やっと雨。今年初めてじゃないかな。
湿気がこんなにも恋しいなんて・・・
芽吹き時を待つ草木たちの喜ぶ声が聞こえるようだ。
初釜から四日。
終わってしまえばあっという間です。
アドレナリン大量放出からの虚脱感もだいぶ癒えました。
ぼやぼやもしてられないのです。
カラッカラで乾燥が強いから、干している漆器が心配で。
木地が狂いはしないか。
小さな傷から漆にひびが入らないか。
拭き跡や指紋が落ちなくなるんじゃないか。と・・・
本来なら1週間は干したいところだけど、四日経てばと片付け開始。
定休日の今日なら集中してあたれます。
1回10名様だけど、一日2クールあるので洗っている間がない。
煮物椀や料理を盛る角折れ盆などは20個出してあったので
漆器は大量。
出すときは出すだけでいいので簡単だけど
仕舞う時は手間がかかります。
店主の漆器の後始末法は
返ってきたらやさしくぬるま湯で洗い、柔らかなガーゼタオルで拭う。
拭き残しや水滴跡がないかもう一度乾いた布で空拭きをし、乾かす。
しばらく干したら、漆磨き布(眼鏡拭きの大判タイプ)で仕上げ拭き。
ハーっと息を吹きかけると、拭き跡の筋が見えたりします。
指紋も付いたままにすると手油が消えなくなるので慎重に。
薄紙にくるんで、箱に納めて・・・ 完了。
この手間を惜しむと、使う段になっていくら磨いても落ちません。
後悔先に立たず・・となる。
陶磁器類はもう少し干しておきましょう。
芯までよく乾かさないと
しまっている間にすえて(蔵さびという)、お湯を入れると匂う。
これまた、後悔先に立たず・・となる。
全て片し終えた時、初釜は終わります。
あとすこし。。。
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<茶道具のお店> <狭山茶のお店>
湿気がこんなにも恋しいなんて・・・
芽吹き時を待つ草木たちの喜ぶ声が聞こえるようだ。
初釜から四日。
終わってしまえばあっという間です。
アドレナリン大量放出からの虚脱感もだいぶ癒えました。
ぼやぼやもしてられないのです。
カラッカラで乾燥が強いから、干している漆器が心配で。
木地が狂いはしないか。
小さな傷から漆にひびが入らないか。
拭き跡や指紋が落ちなくなるんじゃないか。と・・・
本来なら1週間は干したいところだけど、四日経てばと片付け開始。
定休日の今日なら集中してあたれます。
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煮物椀や料理を盛る角折れ盆などは20個出してあったので
漆器は大量。

出すときは出すだけでいいので簡単だけど
仕舞う時は手間がかかります。
店主の漆器の後始末法は
返ってきたらやさしくぬるま湯で洗い、柔らかなガーゼタオルで拭う。
拭き残しや水滴跡がないかもう一度乾いた布で空拭きをし、乾かす。
しばらく干したら、漆磨き布(眼鏡拭きの大判タイプ)で仕上げ拭き。
ハーっと息を吹きかけると、拭き跡の筋が見えたりします。
指紋も付いたままにすると手油が消えなくなるので慎重に。
薄紙にくるんで、箱に納めて・・・ 完了。
この手間を惜しむと、使う段になっていくら磨いても落ちません。
後悔先に立たず・・となる。
陶磁器類はもう少し干しておきましょう。
芯までよく乾かさないと

