


東日本震災から8日目、3月19日。
以前から予定していた茶会を、急遽義援茶会とし、開きました。

「こんな時に」と「こんな時こそ」、その狭間で悩みながらも
たくさんの方に支えられ、たくさんの方に励まされて、
想像以上のご来客のもとに、茶の力をまざまざと知る茶会、
奇跡の茶会でした。


店主茶席の水屋を、当日引き受けてくださったのが、
いま教室でご指導下さるE先生なのです。
地震から数日後、「茶会をなさいますか?」とお電話をいただき
「はい」と答えると、それ以上は何もおっしゃらず
「当日は洋服になってしまいますが必ず伺います」と。
全てが不安ばかりだった店主は、涙が出るほどうれしかった。


寄付きの九条武子の歌に、震災の記憶を託す。
「千万の宝はむなし尊きはおやよりつづくただこの身のみ」

軸は「眼前に在り」在眼前
“真実は目の前にある” あの茶会に掛けていた軸です。

あの茶会から一生の恩人となった方々がいます。
E先生もその一人です。
その気持ちをちょびっとでも伝えたくて。。。


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【2021/03/14 22:18】 | 茶道のこと
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この時期はどうしても口数が少なくなる。
それぞれの記憶は今も鮮明で、あの日の自分がそこにあって。
なんだろうね、この感じ。重心が後ろになってしまうのです。
それでも動けた。なにか出来た。
2年続けてなにも出来ない。身動きできないからさらに重い。
いつまでもズブズブ沼してちゃいけないが、きっかけが必要です。

前の公園の伐採が、そんな気持ちに輪をかける。
バッサリ伐採。バッサリ伐採
そろそろ芽吹いたろと、準備してた欅が可哀そうでたまらない。
欅の間に合った八重桜と染井吉野も数本切り倒されました。
いろいろあるんだろうけど、時機はお役所都合としか思えない。

眺めてはため息ついてたら、届けられた伐採から救済の枝。
八重桜。八重桜

染井吉野桜。染井吉野
まだつぼみが固いけど、水を飲ませて三日たった今日。
染井吉野が咲きそうです。もうすぐ開花
どんな姿でも花開こうとする生命力ってすごい!

剪定したからと、先にもらった黒文字もいつの間にか芽吹き出す。
先に来たから先輩です。黒文字
黒文字先輩に負けるなよと、桜乙女に言って、自分に言って。

今年は店から開花宣言ができそうです。
あの子たちの姿を見て、そして店主は脱却しました。


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【2021/03/13 20:13】 | ひとり言
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二十四節気の「啓蟄」が過ぎ、七十二候「蟄虫啓戸」となる。
冬眠の虫が這い出すころだもの、店主っだって這い出したい。

閉店は6時、夕焼けの頃。日が長くなったなぁ。
日も長くなったけど、緊急事態期間も長くなった。
明日7日までの予定だった6時閉店も、解除まで延長です。
終わりの見えない閉塞感に、気持ちも沈んでしまいそうになる。

上を見よう、上を見よう。
明るい青空に向かって、桜のつぼみが準備をはじめ
ボケは満開の大笑い。満開のボケ

桜開花を通り越し、ツツジが咲きそうな気温となった今日。
茶友から差し入れをいただいて、ますます気分は上がります。
三色花見団子。花見団子
ピクニック気分だけでも演出し、美味しくいただきました。
花見団子に希望をもらって、もう少しがんばろう。


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【2021/03/06 21:12】 | ひとり言
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2月は逃げて、弥生3月となりました。
昨夜の予報では、今日は春の嵐とか。
えっ? 
店主の記憶では、春の嵐って桜の頃なんじゃないかなぁ。

なんて半信半疑でみていたら、
予報を裏切らない強風と、猛烈な砂嵐に見舞われました。
南風に雲がビュンビュン飛んでいきます。
暖簾は飛ぶは、看板は倒れるは・・・
午後を過ぎ、温いポツポツの雨が降り出したなと思ったら
突然北風にスイッチを切り替え豹変、横なぐりの豪雨に。
これを春の嵐と言わずしてなんと言おう。

枕草子に
>春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、
>すこしあかりて、紫だちたる 雲のほそくたなびきたる。
そんな様子がよいという。

春は東方。そこに佐保姫がいる。
>奈良平城京東の佐保山を取り巻く薄衣のような春霞は
>佐保姫が織り出すものと歌われる。
春の女神の佐保姫は、春の野山をつかさどる。

通過儀礼とはいえ、あけぼのも佐保姫も、今日は難儀なことよ。
顔を出した春蘭も 春蘭
えらいこっちゃときっと言ってる。


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【2021/03/02 22:14】 | ひとり言
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