昨日、表千家同門会県支部の夏期講習会があったので
雨にも負けず行ってきました。
その訳は、
熊倉功夫先生の「元伯宗旦の茶の湯」という講演があるからです。
行ってよかったぁ~!
熊倉先生は大変お話がお上手で、あきることなく講演が進みます。
たくさん欠けていたピースが埋まりました。
そこで得た知識いろいろ。
利休のあとを継いだ少庵は、実は後妻の宗恩の連れ子。
(宗恩が利休に送った包み帛紗が現在の帛紗サイズの原型です)
と言うことは、利休の血は途絶えているのでは・・と思っていました。
少庵の妻おちょうは利休の娘と言う説があるそうです。
少庵の子が宗旦。
利休が太閤秀吉を迎えての茶事に、孫の宗旦(約十才)が
給仕として座敷に出たそうです。
宗旦は利休の茶の湯を実際に経験しているということ。
宗旦が家督を継いだときは二十才。
苦労が多かったようで、四十年近くうつ病であったということ。
宗旦には四人の息子があり、長男次男は先妻、三・四男は後妻の子。
次男・一翁宗守が武者小路千家。
三男・江岑宗左が表千家。 四男・仙叟宗室が裏千家。
しかし長男・閑翁宗拙は勘当され、継ぐことが出来ませんでした。
息子達に自分の苦労はさせまいと、生活の安定に苦心したうえ
それぞれの茶の道を開いた宗旦は、心から息子を愛していたはず。
どうしてなんだろうと思ってました。
その訳は、
江戸の大名に勤めた時、将軍御成りの折に風炉の灰形を作ったところ、
主人が将軍の茶道に灰を改めて欲しいと申し出たので
顔を潰された宗拙は出社拒否。
それに怒った大名は、「手討ちじゃ!」と家来を送る。
こりゃ大変と、宗拙は夜逃げをして京に逃げ帰る。
逃げ帰ったからといって、追っ手が掛かった息子を家に入れるわけにも行かず
勘当という形をとることにより、家と宗拙を含む息子達を守ったということ。
まだまだ続く。
ここで一服。
季節ですね。
那珂川の鮎が届きました。
栃木の黒羽で藍染を生業にしている友人から。
ありがたいことです。
応援ありがとうございます。
あなたの
ポチッ
ヨロシクお願いいたします!


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雨にも負けず行ってきました。
その訳は、
熊倉功夫先生の「元伯宗旦の茶の湯」という講演があるからです。
行ってよかったぁ~!
熊倉先生は大変お話がお上手で、あきることなく講演が進みます。
たくさん欠けていたピースが埋まりました。
そこで得た知識いろいろ。
利休のあとを継いだ少庵は、実は後妻の宗恩の連れ子。
(宗恩が利休に送った包み帛紗が現在の帛紗サイズの原型です)
と言うことは、利休の血は途絶えているのでは・・と思っていました。
少庵の妻おちょうは利休の娘と言う説があるそうです。
少庵の子が宗旦。
利休が太閤秀吉を迎えての茶事に、孫の宗旦(約十才)が
給仕として座敷に出たそうです。
宗旦は利休の茶の湯を実際に経験しているということ。
宗旦が家督を継いだときは二十才。
苦労が多かったようで、四十年近くうつ病であったということ。
宗旦には四人の息子があり、長男次男は先妻、三・四男は後妻の子。
次男・一翁宗守が武者小路千家。
三男・江岑宗左が表千家。 四男・仙叟宗室が裏千家。
しかし長男・閑翁宗拙は勘当され、継ぐことが出来ませんでした。
息子達に自分の苦労はさせまいと、生活の安定に苦心したうえ
それぞれの茶の道を開いた宗旦は、心から息子を愛していたはず。
どうしてなんだろうと思ってました。
その訳は、
江戸の大名に勤めた時、将軍御成りの折に風炉の灰形を作ったところ、
主人が将軍の茶道に灰を改めて欲しいと申し出たので
顔を潰された宗拙は出社拒否。
それに怒った大名は、「手討ちじゃ!」と家来を送る。
こりゃ大変と、宗拙は夜逃げをして京に逃げ帰る。
逃げ帰ったからといって、追っ手が掛かった息子を家に入れるわけにも行かず
勘当という形をとることにより、家と宗拙を含む息子達を守ったということ。
まだまだ続く。
ここで一服。
季節ですね。

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栃木の黒羽で藍染を生業にしている友人から。
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ひげ 葉摘みさん おはようございます・・・・。
昨日今日は葉摘み先生ですね・・・・・。
暫く真面目に受講いたしましょう・・・・。
葉摘み ひげさん
そろそろ夕方です。今日は暑かったわ。
何のこっちゃの文を読んでくださってありがとう!
復習のお勉強に付き合ってくれてうれしいです。
歴史すきです
小紋 権力とともに 栄えたともいえる茶道のお話
とても面白いです。
葉摘み 小紋さま
わたしは理系だったので歴史は苦手でした。
茶の湯を習い始め、神様のように思われている人たちを少し詳しく知ったのですが、
でも家系図で覚えただけでちっとも面白くなかった。
こうやって知っていくと生身の人間。
人物像がイキイキしてきて身近に感じ始め、興味がわいてきます。
利休や宗旦の家庭を勝手口から覗いているみたいです。
風干しの鮎
boumama 昨年のこのおいしそうな鮎覚えていますよ♪
そして素麺などに使うとより美味しいとかなんとか・・・コメント入れたように思いますが早いものです。しかし、1年経っても同じ事を感じると言うことは・・・ちっとも成長していない・・と、いうことかしらん?
敷いてあるのは山吹の葉でしょうか?
葉摘み boumamaさま
そうそう。思い出しました。
今年も相変わらず、塩振って簡単に食べてしまいました。
成長がありません。(笑
考えるとboumamaさんとも付き合いが長いですねぇ・・シミジミ
良く分かりましたね、ビックリ! その通り。山吹です。
目の前にある葉を手折って何も考えず敷きました。
六月三十日は「水無月祓」(みなづきはらえ)
「夏越祓」(なごしのはらえ)とも言い、
そこここの神社で「茅の輪くぐり」が行われていることでしょう。
六月三十日は夏の終わり。 翌日から秋です。
と言っても旧暦の話で、今年は七月三十一日です。
旧暦の行事を新暦で行うので、いまひとつピンとこないです。
これは陰陽から来ています。
春と夏は「陽」、秋と冬は「陰」
その変わり目に神社に行って、半年間のけがれを祓う行事です。
午後四時から、氷川神社前の太鼓橋で祝詞と祓いが行われ
待ち構えた人達は茅の輪を八の字にくぐり、
人形(ひとがた)と言う紙で作った切抜きで身体を拭って
けがれを移し、神社に収めます。
その時間にとても行けないので、朝出勤前に立ち寄りました。

だから御幣とか笹飾りとかまだ付いていなくて・・・
それでも人がたくさんいるので、真似してくぐってきました。
参拝帰りの茅の輪は
男衆が作っている最中でした。
そこから池を挟んで、

太鼓橋の茅の輪が見えます。
お参りのあと、神社で「茅の輪守り」を買って帰り
神棚や玄関などに掲げて、病難災難除を願います。
「茅の輪」はスサノオノミコトの伝説に由来し
貧しいながらも精一杯の歓待をした蘇民将来に感激したスサノオは
「茅(ちがや)の輪を腰につけていれば百難から逃れられる」と教え
その後流行った疫病から逃れられた、という古事からきています。
茅の輪守り。
子供の頃はその訳も知らず、浴衣を着せてもらえるのがうれしくて、
グルグル茅の輪をくぐるのもおもしろく、楽しみにしていました。
今はその訳を知り、茅の輪をくぐってまいりました。
「水無月祓」「夏越祓」 美しい日本の言葉と行事と、心から思います。
応援ありがとうございます。
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「夏越祓」(なごしのはらえ)とも言い、
そこここの神社で「茅の輪くぐり」が行われていることでしょう。
六月三十日は夏の終わり。 翌日から秋です。
と言っても旧暦の話で、今年は七月三十一日です。
旧暦の行事を新暦で行うので、いまひとつピンとこないです。
これは陰陽から来ています。
春と夏は「陽」、秋と冬は「陰」
その変わり目に神社に行って、半年間のけがれを祓う行事です。
午後四時から、氷川神社前の太鼓橋で祝詞と祓いが行われ
待ち構えた人達は茅の輪を八の字にくぐり、
人形(ひとがた)と言う紙で作った切抜きで身体を拭って
けがれを移し、神社に収めます。
その時間にとても行けないので、朝出勤前に立ち寄りました。

だから御幣とか笹飾りとかまだ付いていなくて・・・
それでも人がたくさんいるので、真似してくぐってきました。
参拝帰りの茅の輪は

男衆が作っている最中でした。
そこから池を挟んで、

太鼓橋の茅の輪が見えます。
お参りのあと、神社で「茅の輪守り」を買って帰り
神棚や玄関などに掲げて、病難災難除を願います。
「茅の輪」はスサノオノミコトの伝説に由来し
貧しいながらも精一杯の歓待をした蘇民将来に感激したスサノオは
「茅(ちがや)の輪を腰につけていれば百難から逃れられる」と教え
その後流行った疫病から逃れられた、という古事からきています。
茅の輪守り。