しまっている間にすえて(蔵さびという)、お湯を入れると匂う。
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<茶道具のお店> <狭山茶のお店>
初釜に心を捕らわれて1週間。
すっかりご無沙汰になりましたが、無事初釜を終えました。
店主の初釜が2日間。
お嬢1が宗名拝受を兼ねて1日。
諸事情で5名欠席がありましたが、それでも3日間で53名様。
本当にたくさんの客様がいらしてくださいました。
深く御礼を申し上げます。
一日2回のご接待で、計6席開きましたが、客が違えば雰囲気も違う。
設えも料理も同じだけど、一つとして同じ茶会はないのです。
本当にいい経験です。
床には柳。
(これは裏千家風
無文老師の筆で、「門柳含春色」>もんりゅうしゅんしょくをふくむ
明治以降の稀代の僧とも、昭和の名僧とも言われています。
棚は七宝卓で。
裏千家・鵬雲斎の好みです。
お嬢1の宗名祝にプレゼントしたものを借りました。(笑
自分の道具を持つことは良いことだと思うので、機会あると贈ります。
茶杓は店主削をプレゼント。茶の先生が「初花」と付けてくださった。
それを点前のお嬢1が使うことによって、道具に物語が生まれていく。
古い道具類もこんな感じで伝来するんです。
かなりレベルは違うけどね・・・(笑
いつにもまして大量の仕込みに心配したけど・・・
今年の初釜膳です。
白味噌雑煮は定番のStyle。喜ぶ顔がうれしいです。
点前半東のお嬢1、亭主共々、今日は膝がガクガクで、
勝手番長のお嬢2も疲労困憊。
終わった解放感と充足感、やり遂げた達成感が半端ない。
沢山の楽しかったとのお声に、また来年もやるんだろうなぁ・・・
結局、一番楽しんだのは店主なんです。
ありがとうございました。
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本当にたくさんの客様がいらしてくださいました。
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一日2回のご接待で、計6席開きましたが、客が違えば雰囲気も違う。
設えも料理も同じだけど、一つとして同じ茶会はないのです。
本当にいい経験です。
床には柳。

無文老師の筆で、「門柳含春色」>もんりゅうしゅんしょくをふくむ
明治以降の稀代の僧とも、昭和の名僧とも言われています。
棚は七宝卓で。

裏千家・鵬雲斎の好みです。
お嬢1の宗名祝にプレゼントしたものを借りました。(笑
自分の道具を持つことは良いことだと思うので、機会あると贈ります。
茶杓は店主削をプレゼント。茶の先生が「初花」と付けてくださった。
それを点前のお嬢1が使うことによって、道具に物語が生まれていく。
古い道具類もこんな感じで伝来するんです。
かなりレベルは違うけどね・・・(笑
いつにもまして大量の仕込みに心配したけど・・・
今年の初釜膳です。

白味噌雑煮は定番のStyle。喜ぶ顔がうれしいです。
点前半東のお嬢1、亭主共々、今日は膝がガクガクで、
勝手番長のお嬢2も疲労困憊。
終わった解放感と充足感、やり遂げた達成感が半端ない。
沢山の楽しかったとのお声に、また来年もやるんだろうなぁ・・・
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本当に今日は「大寒」なのかなぁ・・・ あったかいし。。。
大寒>極寒に見舞われるが、春の兆しあり
春の兆し、ありました!
光源氏の初花です! この椿が咲くと春を実感します。
青空です。
隣のヒメシャラの木も
枯れ木に見えれどよく見れば、ほら芽吹き始めてます。
店主心ばかりの初釜まであと五日。
出来ることから準備しなければ間に合わない。
まずは、少し置いたほうが味がなじむものから作り始める。
山ほどのキンカンを用意。
切れ目を入れてから少し茹でて、種を穿り出す。
一晩水にさらして、50%の砂糖で煮ると・・・
キンカンの甘煮、完成!
50粒ほど出来たけどまだ足りない。
風邪予防だし好物だし、店主だって食べたいし・・・
で、もう一瓶煮ま~す。
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春の兆し、ありました!

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青空です。
隣のヒメシャラの木も

枯れ木に見えれどよく見れば、ほら芽吹き始めてます。
店主心ばかりの初釜まであと五日。
出来ることから準備しなければ間に合わない。
まずは、少し置いたほうが味がなじむものから作り始める。
山ほどのキンカンを用意。

切れ目を入れてから少し茹でて、種を穿り出す。
一晩水にさらして、50%の砂糖で煮ると・・・
キンカンの甘煮、完成!

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きんかん
小紋 記事を読んで そうだ!金柑もらっていたと 砂糖と はちみつで
煮てみました。美味! すると、 近所のおばあさんから 夏ミカンを
たくさんもらったので 半分持っていって 喜ばれました。
店主の葉摘み 小紋さま
アラー、なんだか役に立ったような感じで嬉しいです。
そのままだと食べるのに限度があるけど、甘煮にするとお茶うけになるし、日持ちはするし、
お菓子に入れたり、シロップはお湯で薄めて風邪予防と万能ですよね。
あの種をほじくり出す工程が、私は秘かに好きなんです。(笑
きんかん
ROKU 初釜、忙しい日々ですね。
心が伝わることを祈っています。
きんかん、私ははちみつ漬け、もう5回目。
もっぱらヨーグルトにかけています。
店主の葉摘み ROKUさま
初釜に捕らわれて、お返事今ごろとなってごめんなさい。
昨日無事に終わりました。
キンカンのはちみつ漬け?知りませんでした。
そのままはちみつに漬けるの?茹でてから?
喉によさそうですねー!
金柑の甘煮
ふみ 金柑の甘煮がおいしそうですね!
金柑と水の割合を教えてください!
店主の葉摘み ふみさま
お返事遅くなって申し訳ございません。
甘煮、おいしいですよ!
風邪予防にもなるので是非作ってください。
水の量は種を取った金柑が浸るくらいです。
砂糖は金柑が甘いかどうかで決めますが、大体50パーセントくらいが私の基本です。
お酢を50粒で大匙1杯くらい入れて煮ます。
砂糖はグラニュー糖とザラメを半々。
簡単ですからお試しあれ!
ふみ 水が浸るぐらいとお酢も入れるのですね!
わたしの金柑の甘煮よりみずみずしいと思いました!(^^)!
早速作ってみます。
お返事ありがとうございました。
店主の葉摘み ふみさま
美味しく作れたらうれしいです。
出来上がればお酢の香は気にならなくなります。
小紋 記事を読んで そうだ!金柑もらっていたと 砂糖と はちみつで
煮てみました。美味! すると、 近所のおばあさんから 夏ミカンを
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店主の葉摘み 小紋さま
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そのままだと食べるのに限度があるけど、甘煮にするとお茶うけになるし、日持ちはするし、
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あの種をほじくり出す工程が、私は秘かに好きなんです。(笑
きんかん
ROKU 初釜、忙しい日々ですね。
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店主の葉摘み ROKUさま
初釜に捕らわれて、お返事今ごろとなってごめんなさい。
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キンカンのはちみつ漬け?知りませんでした。
そのままはちみつに漬けるの?茹でてから?
喉によさそうですねー!
金柑の甘煮
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金柑と水の割合を教えてください!
店主の葉摘み ふみさま
お返事遅くなって申し訳ございません。
甘煮、おいしいですよ!
風邪予防にもなるので是非作ってください。
水の量は種を取った金柑が浸るくらいです。
砂糖は金柑が甘いかどうかで決めますが、大体50パーセントくらいが私の基本です。
お酢を50粒で大匙1杯くらい入れて煮ます。
砂糖はグラニュー糖とザラメを半々。
簡単ですからお試しあれ!
ふみ 水が浸るぐらいとお酢も入れるのですね!
わたしの金柑の甘煮よりみずみずしいと思いました!(^^)!
早速作ってみます。
お返事ありがとうございました。
店主の葉摘み ふみさま
美味しく作れたらうれしいです。
出来上がればお酢の香は気にならなくなります。
茶席で最初に顔を合わせる掛け軸ですが、
その短い語の中に込められた意味を自分なりに読み解いていく。
席中に込められた亭主の想い、今日のお茶の趣向や趣旨。
そこからお茶が始まっていく。
が・・・ その前に読めなければ始まらない。(笑
誰かに聞いたのでは、右の耳から入り左の耳から出ていく。
まず読めそうなところから頑張ってみる。
寄付きに
こんな色紙が掛かっているとする。
“一”と“香”は読めますが、“朶”が難解です。
これは“だ”と読みます。 枝のことを“朶”
渓梅一朶香>けいばいいちだかんばし
春が訪れた渓谷に佇む梅、“渓梅”を絵に表すことで
香りが鮮明に漂うようですね。
これを序章として本席に入ると
こんな軸が。
“春”と“入”は読める。
次は子と井にも見えるが、右下のはらいから林じゃないかと。
ならば子は千ではないかな・・となって“千林”と読む。
その下が分からん。 が、その次はちょんちょんで々ではないか。
一番下がまた難解。 當?
春・入・千林・・・ 寄付きの色紙が思い浮かぶ。
一番下は・・・ 梅といったら“鴬”だ!
春入千林処々鶯>はるはせんりんにいり しょしょにうぐいす
春の気配が林に満ちて、至る所で鴬が鳴いているよ。
諦めず、すぐ人に聞かず、自分なりに読めるところを探ってみる。
読めないところは飛ばしていい。
読めたところの関連から、なんという字か推察する。
そこで教えてもらう。
当たっていたらかなりうれしい!
脳裏にしっかり刻み込まれます。never give up!!
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誰かに聞いたのでは、右の耳から入り左の耳から出ていく。
まず読めそうなところから頑張ってみる。
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こんな色紙が掛かっているとする。
“一”と“香”は読めますが、“朶”が難解です。
これは“だ”と読みます。 枝のことを“朶”
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春が訪れた渓谷に佇む梅、“渓梅”を絵に表すことで
香りが鮮明に漂うようですね。
これを序章として本席に入ると
こんな軸が。