子供の頃はその訳も知らず、浴衣を着せてもらえるのがうれしくて、
グルグル茅の輪をくぐるのもおもしろく、楽しみにしていました。
今はその訳を知り、茅の輪をくぐってまいりました。
「水無月祓」「夏越祓」 美しい日本の言葉と行事と、心から思います。
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半年終わっちゃったね
kazumi 6月30日にカードの仕入れにちょうど京都に行ったら、みんなが行列して縁のお菓子「水無月」を買っていたのではじめて夏越祓のことを知りました。http://f40.aaa.livedoor.jp/~paulnobu/minaduki.html
風情がありますね。穢れをとって清らかにすごしたいものです。
葉摘み kazumiさま
kazumiちゃんも和のことに詳しくなりましたねぇ。
夏越祓なんて言葉も知らない方が多くなったかも。
水無月は六月の茶席でよく出ますね。
このお菓子、地味なんだけど好きです♪
氷の意味もあるけど、三角はウロコを表し竜神を意味してもいるようです。
竜神は雨を運ぶので、水の無い月だから雨乞いのお菓子でもあるそうですよ。
ちょきたら 先日和菓子屋さんの栞で
「夏越祓」のことを知りました(^^ゞ
そこには「茅の輪」のことも載っていたのですが、
どんな形が想像もつかなかったんです。
葉摘みさんのおかげで知ることができました^^
葉摘み ちょきたらさま
氷川神社はいけない距離じゃないから、来年は是非チャレンジしてください。
本番は夜で、なかなか風情があっていいですよ。
夜店もたくさん出ます♪
今の若い人は、古い行事やいわれを知らないでしょうね。
でも無くしたくない日本の情景・・・
kazumi 6月30日にカードの仕入れにちょうど京都に行ったら、みんなが行列して縁のお菓子「水無月」を買っていたのではじめて夏越祓のことを知りました。http://f40.aaa.livedoor.jp/~paulnobu/minaduki.html
風情がありますね。穢れをとって清らかにすごしたいものです。
葉摘み kazumiさま
kazumiちゃんも和のことに詳しくなりましたねぇ。
夏越祓なんて言葉も知らない方が多くなったかも。
水無月は六月の茶席でよく出ますね。
このお菓子、地味なんだけど好きです♪
氷の意味もあるけど、三角はウロコを表し竜神を意味してもいるようです。
竜神は雨を運ぶので、水の無い月だから雨乞いのお菓子でもあるそうですよ。
ちょきたら 先日和菓子屋さんの栞で
「夏越祓」のことを知りました(^^ゞ
そこには「茅の輪」のことも載っていたのですが、
どんな形が想像もつかなかったんです。
葉摘みさんのおかげで知ることができました^^
葉摘み ちょきたらさま
氷川神社はいけない距離じゃないから、来年は是非チャレンジしてください。
本番は夜で、なかなか風情があっていいですよ。
夜店もたくさん出ます♪
今の若い人は、古い行事やいわれを知らないでしょうね。
でも無くしたくない日本の情景・・・
見送りにやってきて、“阿波踊り”をしていたので
カメラを構えたら・・・
つまらん! どうしてカメラを構えるとおすましするの?
じゃぁ・・
「ご飯の用意はできたか?」
位置についてぇー
よぉーーい
ドン!
各馬(犬)一斉にスタートです!
食器運び競争はクシュの勝利!!
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カメラを構えたら・・・

つまらん! どうしてカメラを構えるとおすましするの?
じゃぁ・・

「ご飯の用意はできたか?」
位置についてぇー

よぉーーい
ドン!

各馬(犬)一斉にスタートです!

食器運び競争はクシュの勝利!!

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ひげ 葉抓みさん おばんです。
おっ・・アシュ九種元気だねぇ・・・・お目目のめんこいこと・・・。笑)
葉摘み ひげさん
こんばんわ、ひげさん。
アシュはガンが治ったのかと思うほど元気です。
食欲もモリモリ。絶好調!
リンパ腫が発覚してから3年。奇跡のようです。
これも気にかけてくれるみんなのおかげ。
ありがたいことです。ほんとに!
すずめ モデルワンコだということを自覚しているらしい。フゥ~ム
今回は、色んな姿を頑張ってとったのですね。
葉摘みちゃんに努力賞をさしあげましょう。
ワンちゃんたちはキレイに食べるのね。
ニャンちゃんは自分がこぼしたのに見向きもしない・・・
私はリキに使えるシモベでございます。(/_;)
パールママン おひさです♪
アシュクシュダブル元気で嬉しい。
食器運びしながら食べつくすなんて
かなりの腕前とみた!(笑)
ところでお姉さま、着物を干すのは
秋でしょうかね?今更・・・ですが。
久しく干してなかったもので・・・。
葉摘み すずめさま
あいつは、カメラはいいお顔♪と思ってる節があるのだ。
あの阿波踊りをぜひ見せたい。
立ち上がって手を振ってクルクル踊るのよ~
努力賞、いただきました!
葉摘み パールママンさま
おひさでーす。
お江戸珍道中、楽しく拝見させていただきました。(笑
着物のナントカ干しって言うのよね。 土用だったかしら・・
出てこないわ・・・トシじゃのぉ~
晴れて乾燥しているときに部屋干しするのよね。
わたしは着る機会が多いからしたことないわ。
ごめん、役立たずです。(~人~)
今朝は仕事を午前中休んで、父と庭の手入れです。
昨日の雨で土が軟らかく、草の香りが強くします。
この時期は茶花もどんどん増えるけど、それを負かすように雑草も元気!
父が場所を作ったところに、
新しい仲間が増えます。 「鉢で囲っておかないとむしっちゃうから・・」と自覚の父。
どれが茶花か話しながら、いい汗かきました。
雑草を抜いたり、増えすぎた茶花を間引いたり。
ヌマトラノオはむっちゃ元気です。
唐糸草が咲き出して
ヒオオギも
風通しが良くなってよかったね。
庭はもう、夏の茶花に変っています。
茶花を店に入れました。
唐糸草とシモツケソウ
ヌマトラノオとシモツケソウと風知草
花と語り合いながら、野にあるようにを心掛けて。
応援ありがとうございます。
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昨日の雨で土が軟らかく、草の香りが強くします。
この時期は茶花もどんどん増えるけど、それを負かすように雑草も元気!
父が場所を作ったところに、

新しい仲間が増えます。 「鉢で囲っておかないとむしっちゃうから・・」と自覚の父。
どれが茶花か話しながら、いい汗かきました。
雑草を抜いたり、増えすぎた茶花を間引いたり。
ヌマトラノオはむっちゃ元気です。

唐糸草が咲き出して

ヒオオギも

風通しが良くなってよかったね。
庭はもう、夏の茶花に変っています。
茶花を店に入れました。
唐糸草とシモツケソウ

ヌマトラノオとシモツケソウと風知草

花と語り合いながら、野にあるようにを心掛けて。
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悠 椿や水仙も凛として潔いですが、
籠に野草をこんもり活けるのが
野にあるまま持ち込んだようで好きです。
お庭に一杯、野草があって素敵ですね。
ちょきたら 子供の頃はよく草むしりのお手伝いを
してました。懐かしいです。
今はコンクリートに囲まれて、草むしりとは
無縁。楽ですけど、季節を感じる仕事を
一つなくしたような気がします。
私だと間違って茶花を抜いてしまうかも(笑)
トラノオ、かわいいですね^^
鉢の囲い、ナイスアイデア!
kazumi やっぱり日本の植物は肌に合うというか見ていてもほっとします。
中でも茶花は楚々とした美しさで自分でも「この良さがわかる歳になったんだな」と思いました。
ひげ 葉摘みさん おはようございます・・・・。
納得!!葉摘みさんの山野草好き・・・・・。
楽しかったでしょう・・親子での語らい・・・・これが一番だな・・・・。笑)
親孝行でしたね
boumama さすが長年庭の茶花にも携わってきたお父様だからのアイデアですね。
2,3日庭に出ないでいると草の勢いのいいのには驚かされますが、きれいになったあとの茶花のサッパリしてきれいなこと喜んでるよう♪
早速、旬な籠に野草を生けていいですね。
さてと、後は父娘でお茶ですね。幸せな時が流れます。
葉摘み 悠さま
庭には二羽・・・じゃなくって、山野草も雑草も混沌と生い茂っております。
雑草の中にもカヤツリソウやイヌタデを見つけると、抜くなと言うので父も戸惑っておりました。(笑
葉摘み ちょきたらさま
いつでも遠慮なく草むしりに来て下さい。
大歓迎でお待ちしていますわ。(笑
トラノオとホトトギスはお分けしたいくらい増えてます。
葉摘み kazumiさま
ここにあったの抜いたでしょ!とわたしに叱られるので工夫したようです。(笑
ホトトギス・さくらたで・ヌマトラノオ・秋明菊・シモツケソウ
出荷したいほど増えました。
欲しいのありますか?
葉摘み ひげさん
そんなとこ抜いた雑草をおいちゃダメだ!と怒られ、これは大事だから抜いちゃダメだ!と怒り・・・
楽しい親子の語らい?です。(笑
葉摘み boumamaさま
いやぁ、父は男なんで山野草は抜いちゃいます。
まぁ、山野草も雑草みたいなもんだけど・・・(笑
わたし、何にでも話しかけるタイプなんで
よく咲いたね!とか、サッパリして気持ち良いでしょ?とか、いい子だね♪なんて草に言ってます。
・・・知らない人が見たらブキミかも(笑
「もういいから仕事に行け!」と商売命の父。
お茶ぐらい一緒に飲みたかったわ。
二十二日の日曜日、なんと五時起床。
う~ん・・・小雨です。
六時三十八分の山形新幹線に乗り、鈍翁茶会に行って来ました。
大宮の新幹線ホームに行くと、着物の方がちらほら。
こんなに朝早いのに、車中にもちらほら。
日本三大茶会といわれる鈍翁茶会の人気のほどが伺われます。
今回は裏千家の先生お二人とご一緒です。
夏至が過ぎたので、絽の着物を着ていきました。
しかし、絽だって単だって着物は暑い!
山形駅に九時ちょっと過ぎに着き、タクシーで茶会に向かいます。
運転手さんが言うには、
「今日はましです。昨日は31℃だし、雨で蒸し暑いし、雷はなるし・・」
・・・はい。文句は言いません。
会場は緑が多く、吹く風が汗をぬぐってくれます。
上を見ると
その木の下には
前を望むと
あちらには、点心席と香煎席があります。
汗が引き一息ついた頃、順番が来て席中へ。
濃茶席、薄茶席とも見事なお道具ばかり。
濃茶席の少庵作の茶杓と道安所持の古備前茶入、
薄茶席の八代宗哲作の夕顔蒔絵台子が心に残りました。
どちらも失礼になるので写真が撮れません。
ご紹介できず残念です。
立礼席は展示の席なので、写真を撮らせていただきました。
目に新鮮な道具組で
数寄の道具類のバランスが良く、とてもステキです。
収穫はこちらが拝見できたこと。
鈍翁さんの
豆腐画賛茶碗です。
「世の中は豆で四角でやわらかで、とうふのような人になれ人」 鈍翁
十二時には終わり、十三時六分の新幹線に乗ってました。
しっかり、さくらんぼ1キロ抱えて。
さくらんぼ三昧!
店主、一年に一度の贅沢です。
欲を言うなら、薄茶席は干菓子にして欲しかったかな。
主菓子が二席連続で続くと、ちとしんどいです。
来年に期待してます!
応援ありがとうございます。
あなたの
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う~ん・・・小雨です。
六時三十八分の山形新幹線に乗り、鈍翁茶会に行って来ました。
大宮の新幹線ホームに行くと、着物の方がちらほら。
こんなに朝早いのに、車中にもちらほら。
日本三大茶会といわれる鈍翁茶会の人気のほどが伺われます。
今回は裏千家の先生お二人とご一緒です。
夏至が過ぎたので、絽の着物を着ていきました。
しかし、絽だって単だって着物は暑い!
山形駅に九時ちょっと過ぎに着き、タクシーで茶会に向かいます。
運転手さんが言うには、
「今日はましです。昨日は31℃だし、雨で蒸し暑いし、雷はなるし・・」
・・・はい。文句は言いません。
会場は緑が多く、吹く風が汗をぬぐってくれます。
上を見ると

その木の下には

前を望むと

あちらには、点心席と香煎席があります。
汗が引き一息ついた頃、順番が来て席中へ。
濃茶席、薄茶席とも見事なお道具ばかり。
濃茶席の少庵作の茶杓と道安所持の古備前茶入、
薄茶席の八代宗哲作の夕顔蒔絵台子が心に残りました。
どちらも失礼になるので写真が撮れません。
ご紹介できず残念です。
立礼席は展示の席なので、写真を撮らせていただきました。
目に新鮮な道具組で

数寄の道具類のバランスが良く、とてもステキです。
収穫はこちらが拝見できたこと。
鈍翁さんの

豆腐画賛茶碗です。
「世の中は豆で四角でやわらかで、とうふのような人になれ人」 鈍翁
十二時には終わり、十三時六分の新幹線に乗ってました。
しっかり、さくらんぼ1キロ抱えて。
さくらんぼ三昧!