“春”と“入”は読める。
次は子と井にも見えるが、右下のはらいから林じゃないかと。
ならば子は千ではないかな・・となって“千林”と読む。
その下が分からん。 が、その次はちょんちょんで々ではないか。
一番下がまた難解。 當?
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一番下は・・・ 梅といったら“鴬”だ!
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春の気配が林に満ちて、至る所で鴬が鳴いているよ。
諦めず、すぐ人に聞かず、自分なりに読めるところを探ってみる。
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鏡開きも終わって、徐々にお正月らしさも薄くなっていきます。
店頭の青竹飾りは小正月まで。
これを外せばまったくの通常営業気分となるから
あと数日のお正月。 寂しいような。。 落ち着くような。。。
初釜の翌日は、岡野園の茶道教室の初稽古でした。
毎年の軸を下げ
普段よりちょっと良い道具を出しておきました。
初稽古の日は先生がお濃茶を立てられます。
うれしいことに店主も席中にお招きいただき、
先生のお点前所作を食い入るように拝見しました。
力の抜けた静かなお点前で、うっとりとあこがれます。
あんな点前が出来るようになりたいなぁ。。。
今年も精進あるのみです。
初釜の時に気になったこと。
濃茶の時、添えられた出帛紗をお正客が脇に置いたら
亭主が「どうぞお使いください」と勧められたのですが、
「いえ・・」とご自分の紫帛紗を使用なさいました。
碗を次に回したとき、次客はそのまま正客の帛紗を使用。
汚したらどうするんだろう、、と案じます。
実際に慣れない方が汚してしまった場面に遭遇したことがあります。
「いいんですよ」とおっしゃって、その場を納めました。
しかし茶友でもあったその方が、店主にこっそりと
「今日のための初おろしの帛紗だったのよ・・」と泣いてました。
どんなとこにも教訓はある。
いつもの癖で自分だったらと考えます。
お稽古の場以外では、勧められても辞退し、自分の帛紗を使う。
個々がそうすれば茶碗を戻すだけで済み、手間もリスクもない。
そんな事を思っていると次の椀が出ました。
今度も亭主は「お使いください」と勧めた。
いったんは辞退、再度勧められたら「それでは・・」と使っていた。
後で拝見したら、家元の好み帛紗でした。(汗
そんな怖いことはしないのが得策。
やはり正客が使わないのなら、他も使わないほうがきれいだと思う。
亭主は自分の出帛紗だから、汚してもいいとの覚悟で出す。
客は良い茶碗には良い出帛紗を添えるだろうと推察し、外す。
互いに相手を尊重するところから、茶の湯の所作は生まれてくる。
それを外しては所作は成り立たないと思うのですが。
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毎年の軸を下げ