店主、一年に一度の贅沢です。
欲を言うなら、薄茶席は干菓子にして欲しかったかな。
主菓子が二席連続で続くと、ちとしんどいです。
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すずめ こちらもお帰りなさい。
絽のお着物姿もまた見てみたかったわ~
心にたくさんお土産抱えて戻られたのですね。
これからの葉摘み店が楽しみ♪
葉摘み すずめさま
日帰りですけど、「はい、たっだいまぁ~」
心に満足、さくらんぼ腹で満足♪
鈍翁さんの豆腐の茶碗は有名です。
実際に見られて幸せ!
言葉が心にしみました。
グリーンホース 長旅、お疲れ様でした!
山形と言えば、さくらんぼですよねっ!
ちょきたら お疲れさま~
それにしても見事な苔ですね!
立礼席の釜、かわいい~^^
何て名前なんでしょう。
え、あの桶って竹まるっとなんですか(@_@)
そんな太い竹があるなんて・・・・
主菓子2個できついとは、葉摘みさんらしくもない(笑)
少食になりましたか?
ひげ 葉摘みさん おはようございます。
忙しい中でもちゃんと物を見ている葉摘みさん・・・・・一緒に歩けば好奇心は満たされるやろね。
立礼席のお道具
boumama 山形はこの時期とても考えられないような酷暑の日があるとか・・・そんな日移動も着物ですものね。本当にご苦労様でしたの一言です。
見事な苔むしたお庭と楓の葉擦れの音がしてきそうですが、早朝からの疲れと汗もスーッと引きそうですね・・・?
立礼席のお道具のユニークな揃え方が面白いですね。
小紋 みどりのおにわと さくらんぼの赤
素敵な お話で こころゆたかになります。
まめで 四角で・・・・
葉摘み グリーンホースさままいどっ
山形が近づくといたるところにビニールハウスがあり、なんじゃいな?と思っていたら、さくらんぼのハウスだそうです。
大事に大事に育てられたさくらんぼちゃんは超美味!絶品!
葉摘み ちょきたらさま
見事でしょう!
雪の多い地方であのようなきれいな苔を育てるのはドンだけの苦労か。
頭が下がります。
立礼席の釜は「箪瓢(たんぴょう)釜」
瓢箪が逆さの形は、箪瓢って言うんですよ。ジョウクじゃないですから。
小食になったのではなく、ここだけの話よ。
お菓子がとっても甘かったの。そしてお濃茶が大盛りだったの。そのうえ練りが浅くて苦重かった。
お腹にドッシリきました。
先生方と、お茶とお菓子って難しいわねぇ~勉強になったわねぇ~と言い合いました。
そんなわけでらしくない発言と相成りましたとさ。
葉摘み ひげさん
好奇心にはまっしぐら!
楽しいことには疲れ知らず!
興味あることはためらわない!
良いところでもあり悪いところでもあり・・・(笑
連載中の莨盆。 今回で一応締め。
続けて書くことで頭の整理が出来てよかったです。
作る人の思いを表現する火入れの灰と火。
普段のお稽古ではあまり縁がないので
作り方を知らない人が多いと思います。 書いてみます。
中に入れる灰は、「風炉の灰」
裏千家はレンガ色に染めた灰を使うことがありましたが
今は通年普通の灰を使うことの方が多いです。
上質のキメ細かな風炉灰を入れると、きれいに仕上がり仕事が楽です。
表は繊細に、裏はザックリと灰形を作ることが多いようですね。
灰形は人が作るものなので、作る人の感覚・美意識が現れます。
では作り方・店主風を。
まず、灰に良くおこした炭を埋めて、灰を暖めます。
火入れの底まで暖かかったらOK。
灰の熱を均等にするのと、空気を混ぜ込むため
筋棒でかき混ぜます。
筆でざっと形つくり
ここで炭を入れます。
灰押えで均します。
力を入れて押してはいけませんよ。

常に対角線上に
筋棒があるように、等間隔に下ろしていきます。

手に持って作るやり方もありますが、
下において左手で回転させたほうが楽な気がします。
火入れの下に懐紙を敷くと、スムーズに廻ります。
このやり方は店主風。
それぞれのやり方があると思いますので、参考にして下さい。
コレは絶対外せない!というところは、色を入れておきました。
火箸で押してみました。

火入れを前にして、これをどんな風に仕上げようかと考えるときは
店主の至福のときです。
明日は、山形の鈍翁茶会に行ってきま~す♪
応援ありがとうございます。
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続けて書くことで頭の整理が出来てよかったです。
作る人の思いを表現する火入れの灰と火。
普段のお稽古ではあまり縁がないので
作り方を知らない人が多いと思います。 書いてみます。
中に入れる灰は、「風炉の灰」
裏千家はレンガ色に染めた灰を使うことがありましたが
今は通年普通の灰を使うことの方が多いです。
上質のキメ細かな風炉灰を入れると、きれいに仕上がり仕事が楽です。
表は繊細に、裏はザックリと灰形を作ることが多いようですね。
灰形は人が作るものなので、作る人の感覚・美意識が現れます。
では作り方・店主風を。
まず、灰に良くおこした炭を埋めて、灰を暖めます。
火入れの底まで暖かかったらOK。
灰の熱を均等にするのと、空気を混ぜ込むため
筋棒でかき混ぜます。

筆でざっと形つくり

ここで炭を入れます。
灰押えで均します。

力を入れて押してはいけませんよ。

常に対角線上に

筋棒があるように、等間隔に下ろしていきます。

手に持って作るやり方もありますが、
下において左手で回転させたほうが楽な気がします。
火入れの下に懐紙を敷くと、スムーズに廻ります。
このやり方は店主風。
それぞれのやり方があると思いますので、参考にして下さい。
コレは絶対外せない!というところは、色を入れておきました。
火箸で押してみました。

火入れを前にして、これをどんな風に仕上げようかと考えるときは
店主の至福のときです。
明日は、山形の鈍翁茶会に行ってきま~す♪
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ちょきたら 最初によく火を起こした炭を入れますよね?
それはいれっぱなしですか?
それとも筋棒でかき混ぜる前に、とりだしてしまうのですか?
写真で見る限り、押さえるところと筋をいれるのが
難しそう(涙)
とくに葉摘みさんみたいにきれいに筋を入れるのは
至難の業では。
手が震えて、線がゆがみそうですね。
失敗しても、やり直せますか?(笑)
葉摘み ちょきたらさま
山形の茶会から帰ってまいりましたぁー!
楽しかったです♪
ご質問の件
温め用の炭は取り出します。言葉が足りなくてごめんなさい。
大きくしてみたらヘタッペですね・・(苦笑
火入れ炭を入れたら一気に作ります。
迷ったら上手くいかないのよ。
だから写真みたいに火がついていない炭を使って練習します。
誰でも練習しないと上手くはいかないのよ。
慣れと迷わない事と度胸ですかね・・(笑
小紋 しらないことが すこしずつわかってくる。
ありがたいことです。
美しい 灰の筋目 心落ち着けての仕事ですね。
そんなぁ...
悠 今日のお稽古で先生に莨盆のことを伺ってみました。
「この前、裏千家のお茶会で莨盆があったのですけど
有楽流では莨盆使わないのですか?」
「あら~、うちだって莨盆あるわよ」
「でも今までお茶会で使ったことないですよね」
「だってうちは禁煙なんだもの」
ということで、有楽流も寄付やお薄では使うそうです。
柴いぬ 葉摘みさまの弟子になりたかったぁ・・
せめて近くに住んでいれば・・・
コメントに出てくる皆さんが羨ましい・・・・
でも、毎回、お勉強になるお話で、
幸せ~♪ ですわん。
葉摘み 小紋さま
そうですね。
落ち着いて集中しないと上手くいきません。
手早く作らなくてはいけないのですが、焦るとたいがい失敗します。
大昔のライターは粋ですね。
葉摘み 悠さま
何度か有楽流の茶会に行ってるはずなのに、記憶になくて・・・
教えてくれてありがとうございます。
どんな風にセッティングするかも、いつか教えてくださいね。
葉摘み 柴いぬさま
弟子だなんて・・そんな・・
お友達になってください。
遠いの?どこかしら?
今日は日帰りで山形まで行ってきました。
新幹線で2時間半。日本は狭くなってます。
yoko 今晩は♪山形までの日帰り旅行(お茶会)、お疲れ様です~^^♪ご無事で何よりです(^^)v
店主風の火入れは決まっているわけではなく、葉摘みさんが考えて形にしてるんですか~。かっこいいですね~。。UPにしたらとてもきれいで芸術を感じてしまいました。お茶のこと何もわからない私にはどこまで広がっているのか察することもできませんが、それも含めて勉強になります(^^)
葉摘み yokoさま
無事帰ってまいりました。
さくらんぼを1キロしっかり抱えて(笑
その夜、阿波踊りの練習に行き、翌日はまたもや早起きして栃木のゴルフ場へ!
パワフルだねぇ~と娘に呆れられ、遊ぶことなら元気だい!と居直っとります。
おかげで今日はヨボヨボです・・・(--;)
今日の蒸し暑さはどうよ!

莨盆の語りかけの話は、
茶事の経験がない方には、「なんのこっちゃ?」だったかも。
経験がある方も、そこまで感じていた方は少数かもしれません。
店主も裏方の勉強をするまでは、そこまで深く興味がありませんでした。
そして少しずつ少しずつ覚えていきました。
皆さんも少しずつ少しずつ・・・
以前に出した宿題、覚えてますか?
>自分の流儀とどこが違うでしょう
でした。
目にする機会が多いので、表と裏で比べてみましょう。
表千家の莨盆

裏千家はこんな感じ。

見比べればよくわかりますね。
※ キセルの長さが違う
(概ね表は長いです)
※ 表は敷き紙をし、裏はしない
※ タトウの柄が違う
(表千家は切箔。裏千家は唐松を概ね好まれます)
お茶には「絶対」はありませんので、「概ね」と言うことです。
ここまでは判りやすい。
火入れ炭を傾けるのはご存知ですか?
よく見るとわかりますが、表は右に、裏は左に傾けます。
傾けない流儀もありますね。
灰吹きも、席中では表も裏も青竹を使うことが多いのですが
(十月は半枯れという侘びた灰吹きを使うこともあります)
煤竹や白竹、蓋がついている場合などを目にしたことがあります。
考え方の違いが様々で、なかなか興味深く面白いです。
応援ありがとうございます。
あなたの
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ヨロシクお願いいたします!