普段よりちょっと良い道具を出しておきました。
初稽古の日は先生がお濃茶を立てられます。
うれしいことに店主も席中にお招きいただき、
先生のお点前所作を食い入るように拝見しました。
力の抜けた静かなお点前で、うっとりとあこがれます。
あんな点前が出来るようになりたいなぁ。。。
今年も精進あるのみです。
初釜の時に気になったこと。
濃茶の時、添えられた出帛紗をお正客が脇に置いたら
亭主が「どうぞお使いください」と勧められたのですが、
「いえ・・」とご自分の紫帛紗を使用なさいました。
碗を次に回したとき、次客はそのまま正客の帛紗を使用。
汚したらどうするんだろう、、と案じます。
実際に慣れない方が汚してしまった場面に遭遇したことがあります。
「いいんですよ」とおっしゃって、その場を納めました。
しかし茶友でもあったその方が、店主にこっそりと
「今日のための初おろしの帛紗だったのよ・・」と泣いてました。
どんなとこにも教訓はある。
いつもの癖で自分だったらと考えます。
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そんな事を思っていると次の椀が出ました。
今度も亭主は「お使いください」と勧めた。
いったんは辞退、再度勧められたら「それでは・・」と使っていた。
後で拝見したら、家元の好み帛紗でした。(汗
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やはり正客が使わないのなら、他も使わないほうがきれいだと思う。
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髭熊 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
濃茶の袱紗のこと、悩みますよね。
特に初釜ではその年の干支のものが使われていることが多いので、亭主が出した出袱紗はまず辞退するとして、次客以下はやはり正客の使い袱紗を拝借して使うべきでしょう。
袱紗のやり取りをしていると、どんどんお茶が冷めます。熱々のお茶をお出ししたのに、どんどん冷めていくのを見るのは、亭主の本望ではないはず。
今日の親先生の初釜でもちょうど同じようなことがあったので書込みさせていただきました。
考え方次第ですが、その場に応じた所作ができるといいですね。
店主の葉摘み 髭熊さま
こちらこそ、本年もよろしくお願い申し上げます。
コメ、ありがとうございます。
こういうご意見は本当にうれしい!
記事を読むだけでなく、そうなんだぁ~に聞くに留めるだけなく、
自分の考えに向き合い、伝えてくださるなんて!
そういうきっかけになればと、考えを述べているんですから。
答えは無いと思うのです。一人ひとりが自分だったらと考えてほしい。
こういう考え方もあると知り、幅を広げてほしい。
マニュアル化してしまうことを恐れています。
形骸化して、その人の茶境が見えないことが多々ある。
とっても嬉しい書き込みです。
顔を合わせてもろもろのお茶話をあれこれしたいですね。
髭熊 返信ありがとうございます。
ではついでに、親先生の初釜であった話をもう一つ。
親先生が「せっかくだからお勉強しましょう」とおっしゃって、お道具の箱の蓋(箱書)をたくさん席中にお持ち出しになってご説明くださいました。
正客が拝見に回してお詰めまで回ったとき、お詰めは一枚ずつ丁寧に並べて戻されたのですが、親先生が「自分の道具なんだから」とおっしゃってガサゴソと重ねて茶道口に戻されました。「だって自分の道具なんだから丁寧に扱ったらおかしいでしょ?」
私は「なるほど、それもそうだよね」と思いつつ、でもそれ、啐啄斎の書付なんですけど!!冷汗
ご無沙汰ばかりで申し訳ございません。近いうちにお店にも伺います!
店主の葉摘み 髭熊さま
度量のある先生ですねぇ~(笑
至る所に学びがあると思いますよね。
自分に置き換え、どうするだろうと考えることが茶の湯の厚みになってくる。
髭熊さんはいいお茶の視点を持ってらっしゃる。
そうですね、久しぶりに数寄雑談もしたいわ。
今年最初の掛釜は桶川から。
寄付に集まったのはお弟子さん方と長野先生の二人のお姉さん。
そして正客に招かれた男性ゲスト。
となれば・・・ 例年のごとく店主は詰と理解します。
長野先生のお点前による濃茶。続いて祝膳。
中立の後、先生の息子さんの新さん点前と奥様の半東にてお薄。
内弟子の江田ともやさんはお運びをして、一家総出のおもてなし。
和気あいあいの初釜でした。
ゲストですから、こんな訪問着で伺いました。
梅枝に赤椿。
この柄行は1月と2月ですが、着る時期あれば迷わずに済む。
着物に季節がある時は軽くなりがちなので、
帯で格を出すように心がけています。
吉祥柄の袋帯で、初春を寿ぐ取り合わせといたしました。
いつもは地味に目立たずを心がける店主ですが、
初釜はお目出度い席ですから、華やかな訪問着を選ぶことが多いです。
着るものを決めるときにはTPO。
そして自分の立ち位置を測ることに気を使っています。
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寄付に集まったのはお弟子さん方と長野先生の二人のお姉さん。
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となれば・・・ 例年のごとく店主は詰と理解します。
長野先生のお点前による濃茶。続いて祝膳。
中立の後、先生の息子さんの新さん点前と奥様の半東にてお薄。
内弟子の江田ともやさんはお運びをして、一家総出のおもてなし。
和気あいあいの初釜でした。
ゲストですから、こんな訪問着で伺いました。
梅枝に赤椿。

この柄行は1月と2月ですが、着る時期あれば迷わずに済む。
着物に季節がある時は軽くなりがちなので、
帯で格を出すように心がけています。
吉祥柄の袋帯で、初春を寿ぐ取り合わせといたしました。
いつもは地味に目立たずを心がける店主ですが、
初釜はお目出度い席ですから、華やかな訪問着を選ぶことが多いです。
着るものを決めるときにはTPO。
そして自分の立ち位置を測ることに気を使っています。
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<茶道具のお店> <狭山茶のお店>
初売りも盛況に(岡野園にしては)、終わりました。
ありがとうございます。
肩から一荷を下ろしたら、次のことが待っている。
新春の風物詩、初釜が始まるのです。
十日に桶川の長野先生宅の初釜にお呼ばれ。
着物を見繕わなくちゃ。
それよりも悩ましいのは、のし袋の表書き。
誰もが悩む表書き。上の欄に何と書くか・・・
会費制でなければ書き様もあります。
たとえば「新年御挨拶」とか「初釜御礼」とか。
会費制の場合が悩ましい。
社中なら先輩と同じにしたり、教室の通例に習えばいいけど
お招きの場合が困る。
受付があれば、白封筒に「御会費」と書いてお渡しもできますが
寄付きでそれぞれの場合が本当に困る。
金額が指定されているので「御礼」や「御祝」は変だし、
初釜に「御茶礼」は軽すぎる。
お目出度いお招きなので、会費制でも「御会費」は失礼な気がする。
毎年どう書こうかと考え尽す。
年頭初顔合せの場だから、「新年御挨拶」にしようかとも思ったけど
結局今年も「寿」と書いてしまいました。
また来年も悩むんだろうなぁ。。。
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ありがとうございます。
肩から一荷を下ろしたら、次のことが待っている。
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十日に桶川の長野先生宅の初釜にお呼ばれ。
着物を見繕わなくちゃ。
それよりも悩ましいのは、のし袋の表書き。
誰もが悩む表書き。上の欄に何と書くか・・・
会費制でなければ書き様もあります。
たとえば「新年御挨拶」とか「初釜御礼」とか。
会費制の場合が悩ましい。
社中なら先輩と同じにしたり、教室の通例に習えばいいけど
お招きの場合が困る。
受付があれば、白封筒に「御会費」と書いてお渡しもできますが
寄付きでそれぞれの場合が本当に困る。
金額が指定されているので「御礼」や「御祝」は変だし、
初釜に「御茶礼」は軽すぎる。
お目出度いお招きなので、会費制でも「御会費」は失礼な気がする。
毎年どう書こうかと考え尽す。
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結局今年も「寿」と書いてしまいました。

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キリキリと身に染む寒さです。
新春とは名ばかり、これからもっとしばれるんでしょうね。
冬生まれのくせに、寒いのが苦手な店主です。
あのまったりと過ごした正月休みがずいぶん昔のような。。。
仕事始めから忙しい。
ありがたいことだけど、身体がなまってますね、疲れちゃう。
(それを歳のせいとは絶対言わない)
今日から茶道具の初売りセールが始まりました。
八日までやっています。
目玉は廃業した帛紗屋さんからの処分品です。
凝った織のステキな古帛紗や出帛紗が大放出となっています。
明後日までですが、お待ち申しております。
そうそう、明日はほうじ茶の初焙煎もしております。
焙じたてのいい香りをたどっていけば、迷わず岡野園です。
新年のご挨拶をしたいと、店主が鶴首でお待ちしております。
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新春とは名ばかり、これからもっとしばれるんでしょうね。
冬生まれのくせに、寒いのが苦手な店主です。
あのまったりと過ごした正月休みがずいぶん昔のような。。。
仕事始めから忙しい。

ありがたいことだけど、身体がなまってますね、疲れちゃう。
(それを歳のせいとは絶対言わない)
今日から茶道具の初売りセールが始まりました。
八日までやっています。

目玉は廃業した帛紗屋さんからの処分品です。
凝った織のステキな古帛紗や出帛紗が大放出となっています。
明後日までですが、お待ち申しております。
そうそう、明日はほうじ茶の初焙煎もしております。
焙じたてのいい香りをたどっていけば、迷わず岡野園です。
新年のご挨拶をしたいと、店主が鶴首でお待ちしております。
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<茶道具のお店> <狭山茶のお店>
まったりと過ごすお正月。
こんなにグダグダできるのも今日を限り。。。
明日から仕事が始まります。

新しいカレンダー。
新しいレジスター。
新たな気持ちで、面倒がらず、労を惜しまず
一日一日を重ねていければと思っています。
今年もお付き合いいただければシアワセに存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
あなたのポチッ
お願いいたします!