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莨盆の語りかけの話は、
茶事の経験がない方には、「なんのこっちゃ?」だったかも。
経験がある方も、そこまで感じていた方は少数かもしれません。
店主も裏方の勉強をするまでは、そこまで深く興味がありませんでした。
そして少しずつ少しずつ覚えていきました。
皆さんも少しずつ少しずつ・・・
以前に出した宿題、覚えてますか?
>自分の流儀とどこが違うでしょう
でした。
目にする機会が多いので、表と裏で比べてみましょう。
表千家の莨盆

裏千家はこんな感じ。

見比べればよくわかりますね。
※ キセルの長さが違う
(概ね表は長いです)
※ 表は敷き紙をし、裏はしない
※ タトウの柄が違う
(表千家は切箔。裏千家は唐松を概ね好まれます)
お茶には「絶対」はありませんので、「概ね」と言うことです。
ここまでは判りやすい。
火入れ炭を傾けるのはご存知ですか?
よく見るとわかりますが、表は右に、裏は左に傾けます。
傾けない流儀もありますね。
灰吹きも、席中では表も裏も青竹を使うことが多いのですが
(十月は半枯れという侘びた灰吹きを使うこともあります)
煤竹や白竹、蓋がついている場合などを目にしたことがあります。
考え方の違いが様々で、なかなか興味深く面白いです。
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ひげ 葉摘みさん こんにちは・・・露草ですか・・・・庭の花も一輪つけました。
ちょきたら この時間でも蒸し暑いですね・・・
莨盆、勉強になりました。
キセルの長さも「概ね」違うんですね。
写真で観た時に「表のはずいぶん長いなあ」
とは思いましたが・・・
「火入れ炭をかたむける」目的は、
キセルに火をつけやすくするためですか?
葉摘み ひげさん
今日も蒸し暑くて・・・ダルダルです。(T0T)
暦を見たら夏至って書いてありました。まいったねぇ
明日あたり良いことあります。乞うご期待!
葉摘み ちょきたらさま
昨日、裏千家を習ってる娘に話しました。
彼女は「吸えないなら出さなきゃいいのに・・」といつも思ってたそうです。
やっと納得できたといってました。
ストンと落ち着くと、所作に落ち着きがでるようです。
よく気がつきました。その通りです。
煙管に火をつけるには傾いていた方が点けやすい。
裏と表では逆というのもおもしろいですね。
ひげ 葉摘みさん おはようございます。
明日ということは今日だな・・・。笑)
楽しみに待っています。
葉摘み ひげさん
お楽しみ袋は届いたかしら?
お父さんありがとう!って
ひげ 先ほど帰宅・・・で宅急便屋さんに即電話・・・・ありがとう・・・娘よ。笑)
その言葉だけで涙目のおっちゃんだ・・・・。
葉摘み ひげさん
泣くな、ひげさん!
無事着いてよかったです。
莨盆の話を続けましょう。
茶事のとき、亭主はどんなことを語らせようとしているのか。
客は玄関の手がかりが開いていると、用意ができている合図と知り
中には入ります。
寄付き(身支度&準備室)に入ると、掛け物と莨盆が迎えます。
そこで生きているのは、莨盆の火だけです。
落ち加減の火が、到来を待ち浴びていた亭主の心を表現します。
「うれしくて心待ちのあまり、早めに莨盆を用意してしまいました。」
盆には灰吹きと火入れしか入っていません。
「お手持ちの好みの煙草でおくつろぎ下さい。」と語っています。
外腰掛に進みます。
入席OKと合図があるまで待機するベンチですね。
そこにも莨盆が置いてあります。
ここには煙管と莨タトウが付いています。
客は茶席に最低限度しか持って入らないので、当然煙草も置いてきます。
「ここまでは煙草OKです。お持ちでないでしょうから、こちらをどうぞ。」
「席中ではノースモーキングですよ。」 と話しかけます。
前席では、懐石をいただきます。
莨盆は出されないので「禁煙」ということです。
中立ち(席を外す)があり、外腰掛に移動すると莨盆が用意されています。
火入れの火は、頃合いを見計らって作った火。
「ガマンした分、存分に楽しんでリラックスして下さい。」
後座では最初はお濃茶。
重々しくお手前が進みます。
次に薄茶。
このとき座布団と煙管タトウ付の莨盆が、客に出されます。
「どうぞお楽に。」という合図です。
座が緩みます。
そのときはしっかりおきた出来立ての火。
「時間を気にせず、ゆるゆると楽しんでください。」
亭主の気持ちを代弁します。
ノースモーキングのご時勢。
莨盆は茶会に必要のないものになっているかも知れません。
正客の座る場所のマーカーと形骸的になっているやも。
でも、亭主の心を表現する重要なアイテムだと思います。
客は莨盆の火の語りかけを、目から心に聞き取ってください。
莨盆の火入れは楽しい! そして奥が深い!
だから、またカテゴリーを増やしてしまったわ。(笑
応援ありがとうございます。あなたの
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茶事のとき、亭主はどんなことを語らせようとしているのか。
客は玄関の手がかりが開いていると、用意ができている合図と知り
中には入ります。
寄付き(身支度&準備室)に入ると、掛け物と莨盆が迎えます。
そこで生きているのは、莨盆の火だけです。
落ち加減の火が、到来を待ち浴びていた亭主の心を表現します。
「うれしくて心待ちのあまり、早めに莨盆を用意してしまいました。」
盆には灰吹きと火入れしか入っていません。
「お手持ちの好みの煙草でおくつろぎ下さい。」と語っています。
外腰掛に進みます。
入席OKと合図があるまで待機するベンチですね。
そこにも莨盆が置いてあります。
ここには煙管と莨タトウが付いています。
客は茶席に最低限度しか持って入らないので、当然煙草も置いてきます。
「ここまでは煙草OKです。お持ちでないでしょうから、こちらをどうぞ。」
「席中ではノースモーキングですよ。」 と話しかけます。
前席では、懐石をいただきます。
莨盆は出されないので「禁煙」ということです。
中立ち(席を外す)があり、外腰掛に移動すると莨盆が用意されています。
火入れの火は、頃合いを見計らって作った火。
「ガマンした分、存分に楽しんでリラックスして下さい。」
後座では最初はお濃茶。
重々しくお手前が進みます。
次に薄茶。
このとき座布団と煙管タトウ付の莨盆が、客に出されます。
「どうぞお楽に。」という合図です。

座が緩みます。
そのときはしっかりおきた出来立ての火。
「時間を気にせず、ゆるゆると楽しんでください。」
亭主の気持ちを代弁します。
ノースモーキングのご時勢。
莨盆は茶会に必要のないものになっているかも知れません。
正客の座る場所のマーカーと形骸的になっているやも。
でも、亭主の心を表現する重要なアイテムだと思います。
客は莨盆の火の語りかけを、目から心に聞き取ってください。
莨盆の火入れは楽しい! そして奥が深い!
だから、またカテゴリーを増やしてしまったわ。(笑
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ひげ 葉摘みさん おばんです。
見えないところでの気遣い・・・・おっちゃんも見習います・・・出切るか出来ないか・・・わかりませんが・・・。笑)
葉摘み ひげさん
早々とおこしやす。
さりげない語りかけとそれを読み取り力。
昔の人は教養がありましたね。
今は見えるものしか見えなくなってる。。。さりげなさを私も見習いたいです。
柴いぬ こんばんわ。
なんと、すばらしい配慮でしょう。
三つの出番で、それぞれ、こんなに奥深い役を演じてるのですね。 ただ単に灰形がキレイに出来な~い なんて、叫んでる場合では無いですね・・・
炭(たどん?)の景色まで計算して用意する亭主。と、水屋の方。
ほぅ(ため息)です。 茶道やっぱり好きです。わん。
ちょきたら こんなに亭主が思いをこめて、莨盆を用意してくださってるなんて、思いもしませんでした。
たしかに形骸化しつつあるのかもしれませんが、
そこからも亭主のおもてなしの心を感じることができるのは
うれしいことです。
いつか、わたしも火入れの灰を作ってみたいなあ。
昨日の菖蒲園でのお父上、とっても楽しそうでしたね^^
葉摘み 柴いぬさま
茶花とか灰形とか、当日に用意する物に亭主の力量が顕著に出ます。
こういうことも知っていると茶席の楽しみが増えるでしょ?
あぁ楽しい。あぁ恐ろしい。だから茶の湯はきりがない♪
どんなにやっても知る喜びが尽きません。
葉摘み ちょきたらさま
今度のお茶事の楽しみが増えたでしょ。
あまり言葉を交わさないだけに、さまざまな道具が語りかけます。
火入れの灰ね。
やりたくなったら来て下さい。いつでもコツをお教えしましよ。
すずめ It's very difficult for me that I understand TENSYU's thoughtfulness.
*thoughtfulness= "kokorokubari"
葉摘み すずめさま
どうしてだろうね?また外人になっちゃってる。
習っている人でも、ここまで考えない人が多いと思うよ。
西洋的な主張文化の中にいると、ともすれば忘れてしまう。
東洋的な受身の感覚は、人の気持ちを汲み取る力かな。
今日も昨日に続き、季節の花便りとなりました。
父の日は、茶会で何もしてあげられなかったので
仕事を半日休み、染谷の菖蒲園にドライブです。
義父が亡くなってから家にこもりがちの義母も誘いました。
日差しは強いけど、緑陰は爽やか。
平日にもかかわらず、たくさんの人が出ていました。

ここは大宮から、かなり深いところにあります。
早速カメラ小僧になる父




店主がカメラを向けたら
オチャメな父です。(笑
応援ありがとうございます。
あなたの
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父の日は、茶会で何もしてあげられなかったので
仕事を半日休み、染谷の菖蒲園にドライブです。
義父が亡くなってから家にこもりがちの義母も誘いました。
日差しは強いけど、緑陰は爽やか。
平日にもかかわらず、たくさんの人が出ていました。