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一日一日を重ねていければと思っています。
今年もお付き合いいただければシアワセに存じます。
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今年もよろしくお願いいたします
小紋 おはようございます。あっという間に5日たちました
もう何月 もう半年と言いそうな 矢のように日にちの立つ
年頃になりました。一応の責任が終わって あそこもここも
行きたいところだらけです。よろしくお願いいたします。
店主の葉摘み 小紋さま
本当に明けると早いですね~!
あっという間と一年に何度言ったことか。
行きたいとこだらけっていいですねぇ、フットワークの軽い小紋さんらしくて。
見習いたいと言いながら、腰の重い私です。
今年は少しは軽くして、自由に出かけるのを目標にいたしましょうか。
そうだ!今年の目標が出来ました。(決意表明です・笑
小紋 おはようございます。あっという間に5日たちました
もう何月 もう半年と言いそうな 矢のように日にちの立つ
年頃になりました。一応の責任が終わって あそこもここも
行きたいところだらけです。よろしくお願いいたします。
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本当に明けると早いですね~!
あっという間と一年に何度言ったことか。
行きたいとこだらけっていいですねぇ、フットワークの軽い小紋さんらしくて。
見習いたいと言いながら、腰の重い私です。
今年は少しは軽くして、自由に出かけるのを目標にいたしましょうか。
そうだ!今年の目標が出来ました。(決意表明です・笑
静かに新年が明けました。
紅白を見て、除夜の鐘を聴いて、毎年の大晦日。
穏かに年を終え、新たな年を迎えました。
眠い目をこすりながら 陸橋まで初日の出を拝みに出かけます。
徐々に明るさを増していき
天晴なご来光!
神々しさに、身を切る寒さを忘れます。 見事なり!
そのままの勢いを駆って、恒例の初詣に
氷川神社へ。
今年の大絵馬。
毎年のことを今年も出来ました。 皆、健康であればこそ・・・
夕方には父上を招いての初祝膳。
代わり映えもしませんが、
変わらないことが幸せなのだとも思います。
どなたさまにも、毎年の変わりない新春が訪れていますように。
あなたのポチッ
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紅白を見て、除夜の鐘を聴いて、毎年の大晦日。
穏かに年を終え、新たな年を迎えました。
眠い目をこすりながら 陸橋まで初日の出を拝みに出かけます。
徐々に明るさを増していき

天晴なご来光!

神々しさに、身を切る寒さを忘れます。 見事なり!
そのままの勢いを駆って、恒例の初詣に
氷川神社へ。

今年の大絵馬。

毎年のことを今年も出来ました。 皆、健康であればこそ・・・
夕方には父上を招いての初祝膳。
代わり映えもしませんが、

変わらないことが幸せなのだとも思います。
どなたさまにも、毎年の変わりない新春が訪れていますように。
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謹んで新年のお喜びを申し上げます。
短い平成31年が明けました。
目出度い!
今年は亥の年。
干支の最後です。そして平成も終わりますね。
終わる時は始まりの時。 まことに目出度い!
私事ですが、
大正生まれの父上は、大正・昭和・平成・なにやら・・と
4元号を過ごすことになります。
これもひとえに、昔からのお客様や新しいお客様、勉強会や茶友、
沢山の方から「お若いですね~」とか、「お元気ですね~」とか
声を掛けられるごとに腰は伸び、元気が注入されてもおります。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
亥の茶碗。
今年も抹茶一服、どうぞお付き合いくださいますよう。
末筆になりますが
今年一年の皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。
あなたのポチッ
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目出度い!

今年は亥の年。

干支の最後です。そして平成も終わりますね。
終わる時は始まりの時。 まことに目出度い!
私事ですが、
大正生まれの父上は、大正・昭和・平成・なにやら・・と
4元号を過ごすことになります。
これもひとえに、昔からのお客様や新しいお客様、勉強会や茶友、
沢山の方から「お若いですね~」とか、「お元気ですね~」とか
声を掛けられるごとに腰は伸び、元気が注入されてもおります。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
亥の茶碗。

今年も抹茶一服、どうぞお付き合いくださいますよう。
末筆になりますが
今年一年の皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。
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