ここは大宮から、かなり深いところにあります。
早速カメラ小僧になる父





店主がカメラを向けたら

オチャメな父です。(笑
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ひげ お茶目はお父さん譲りでしたか・・・・・・。
グリーンホース なかなか良い所ですね。
おまけに一番見ごろな様でっ!
素敵な半日を過ごされましたね。
アヤメと菖蒲と杜若、見分けられませんが
kazumi どれもこれも素敵な写真ですね。お父様のへっぴり腰は手ぶれ防止でなったんでしょう(笑)
ちゃんと品種名もあってぬかりありませんねー。
尾形光琳の国宝『八橋蒔絵硯箱』を思い出しました。
葉摘み ひげさん
今日の父は大変機嫌もよく楽しそうでした。
はしゃいでいる様子がわかるでしょ。
あんな父や義母の顔は久しぶりで、私も嬉しくなりました。
葉摘み グリーンホースさままいどっ
ちょうど見頃でした。
案内の人が、最初の花で一番良いところだと言ってましたね。
これから先は2番3番の花となり、だんだん小さくなるそうです。
はい!過ごされました。
葉摘み kazumiさま
kazumiちゃんちで、バラに名が入ってたので真似しました。
パチリと撮ってメモメモ・・です。(笑
有名ではないのですが、見事ですよ。
広い広い
小紋 綺麗な菖蒲
そこそこで そだてる品も違うところが いろあいにでています。
お二人 お喜びでしょうね。
画面によくでておりますです。
ほんと~
kon 楽しそう!嬉しそう!なお二人と、その姿に心和んでいらっしゃる葉摘みさんの優しさを感じます。
紫陽花とお着物姿の葉摘みさんもしっとりととっても素敵だったけど、菖蒲に包まれた葉摘みさんもさぞ美しや~
その美しさ!お父様にバッチリ激写されましたね☆
葉摘み 小紋さま
ここはとても気持ちの良いところです。
大宮って結構いいところがあるんですよ。
小紋さんに刺激されて見に行く気になりました。
したいときには・・・に、ならないようにためらわないことにしました。
葉摘み konさま
お変わりないですか?ご主人はいかがですか?
来てくれてとてもうれしいです。
菖蒲に包まれた葉摘みさんは、日焼け防止の手袋・野球帽。
紫陽花とは同一人物とは思えない姿でした。(笑
莨盆の続きは、今日は休憩です。
昨日行った熊谷の保安寺「紫陽花茶会」のご報告をば。
立礼席
お寺の裏庭に設えられた気持ちの良いお席。
夏を思わせる暑い日だったのですが、吹く風は爽やか!
アジサイの中の薄茶席でした。
末広棚は
表千家の好みです。表千家不白流だから表の棚も使うのですね。
あと、本堂脇の和室で濃茶席。
和鏡点てをしたお薄席。 (はじめて見るお手前でとてもおもしろかったわ!)
席中での撮影は、同席のお客様のご迷惑になりますので出来ませんし、
終わってからは、大勢お客様がお待ちですので撮れませんでした。
ですので、こんな写真を
ここは点心席です。イスにテーブルの席でおいしいお弁当をいただきました。
が、ふと上を見ると

シャンデリアかと思いました。(笑
境内には、たくさんの珍しい紫陽花が。



茶席の合間に紫陽花めぐりを堪能♪。
六月中旬なので単を着ていきました。
でも半分位は
もう絽をお召しでしたね。
ご住職にお迎え、息子さんにお送りと超VIP扱いで・・・勿体無いことです。
ほんとにありがとうございました。また来年も行きたいです。(^^v
応援ありがとうございます。
あなたの
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昨日行った熊谷の保安寺「紫陽花茶会」のご報告をば。
立礼席

お寺の裏庭に設えられた気持ちの良いお席。
夏を思わせる暑い日だったのですが、吹く風は爽やか!
アジサイの中の薄茶席でした。
末広棚は

表千家の好みです。表千家不白流だから表の棚も使うのですね。
あと、本堂脇の和室で濃茶席。
和鏡点てをしたお薄席。 (はじめて見るお手前でとてもおもしろかったわ!)
席中での撮影は、同席のお客様のご迷惑になりますので出来ませんし、
終わってからは、大勢お客様がお待ちですので撮れませんでした。
ですので、こんな写真を

ここは点心席です。イスにテーブルの席でおいしいお弁当をいただきました。
が、ふと上を見ると

シャンデリアかと思いました。(笑
境内には、たくさんの珍しい紫陽花が。



茶席の合間に紫陽花めぐりを堪能♪。
六月中旬なので単を着ていきました。
でも半分位は

もう絽をお召しでしたね。
ご住職にお迎え、息子さんにお送りと超VIP扱いで・・・勿体無いことです。
ほんとにありがとうございました。また来年も行きたいです。(^^v
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すずめ こんばんわ
とてもお茶席の雰囲気が伝わる記事と写真です。
コレだけの説明力 ワンダフォー
久しぶりの葉摘みちゃんの着物姿です。背中を伸ばして、前を向いているのが分かる項(ウナジ)
私は、背中が丸まってばかりですよ(先日の打撲痛はよくなったよん)
葉摘み すずめさま
ほんとに?うれしいわ。
この着物は好きなので載せちゃいました。
姿勢だけは昔から褒められてます。けど腰痛・・・(泣
打撲傷が良くなってよかったわね。って打撲痛になるようなこと、すな!
今日はねぇ。ブログを見ていてくださってる方がおふたりもお見えになったの。
おひとりの方は地図まで調べて東京から!
とっても嬉しかったわぁ~♪
ちょきたら うわあ、色々な紫陽花が見られたんですね。
お天気もよくて、お茶会日和でしたね。
ところで、こういう外でのお茶会の場合、
天気が悪いときは、急遽室内でおこなうのですか?
葉摘みさんの着姿、ステキです~(*^_^*)
女も惚れまっせ。
帯の柄はなんというのでしょう?
葉摘み ちょきたらさま
もっといっぱい撮ったんだけど、初めて見る種類を載せました。
天気が悪いときは室内だそうです。
幸い去年も今年も天気は上々! わたしは晴れ女♪
この帯は紗なんだけど、柄はなんだろ?幾何学模様かな?おぼろ月かな?
ようわからん。(笑
ひげ 葉摘みさん おはようございます。
お寺さんって豪奢なんですね・・・ま・・・葉摘みさんは負けてはいませんが・・・・。
帯締め
boumama 珍しい紫陽花がズラリ。
ここ数日梅雨と言えども爽やかな天気が続いていて良かったですね。
また、一際目にも鮮やかな葉摘みさんの着物姿です。
単衣の着物の一番好きな地色で帯締めはこの色の他には考えられないようなピッタリの帯締めです。パチパチパチ。
蒸し暑さも吹っ飛んで行きそう。
ありがとうございました
mina ブログではお久しぶりです。
日曜日はお茶会に来てくださって、ありがとう
ございました。
いろいろと行き届かないところが、あったと思いますが
楽しんでいただけたようで嬉しいです。
私は例年通り自分のことに精一杯で、なかなか
まわりを見渡すことが出来なかったように思います。
でも、お茶会が終わると一回り成長できたような
感じもするのです・・・。
またどこかでお会いできると良いですね。
葉摘み ひげさん
ハハハ・・負けてませんか?
ご家族とお社中での、心のこもったおもてなしで気張らず良い茶会でした。
お賽銭をあげて手を合わせ顔を上げたら・・・ご本尊じゃなくて大勢が食事中って、参拝の方はさぞたまげたことでしょうね。(笑
葉摘み boumamaさま
とても暑い日でしたが木々をわたる風は爽やか。
湿気も無く、着物でも汗をかかないで済みました。
着物好きのboumamaさんに褒められて嬉しいわ!
帯締めに目がいくなんざ、さすがですなぁ。
葉摘み minaさま
こちらこそいつも読み逃げでごめんなさい。
ご住職をはじめ皆さんには、たいへん気を使っていただいて申し訳ないほどでした。感激しております。
今度はうちの茶会にもいらしてください。お待ちしております。
あまりジックリ見ることがない「莨盆」
(茶道ではタバコの字を「莨」と書く事が多いので以下はこの字で)
置いてある場所は正客の前だし、他の華々しいお道具に目がいって
あまり感心をもってもらえない道具です。
でも、正客は必ず莨盆もほめるし、知っている方はマジマジ拝見するので
セッティングにかなり緊張するのです。
一番の見所はどこだと思いますか?
立派な莨の盆? 名工の煙管? 青々とした灰吹き?
どれも見所ですが・・・・
「火入れの火」です。
由緒あるものや名工の作の火入れ、きれいに仕上がった灰形なども
見所です。
「ゆるゆると楽しんでください。」と語るのは
しっかりおきた出来立ての火です。
「皆さんでゆるゆると楽しんでください。莨の火は当分大丈夫ですから。」
茶事では、お薄になるタイミングから逆算して良い状態に火をおこし、
パパッと灰形を作り、即、席中の正客の前へ。
その心と努力を知っているので、火入れの火もほめるのです。
大寄せ茶会で、火入れの上に手をかざしているのを見たことはないですか?
あれは火が生きているかを確かめているのです。
火が生きていれば、
「どんなに忙しくても、火入れの火をおろそかにしない立派な席主」
と、思っていただけます。
水屋冥利に尽きるってモンです。
これは莨入れ
莨タトウと言います。
中に「キザミ」を
入れます。 これが刻み莨
普通はこんな感じ
ですが・・
最近は煙管を出さないで
現代風に
巻きタバコを出すときもあります。手前の赤い筒が巻き莨入れです。
<前回の宿題についての話はこの次ね>
応援ありがとうございます。
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(茶道ではタバコの字を「莨」と書く事が多いので以下はこの字で)
置いてある場所は正客の前だし、他の華々しいお道具に目がいって
あまり感心をもってもらえない道具です。
でも、正客は必ず莨盆もほめるし、知っている方はマジマジ拝見するので
セッティングにかなり緊張するのです。
一番の見所はどこだと思いますか?
立派な莨の盆? 名工の煙管? 青々とした灰吹き?
どれも見所ですが・・・・
「火入れの火」です。
由緒あるものや名工の作の火入れ、きれいに仕上がった灰形なども
見所です。
「ゆるゆると楽しんでください。」と語るのは
しっかりおきた出来立ての火です。
「皆さんでゆるゆると楽しんでください。莨の火は当分大丈夫ですから。」
茶事では、お薄になるタイミングから逆算して良い状態に火をおこし、
パパッと灰形を作り、即、席中の正客の前へ。
その心と努力を知っているので、火入れの火もほめるのです。
大寄せ茶会で、火入れの上に手をかざしているのを見たことはないですか?
あれは火が生きているかを確かめているのです。
火が生きていれば、
「どんなに忙しくても、火入れの火をおろそかにしない立派な席主」
と、思っていただけます。
水屋冥利に尽きるってモンです。
これは莨入れ

莨タトウと言います。
中に「キザミ」を

入れます。 これが刻み莨
普通はこんな感じ

ですが・・
最近は煙管を出さないで
現代風に

巻きタバコを出すときもあります。手前の赤い筒が巻き莨入れです。
<前回の宿題についての話はこの次ね>
応援ありがとうございます。
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ちょきたら 火入れの灰、美しいですね~
葉摘みさん作ですよね^^
茶事では、当日その場で火入れの灰型を
作るのですか?(@_@)
い、いそがしすぎる・・・
莨タトウも美しい・・・
裏千家好みのこの柄は何と言うのですか?
葉摘み ちょきたらさま
煙管が付いているほうの火入れはわたしが作りました。
表千家に仕上げてあります。
火気厳禁の茶席なので火はついていないけど・・
セッティングの一番最後に仕上げ出します。
作り立てと時間がたったのでは灰の感じが違うのよ。
莨タトウの柄は「唐松」です。
表千家に入っている柄は「切箔」
柴いぬ おたばこ 初めてみました。ありがとうございます。
いつか、いつの日か、パパッと灰形が作れるようになりたいです。 憧れです。
今朝の散歩中、可愛いですね~ と、すれ違う方から声をかけていただきました。
もちろん可愛いのは連れてる犬ですが。
素直に嬉しかったし、葉摘みさんのおかげで良いお勉強もさせていただけて・・・
いい一日の始まりです わん。
葉摘み 柴いぬさま
灰がパパッとできるとカッコイイですよ。
灰形は面白いです。興味を持ってもらいたいので書いてますのよ。
可愛い~って言われると嬉しいですよね!
うちの子に対しても、も~親バカ丸出しです。
ガン犬はすこぶる体調が良くて、もしかしたら奇跡が起こって治っちゃったのでは・・・なんてね。
小紋 灰の形 美しいですね。
唐松に 切り箔 古来の模様も 素晴らしいです。
骨董趣味のお宅で 火入れを すごい数集めているのを見たことがあります。
薔薇を見に行ったお宅で 会ったので もう一度おねがいしてみたいです。
葉摘み 小紋さま
灰形がきれいってなかなか気がついてもらえないところです。
昔のデザインが返ってモダンですばらしい造形って気がつきます。
あら!見てみたいわ。
近かったら拝見したいところです。
お手伝いのシュミレーションをしていて、ふと思ったのです。
水屋のお手伝いに行き、一手に任される事が多いのは
灰と炭周辺でしょうか。
特に炭火のタイミングがむずかしく、
といって社中の方では何がむずかしいかが分からないので
引き受けることが多いのです。
まず何時から席を始めるかを伺い、逆算します。
風炉の炭も、火入れの炭も、
入席のとき最高の状態になるようにしたいのです。
どんな状態が最高か。
その状態になるのに、どれくらい時間をみればいいか。
時間は季節でも灰の状態でも違います。
うまく言葉にできません。
仕事をする店主に付いて廻って、自分で会得してもらうしかない。
そればかりに掛かりっきりではないので、
他の手順も考えながら時間配分しなくてはいけません。
大寄せの茶会のときは、
九時半から三時までの間に、大体八回から十回の席入りがあります。
途中、風炉に炭を足したり火入れの火を入れ変えたりして
何回目の席でもできるだけベストの状態になるよう努力です。
炭周りを知っていると、見所も判ります。
常のお稽古ではあまり習わないことを、少し話していきましょうね。
まずは「煙草盆」から
これは表千家の煙草盆
席中でこれを使って煙草を吸う勇気のある人はほとんどいないので
正客の座る位置のマークと思っていませんか?
<宿題> さて自分の流儀とどの辺が違うでしょう。
応援ありがとうございます。
あなたの
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水屋のお手伝いに行き、一手に任される事が多いのは
灰と炭周辺でしょうか。
特に炭火のタイミングがむずかしく、
といって社中の方では何がむずかしいかが分からないので
引き受けることが多いのです。
まず何時から席を始めるかを伺い、逆算します。
風炉の炭も、火入れの炭も、
入席のとき最高の状態になるようにしたいのです。
どんな状態が最高か。
その状態になるのに、どれくらい時間をみればいいか。
時間は季節でも灰の状態でも違います。
うまく言葉にできません。
仕事をする店主に付いて廻って、自分で会得してもらうしかない。
そればかりに掛かりっきりではないので、
他の手順も考えながら時間配分しなくてはいけません。
大寄せの茶会のときは、
九時半から三時までの間に、大体八回から十回の席入りがあります。
途中、風炉に炭を足したり火入れの火を入れ変えたりして
何回目の席でもできるだけベストの状態になるよう努力です。
炭周りを知っていると、見所も判ります。
常のお稽古ではあまり習わないことを、少し話していきましょうね。
まずは「煙草盆」から
これは表千家の煙草盆

席中でこれを使って煙草を吸う勇気のある人はほとんどいないので
正客の座る位置のマークと思っていませんか?
<宿題> さて自分の流儀とどの辺が違うでしょう。
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ひげ 葉摘みさん おはようございます。
やっぱり最高のプロデューサーだ!!。
生きもの
boumama 料理するときでもそうですがこの「炭」の扱いが結構難しいですよね。
キャンプに行ってもよく知らずに思いっきり火力を強める人たちがいますが、それは却ってマイナスです。
火力が落ち着きうっすら灰が覆うようになったら一番いい頃合いですね。
「茶の湯」は大切なことがギュッと詰まっています。
すずめ とても素晴らしく、本物のお茶席を体験したくなります。
宿題は難しすぎて分かりません。ギブアップ

昔は、tabacoなんてハイカラなものはきっと輸入品だから、大名様のような偉い人が好んだのでしょうか?
実際に「ハイ、一服させていただきます」なんて言ったら「えーーーー」と驚かれるのでしょうかね。
グリーンホース こんばんは。
バーベキューの時の火おこしなら、お任せ下さいっ!(笑い
「煙草盆」!そんな物があったのですか!
勇気があれば、OKと言うことですねっ!!
初めまして
べスパ いつも読み逃げですみません。
煙草盆ですが、表千家では正客の位置を表す、ということでよろしいでしょうか。前にお茶会を開いたときに、点前座のすぐ脇で凝視されてびっくりしました。
葉摘み ひげさん
うれしいほめ言葉!素直に喜びました。
目に見えない優越感と言うか達成感と言うか・・・まぁ、自己満足です。(笑
葉摘み boumamaさま
茶道は様々な道具に語らせます。
語らせるように仕向けなくては語りません。
そこが難しい。 が、やりがいがある。
炭にも語らせます。そんな風に語らせるか、そのお話をしようかと思ってます。
葉摘み すずめさま
宿題は自分の流儀をしっかり把握してないと難しいですからぁ
ちゃんと吸えるように仕組んでいますから大丈夫だし、どうぞと出してるんだから驚くようじゃ出す意味が無い。
けど、そんな余裕がある方はなかなかいないわ。(笑
葉摘み グリーンホースさままいどっ
よし、わかった!
バーベキューをするときはグリーンホースさんを呼ぶわ。
グリーンホースさんがお茶会をするときは、わたしを炭番に呼んでね!
葉摘み べスパさま
あら、うれしい。
よくいらっしゃいました。歓迎です!
どの流儀でも上座(正客の位置)においてます。
だから正客の位置を表すだけの道具と思われてますね。
お客様に順次まわして煙草を吸っていただく、という位置です。
「煙草をどうぞ。」ってことは、「リラックスしてゆっくり楽しんでね。」っていう無言の言葉です。
煙草盆を出すことにより、煙草盆に語らせてます。
凝視・・・それは怖いわ!(笑
梅雨の晴れ間となりました。
晴れるとまっこと蒸し暑い! 盛夏が思いやられます。
今日は店の茶花を活け変えました。
庭の花が豊富なので迷うほど・・ 楽しいです。
織部釉には涼やかに
鮎籠には爽やかに
店頭にはたっぷりの紫陽花を
茶花を楽しみに来てくれるお客様も多いので、張り合いがあります。
取り合わせや入れ方の練習にもなるので、いい勉強です。
暑いときは、ひと味違った「冷水点て抹茶」をすすめています。
お湯で点てるのと全く同じ。
翠色がキレイでしょ?
今は美味しい水が簡単に手に入るので、
こんな楽しみ方もしてみてはいかがですか?
冷水点てがお手前としてあるお流儀もあります。
「涼の季の会」の一席がこの冷水点てになる予定です。
どんなお手前か気になるでしょ? 店主もです。
お時間がありましたら、ぜひいらしてください。 七月六日(日曜日)です。
応援ありがとうございます。
あなたの
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ヨロシクお願いいたします!


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冷水点てのセット載せました。のぞいて見て下さい。
晴れるとまっこと蒸し暑い! 盛夏が思いやられます。
今日は店の茶花を活け変えました。
庭の花が豊富なので迷うほど・・ 楽しいです。
織部釉には涼やかに

鮎籠には爽やかに

店頭にはたっぷりの紫陽花を

茶花を楽しみに来てくれるお客様も多いので、張り合いがあります。
取り合わせや入れ方の練習にもなるので、いい勉強です。
暑いときは、ひと味違った「冷水点て抹茶」をすすめています。
お湯で点てるのと全く同じ。
翠色がキレイでしょ?

今は美味しい水が簡単に手に入るので、
こんな楽しみ方もしてみてはいかがですか?
冷水点てがお手前としてあるお流儀もあります。
「涼の季の会」の一席がこの冷水点てになる予定です。
どんなお手前か気になるでしょ? 店主もです。
お時間がありましたら、ぜひいらしてください。 七月六日(日曜日)です。
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ひげ 葉摘みさん おばんです・・・・。
らしいブログです。
昨日今日と無い因みの気温・・・こんな涼しげなお茶碗でご馳走様と行きたいものでした・・・・今日はビール飲みました・・・・。
葉摘み ひげさん
ひげさんへのお返事を書いて戻ってきたら・・・
今まさに交錯していたのね♪
いやはや、そんなことがうれしいです。
ビール・・・今日はうまいでしょうねぇ~
月がきれいに見えます。月見ビール?
涼やか
boumama そろそろこんなお茶碗で冷たいお茶など淹れたら何よりもご馳走な時期がやってきますね。
今日は一部の地方を除いて入梅したと発表されてましたね。
どのお花もまっこと涼やかで見ていても気持ちのいいこと。
グリーンホース 晴れ間が差しましたか。
こちらは、ようやく突入してしまいました。
お庭の花が咲き乱れているようですねっ!
紫陽花
小紋 いかにも茶花の 白と水色が 涼しいですね。
今日は ピンクの紫陽花を いけました。
葉摘み boumamaさま
あら!お客様に入梅したと聞いたのですっかり梅雨の気分でいました。
まだだったの?
記事にウソ書いちゃったわ。。
今日から水出し狭山茶を売り出したら、早速買いに来るお客様が何人もいました。
もうそんな季節ですね。
葉摘み グリーンホースさままいどっ
今日はまっこと蒸し暑い日です。
庭の花も雑草も乱れ咲き・・ボウボウの庭は暑苦しい!
切って入れると涼やかなんだけど・・・草むしりしなきゃ~
葉摘み 小紋さま
ピンクの紫陽花が色つきましたか。
うちはもう少しかな?
額紫陽花が私の背丈より大きく盛り上がり、巨大化しています。
通路のあるので通りにくいったらないわ!
一週間ぶりの更新になってしまいました。
ご相談のお客様が多く、できる限りの力で向き合うので
二・三人続くと、もうグッタリ・・・
ここも拙いなりに気持ちを傾けて書いているので
体力が残ってなくて・・・・って言い訳です。 ごめんなさい。
暦をみると、昨日は旧暦の端午の節句。
今年は六月四日から旧暦の五月になりました。
ちょうどその頃に入梅となり
「五月雨」という言葉が旧暦に則っているのがわかります。
さみだれという言葉は、
「さ」は稲だったかな?田だったかな?(うろ覚えでごめん)に
「みだれ」は水が垂れるということからきていると聞いたことがあります。
六月は「水無月」。
この言葉も旧暦から考えると納得ですね。
茶の湯の中も旧暦だったり新暦だったりと迷うことが多いのですが
大まかな行事は新暦になっているようです。
でも、旧暦で考えると納得できることが結構ありますね。
ふと旧暦に触れるとき、日本人独特の季節に対する愛情を感じます。
旧暦も載っているカレンダーを持っているとなかなか楽しいですよ。
五月雨に
茶花に苦労しなくなりました。
清楚な一日花です。
新参者のクロモジの木も
しっとり雨に濡れ、良く根付いたようです。 良かった♪
応援ありがとうございます。
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ご相談のお客様が多く、できる限りの力で向き合うので
二・三人続くと、もうグッタリ・・・
ここも拙いなりに気持ちを傾けて書いているので
体力が残ってなくて・・・・って言い訳です。 ごめんなさい。
暦をみると、昨日は旧暦の端午の節句。
今年は六月四日から旧暦の五月になりました。
ちょうどその頃に入梅となり
「五月雨」という言葉が旧暦に則っているのがわかります。
さみだれという言葉は、
「さ」は稲だったかな?田だったかな?(うろ覚えでごめん)に
「みだれ」は水が垂れるということからきていると聞いたことがあります。
六月は「水無月」。
この言葉も旧暦から考えると納得ですね。
茶の湯の中も旧暦だったり新暦だったりと迷うことが多いのですが
大まかな行事は新暦になっているようです。
でも、旧暦で考えると納得できることが結構ありますね。
ふと旧暦に触れるとき、日本人独特の季節に対する愛情を感じます。
旧暦も載っているカレンダーを持っているとなかなか楽しいですよ。
五月雨に

茶花に苦労しなくなりました。

清楚な一日花です。

新参者のクロモジの木も

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すずめ こんばんわ
中身が濃いので、更新はゆっくりにして下さい。こちらが追いつきませんよ~
しっとりと空気が洗われる様な色合いです。
ちょきたら お茶会とかの相談が多いんでしょうね。
だって、やっぱり葉摘みさんに頼っちゃうんですよ、
先生方も。
更新はのんびりしてくださいね~
葉摘み すずめさま
なかなか勉強した話を噛み砕いた組み立てが出来なくて・・・
ゆっくり練り上げて自分のものにしてからまた始めます。
頭の整理整頓が上手に出来ないのよ・・・
バカになるのは簡単だねぇ。。トホホ
ちょきたらさま
ちょきちゃんもありがとう!
秋や来年の相談、道具の相談、茶室作りの相談。いろいろありましたわ。
わたしと話すのを楽しみにいらしてくださる方も多くて、ありがたいのです。
でも、そうやってストレス解消して帰っていくけど、この置いてったストレス。。どうせいっちゅうねん!
ごめん。弱音はきました。
hiromi おつかれさま。
まあまあ。。。肩でもおもみします。
ひげ 葉摘みさん おはようございます・・・・。
才色兼備備えた・・・・・葉摘みさんみなさんのゆうてるとおりやでぇ・・・・肩もみも何もできないので最高の胡麻すっておきます。笑)
冗談抜きで無理せんと頑張ってください。
yoko 今晩は~。先日はありがとうございました♪美味しいお茶を飲みながら読ませていただいてます(至福のひととき^^)お忙しそうですね!ご無理しませんよう(^^)v
お庭の草木が素敵ですね♪新参者のクロモジクン^^、楊枝の・・初めて見ました。こんな感じの低木なのですね。
葉摘み hiromi
みんな変わりないですか?
たまには親孝行&姉孝行に来てください。
と言っても、今月は(も?)休日は茶会で埋まってるけど・・(笑
葉摘み ひげさん
無理はしてるつもりは無いんだけど・・・
脳ミソと手足が追いつかんのよ。
最高のゴマをありがとう。
ほうれん草の胡麻和えにしてがんばるっぞいっ!
葉摘み yokoさま
なんともうれしいお言葉!
至福ですかぁ。きゃ~♪です・
いつか自分で黒文字の箸を作りたい!って思い植えました。
削りたての黒文字は、まっこと良い香りなの~・・(ウットリ
昨夜半から降り出した雨。
このところ雨が多く、まるで梅雨みたい。。。と思っていたら
昨日どうやら入梅したそうで。
みたいじゃなくて、ほんとの梅雨でした。
なんと早い入梅だこと!
低気圧が来ると眠くなる・・・・ぼやける頭を左右に振って、昨日の続きです。
百年前に薬として入ってきた「茶」が、
薬と嗜好品とに別れていく時代に書かれたものが「喫茶往来」です。
「喫茶往来」は、茶の湯・茶道という言葉ができる二百年以上前のこと。
そこに出てくる宴会と茶会をミックスしたような形を
「寄合茶」(よりあいちゃ)と言っていました。
その中に出てくる四ッ頭茶会のような作法を「茶礼」(されい)
「茶礼」とは、禅寺の方丈において天目台を使い行われる作法。
その茶礼を、布教活動の方便として一般の民衆に飲ませたのが「施茶」(せちゃ)
この茶礼と施茶の形が、現在の四ッ頭茶会として残っています。
だから建仁寺や建長寺でお坊さんによって行われるのですね。
大衆は参拝の折に、門前の茶売りで「煮出し茶」を飲んでいました。
抹茶とは縁遠かった。
考えられないくらい高価な抹茶は、時の権力者の嗜好品です。
室町末から安土桃山にかけては、今様でいうとバブル期。
大衆の中から豪商といわれるヒルズ族が出てくる。
彼らは「納屋衆」(なやしゅう)と呼ばれ、
好景気の堺の港に、納屋(今の倉庫)を賃貸し大儲け。
段々に力をつけ市制にも関わるようになり、
時の権力者とも親交を持つようになってくるのです。
ここに登場するのが「織田信長」そして「紹鴎」「宗易・後の利休」です。
紹鴎も宗易も境の豪商・納屋衆です。信長とも近しく茶の指導もしていました。
そして苗字帯刀も許されていたのです。
お坊さんだって戦いに行った戦国時代。
納屋衆も信長の命により、刀を持って戦いにも行ったのです。
そこで思い出されるのが「利休辞世の句」
人生七十 力囲希咄 吾這寶剣 祖佛共殺
堤る我得具足の一太刀 今此時ぞ天に抛
利休だって鎧兜を持っていたとしても、不思議ではないでしょう。
茶人らしからぬ、勇ましくほとばしるような辞世の句の背景が見えてきます。
ここでわかるのは、二百年前と違ってこの時代は豪商とはいえ市居の人も
茶をたしなんでいたと言うことです。
お金を持つと、ステータスとして教養も身につけたくなる。
そして大金持ちで商人だから目が利き、なまじの武将よりいい茶道具を持っている。
「紹鴎毒殺説」というのがあります。
紹鴎が持っていた名物ものの「霧島茶壷」と「みおつくし茶入」を、
織田信長が差し出すように言ったところ、紹鴎は断固拒否。
しばらくして紹鴎は死去。 あまりの突然の死にこのような説が生まれました。
真偽の程は確かではないのですが。
この頃から順次、「茶湯・ちゃとう」そして「茶の湯」「茶道」と言う言葉が
時を経て生まれてくるのです。
なまじの大河ドラマより面白い。
いつの世にも、言葉には生まれた時代・世相が宿っています。
応援ありがとうございます。
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このところ雨が多く、まるで梅雨みたい。。。と思っていたら
昨日どうやら入梅したそうで。
みたいじゃなくて、ほんとの梅雨でした。
なんと早い入梅だこと!

低気圧が来ると眠くなる・・・・ぼやける頭を左右に振って、昨日の続きです。
百年前に薬として入ってきた「茶」が、
薬と嗜好品とに別れていく時代に書かれたものが「喫茶往来」です。
「喫茶往来」は、茶の湯・茶道という言葉ができる二百年以上前のこと。
そこに出てくる宴会と茶会をミックスしたような形を
「寄合茶」(よりあいちゃ)と言っていました。
その中に出てくる四ッ頭茶会のような作法を「茶礼」(されい)
「茶礼」とは、禅寺の方丈において天目台を使い行われる作法。
その茶礼を、布教活動の方便として一般の民衆に飲ませたのが「施茶」(せちゃ)
この茶礼と施茶の形が、現在の四ッ頭茶会として残っています。
だから建仁寺や建長寺でお坊さんによって行われるのですね。
大衆は参拝の折に、門前の茶売りで「煮出し茶」を飲んでいました。
抹茶とは縁遠かった。
考えられないくらい高価な抹茶は、時の権力者の嗜好品です。
室町末から安土桃山にかけては、今様でいうとバブル期。
大衆の中から豪商といわれるヒルズ族が出てくる。
彼らは「納屋衆」(なやしゅう)と呼ばれ、
好景気の堺の港に、納屋(今の倉庫)を賃貸し大儲け。
段々に力をつけ市制にも関わるようになり、
時の権力者とも親交を持つようになってくるのです。
ここに登場するのが「織田信長」そして「紹鴎」「宗易・後の利休」です。
紹鴎も宗易も境の豪商・納屋衆です。信長とも近しく茶の指導もしていました。
そして苗字帯刀も許されていたのです。
お坊さんだって戦いに行った戦国時代。
納屋衆も信長の命により、刀を持って戦いにも行ったのです。
そこで思い出されるのが「利休辞世の句」
人生七十 力囲希咄 吾這寶剣 祖佛共殺
堤る我得具足の一太刀 今此時ぞ天に抛
利休だって鎧兜を持っていたとしても、不思議ではないでしょう。
茶人らしからぬ、勇ましくほとばしるような辞世の句の背景が見えてきます。
ここでわかるのは、二百年前と違ってこの時代は豪商とはいえ市居の人も
茶をたしなんでいたと言うことです。
お金を持つと、ステータスとして教養も身につけたくなる。
そして大金持ちで商人だから目が利き、なまじの武将よりいい茶道具を持っている。
「紹鴎毒殺説」というのがあります。
紹鴎が持っていた名物ものの「霧島茶壷」と「みおつくし茶入」を、
織田信長が差し出すように言ったところ、紹鴎は断固拒否。
しばらくして紹鴎は死去。 あまりの突然の死にこのような説が生まれました。
真偽の程は確かではないのですが。
この頃から順次、「茶湯・ちゃとう」そして「茶の湯」「茶道」と言う言葉が
時を経て生まれてくるのです。
なまじの大河ドラマより面白い。
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悠 信長お兄様が登場してきましたね。
もう夜中なんですけど、
読んでたらワクワクして目が冴えてきました...
続きありますよね。楽しみです。
パールママン 歴史がさっぱりの私も、何だか面白くなって来ました!
ホントに、ドラマよりドラマチックだゎ♪
アシュ君も元気そうで何よりです!
もうすぐ江戸に上ります~♪
お会いしたいのですが…
いったいいつどこで???
分身の術を使いますか?(笑)
メールしまっす♪
頑張ってその教養についていきます。
kazumi 茶の湯は総合芸術で日本の文化であることが良く分りました。衣食足りて礼節を知る。
足りても良く知らない自分を恥じます。
葉摘み 悠さま
ワクワクするでしょ~。
歴史も茶の湯と言う目線で見ると、かなり人間臭くなる。
利休は信長・家康・秀吉という、戦国時代豪華3大スターと夢の共演をしてるんですよ。
今日は最後の大きな総会があって書けませんでした。
こうやって書くと整理整頓が出来ていいわぁ~♪
葉摘み パールママンさま
もうすぐお江戸!
そりゃぁ~てぇへんだ、てぇへんだぁ!
どないしょ・・取りあえずパックかな。
メール待ってます。
ちょきたら 今のわたしたちは当たり前のように抹茶を
いただいていますが、当時はと~っても高価で貴重な
物だったんですね。
お茶入を扱うとき、お茶を点てるとき、いただくとき・・・
その当時の気持ちになってお稽古したいと思います。
葉摘み kazumiさま
好きなことがたまたま歴史があることだったので、ルーツをさかのぼっていくと・・・て感じで。
講師の先生の、深い教養の導きのおかげですね。
自分が知った面白いことを誰かに話したくなる。そんな感じです。
気楽になさってくださいな。お茶でもどう?
葉摘み ちょきたらさま
今の茶道の形と随分違うので面白いです。
形を習うということは、心を習うということだと思います。
道(どう)とつくものは、華道であれ剣道柔道であれ、道(みち)を学んでいくことじゃないかと。
ひげ 葉摘みさん おはようございます・・・・。
利休は刀を指しておられたのですか・・・・。
なるほど・・で潔い。
苗字帯刀
boumama 今のお家元(裏千家)の千さんとのご兄弟の「淡交社」の社長の苗字は納屋さんといいますが、この記事にある納屋とも関係あるのかしらん?
「茶の湯」興味の湧くようにズンズン入っていきますね。
本年度の茶の湯勉強会が始まりました。
初めは故・林左馬衛先生がガンで亡くなられる直前までの、
限られた時間を使った「命の講義」でした。
その後、長野垤志先生を講師に迎え、続けられています。
昨日はその第一回目。 (年四回開催)
欠けていたピースがずいぶん埋まり、ものすごく心動かされました。
資料は「喫茶往来」という文献です。
これは延暦寺の学僧であった玄惠法印(~1350)の手紙です。
その内容を紐解きながら、縦横に話が広がって行きます。
「昨日茶会會無光臨之条」 と始まります。
利休が現れる二百年くらい前の茶会の様子を書き記した内容です。
「好士漸來」「初水繊酒三獻」「然後以山海珍物勸飯」
茶懐石というよりも宴会のようです。
当時において山海珍物などを食せるのは、かなりの特権階級でしょう。
「卓懸金襴」「置胡銅之花瓶」「机敷錦繍」
道具もきらびやかなものだった事が伺われます。
「茶壷各栂尾高尾之茶袋」
その百年ほど前に栄西禅師により中国からもたらされた茶の木は、
最初栂尾に植えられ、その木が宇治へ三河へと広まって行きます。
当時栂尾で取れたものこそが「茶」なのです。
「會衆列坐之後。亭主之息男獻茶菓。左提湯瓶。右曳茶筅」
京都の建仁寺や鎌倉の建長寺で今も行われているところの
「四ッ頭茶会」に様子が似ています。
今様の茶会の古い形態を具体的に残す茶会が四ッ頭茶会と、知っても
いまひとつピンと来なかったのですが、しっかり実感できました。
「或四種十服之勝負」
茶礼のあと、今で言う「茶カブキ」「闘茶」を楽しんでいたようです。
「式歌式舞。一座之興。又絃又管。驚四方之聴」
茶を楽しんだ後はまた酒や珍味を楽しみ、そこで上の様子。
集まった面々は、歌もでき、舞もでき、楽も奏でられる。
ということはかなりの知識階級であったことがうかがわれます。
茶は薬用でもありましたが、高級嗜好品であったということも裏付られます。
茶の湯の様式が利休によって確立される二百年も前に
すでに抹茶を楽しんでいたという事実。
特権階級の宴席には、抹茶を飲むということが組み込まれていたという事実。
かなり新鮮な驚きでした。
最初は漢字ばかりの文面に (漢文だから当り前か・・汗)
目が断固拒否してしまって、全く立ち向かえませんでした。
当時の時代背景や庶民の暮らしなどを交えながらの先生の講義は
時代の景色が見えてきて、その時代にタイムスリップするというか・・・
漢文もジッと見ていると分かるようになってきました。
でも、「喫茶往来」を文献だけで理解しようとするのは・・・店主には無理っ!
まだまだ書き切れないので、明日に持ち越します。
文字ばかりのブログ面に付き合ってくれてありがとうございます。
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初めは故・林左馬衛先生がガンで亡くなられる直前までの、
限られた時間を使った「命の講義」でした。
その後、長野垤志先生を講師に迎え、続けられています。
昨日はその第一回目。 (年四回開催)
欠けていたピースがずいぶん埋まり、ものすごく心動かされました。
資料は「喫茶往来」という文献です。
これは延暦寺の学僧であった玄惠法印(~1350)の手紙です。
その内容を紐解きながら、縦横に話が広がって行きます。
「昨日茶会會無光臨之条」 と始まります。
利休が現れる二百年くらい前の茶会の様子を書き記した内容です。
「好士漸來」「初水繊酒三獻」「然後以山海珍物勸飯」
茶懐石というよりも宴会のようです。
当時において山海珍物などを食せるのは、かなりの特権階級でしょう。
「卓懸金襴」「置胡銅之花瓶」「机敷錦繍」
道具もきらびやかなものだった事が伺われます。
「茶壷各栂尾高尾之茶袋」
その百年ほど前に栄西禅師により中国からもたらされた茶の木は、
最初栂尾に植えられ、その木が宇治へ三河へと広まって行きます。
当時栂尾で取れたものこそが「茶」なのです。
「會衆列坐之後。亭主之息男獻茶菓。左提湯瓶。右曳茶筅」
京都の建仁寺や鎌倉の建長寺で今も行われているところの
「四ッ頭茶会」に様子が似ています。
今様の茶会の古い形態を具体的に残す茶会が四ッ頭茶会と、知っても
いまひとつピンと来なかったのですが、しっかり実感できました。
「或四種十服之勝負」
茶礼のあと、今で言う「茶カブキ」「闘茶」を楽しんでいたようです。
「式歌式舞。一座之興。又絃又管。驚四方之聴」
茶を楽しんだ後はまた酒や珍味を楽しみ、そこで上の様子。
集まった面々は、歌もでき、舞もでき、楽も奏でられる。
ということはかなりの知識階級であったことがうかがわれます。
茶は薬用でもありましたが、高級嗜好品であったということも裏付られます。
茶の湯の様式が利休によって確立される二百年も前に
すでに抹茶を楽しんでいたという事実。
特権階級の宴席には、抹茶を飲むということが組み込まれていたという事実。
かなり新鮮な驚きでした。
最初は漢字ばかりの文面に (漢文だから当り前か・・汗)
目が断固拒否してしまって、全く立ち向かえませんでした。
当時の時代背景や庶民の暮らしなどを交えながらの先生の講義は
時代の景色が見えてきて、その時代にタイムスリップするというか・・・
漢文もジッと見ていると分かるようになってきました。
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すずめ 久しぶりのコメントです。
お勉強されてきたのですね。出来れば平仮名を小さく振っていただけないでしょうか?
(難しい字PCで出るんですね
きっとそれを読んでもナンノコッチャですが・・・・
あたなの感じたものをもう少し引き寄せてみたいのです。
葉摘み すずめさま
お勉強してきました。
すずめちゃんもがんばってますね。
>出来れば平仮名を小さく振っていただけないでしょうか?
<あぁ・・・読めません。(恥
なんとなくわかるって感じです。
中国語のように漢字から感じてます。
一緒に漢字から想像して下さい。・・(情けない)
でもありがとう。気持ちうれしかったよ。
悠 なんか興奮されているのが伝わってきますね。
随分前に、京都の栂ノ尾高山寺に行った時、
「日本最古の茶園」というのを見ました。
その時はピンときませんでしたが、
あれが“本当の”お茶だったのですねぇ。
リンクありがとうございます。
ちょきたら 漢文の授業を思い出しました(笑)
あの頃もっと勉強していれば・・・(^^ゞ
でも確かに漢字だけ読んでも、昔の茶会は
宴会に近いものだったようですね。
型にはまっていなくて楽しそう♪
葉摘み 悠さま
ご連絡が遅くなりました。無事オンチのわたしでも出来ました。(笑
もう・・内容が濃くて文面にしきれません。
織田信長(悠さんを意識^^;)がどんなに茶の湯の環境に深く関わったか、までいきたかったのですが、明日に持越しです。
・・・明日もそこまでいけるかなぁ・・・
こうして書くと整理整頓しっかり覚えます。
復習ノートだね。(笑
葉摘み ちょきたらさま
思い出しました?
国語・歴史・英語・・文系は超苦手でした。
理系の体育会系。
当然漢文の授業なんかチンプンカンプン。
その私が茶の湯に関わったおかげで歴史が面白くなってます。
でもね。載せた文は抜書きで、資料はびっしりたっぷり漢字が並んでるだけ。
目が、見たくないの!やめて!と言うのを必死に説得し・・・なかなか興味深い文でした。
(注)読んだらではなく、見てたらです。
ひげ 葉摘みさん おはようございます。
文字ばかりの記事を書けるということは・・・なかなか出来ません。おっちゃんなんか・・・その典型・・・見習います。
葉摘み ひげさん雨です。
ひげさんはほめ上手ですね。
ひげさんに育てられたら、きっと素直な良い子に育ちます。
新しく仕入れた驚きをみんなに伝えたい、と思いが先走ってしまって。
字ばっかりって、読み手には根性いるよね。
ありがとう。
管理人のみ閲覧できます
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葉摘み 鍵コメさま
ほんのささやかな気持ちです。
何も出来ませんので・・・
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