11日の日曜日、古筆勉強会の新年度が始まりました。
古筆研究家の福田行雄先生をお迎えし、今年で五年目。
高名で博識、そしてオチャメな先生が、こんな田舎まで来てくださって
直々に講義を続けてくださる。
美術館に置かれて当然の名品をお持ちくださって、
間近で手に取りじっくり拝見させてくださる。
それも毎回ですから。
こんな有意義な講義はないと思います。

今期は新入会員の方が三名おり、
また講義の導入を聞いていない人もいますので、
改めてその一からのお話をお願いしました。

先生は、
「最初からの人は面白くないんじゃないかな?」と心配してましたが、
いえいえ、人は忘れるのです。 ご心配なく。

五年の蓄積の上で聞くその一は、初めの時ときっと違ったことでしょう。
チンプンカンプンだった講義が、理解できる自分に驚くことでしょう。
今回チンプンカンプンのあなたも、
自分をあきらめなければ必ずそこに立つようになります。

人は早い結果を求めます。
明日にも成果が得られないと、自分をあきらめてしまいます。
何年先かわからないけれど、いつか分かる時が必ずくるのです。
五年の人も、十年の人もいる。
人それぞれでいいじゃありませんか。
自分を見守り、信じてあげてくださいな。

その一に使われた資料です。古筆の資料
少し意味が分かる。 少し読めるようになっている。
古筆に触れるチャンスをもらえたことに感謝です。


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【2018/03/12 22:00】 | 掛軸のこと
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勉強会に初参加させていただきました
夏椿
古筆の勉強会に初めて参加させていただきました。

先生のお話は大変面白く、また先生と参加されていらっしゃる方々とのお話も大変勉強になり あっという間に時間が・・

そしてまた 先生のお話で初心者なりの作品を観賞する楽しみが増え また一つ新しい世界が広がりました。

もう少し早くに一歩を踏み出していればと悔やまれますが・・

これからも宜しくお願いいたします。





店主の葉摘み
夏椿さま
勉強会、ご苦労様でした。

先生はサービス精神が旺盛で、おやじギャグ満載なので楽しいですよね。
古筆の魅力を多くの方に伝えたいというお気持ちが伝わったこと、
きっと喜ばれます。

一歩を踏み出すのに早いも遅いもありません。
チャンスが夏椿さんに訪れたのが今ということ。
そしてその機会を逃さなかった夏椿さんの勇気だと思います。

また、5月にお会いしましょうね。
先生がお越しくださる限り、御縁が切れない限り、
この会を続けたいと思っていますから。



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昨日からめっきり気温が下がりました。
たまらず急遽、石油ストーブを出す。
日本海側は雪になるかも・・・ なんて天気予報。

もう雪ですか! もう冬なんですかい!
目を丸くしていたら、
「はい、10月なんですもの」 旧暦のカレンダーが教える。

おぉ・・10月朔日が昨日だったのか。
旧暦の10月から12月は冬にあたるから
なんだ、これは初冬の挨拶便だったのか、納得。

明日は10月最初の猪の日、亥の子・炉開きです。
どんどん冬に切り替わっていく。
木枯らしに落ち葉。 落ち葉掃きが朝の一仕事になりました。
開門多落葉 開門多落葉
>かいもん らくようおおし

日が落ちるのがどんどん早くなってきた。
語尽山雲海月情 語尽山雲海月情
>かたりつくす さんうんかいげつのじょう
山や雲、海や月の風情、尽きぬ心境を語り合いましょう。

夜長を楽しむ季節に似合う禅語です。
そして来年の勅題は「語」ですから、この禅語はそれにもピッタリ。

あっ、新年。。。 う~ん 


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【2017/11/19 23:53】 | 掛軸のこと
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寒い!!
今日は12月ごろの気温とか。
店でも車でも、初暖房を付けてしまいました。

この時期の軸として 時雨洗紅葉
「時雨洗紅葉」があります。 
晩秋の雨を時雨と言う。 その雨に洗われ、紅葉が美しい。
こんな日は、しみじみとその情景を実感しますね~。
日本人の感性ってなんてステキなんでしょう。

そして足元を見れば 吹寄の茶碗
雨に落とされた吹寄せが・・・・

昨日から鼻水が止まりません。。。。ヤバシ


11月4日から10日まで、銀座三越7Fギャラリーで
「Project粋 展 ~日本のモノづくりの美しさを~」という
若手の作家たちによる、新しい感性の茶道具の展示会があります。
長野垤志先生の御子息で、3代目になる新さんも作品を出しています。

地味であり、生活用品でもないが故に、絶滅危惧種の伝統芸術の世界で
がんばっている若者たちを応援します。
お時間ありましたら、ぜひ足をお運びくださいますよう。
作品を使った呈茶席は、6日(金)と8日(日)にあるそうです。


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【2015/11/02 22:35】 | 掛軸のこと
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ノビタロー
こんにちは。
吹き寄せのお茶碗素敵ですね。
平地でも、ぼちぼち紅葉がみられるように
なりました。

今のように、冬でも室温24度の時代では
とらえにくいのですが、古の方々は、
紅葉で、来る冬の厳しさを慰めていたのかなと。
今年の秋を楽しみたいですね。


鼻風邪お大事してください。




店主の葉摘み
ノビタローさま
お返事遅くなって申し訳ございません。
すっかり寒くなり吹寄せの美しい頃となりましたね。
ノビタローさんの感性はステキデスね。

ご心配ありがとうございます。
葛根湯と小青龍湯で持ちこたえています。
それでもお茶会に行くという業の深さよ。。(笑


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いやぁ~、すっかり寒くなりましたね。
久しぶりのお稽古だったのですが、着物でも汗をかかなくなりました。

こんなわがままなお稽古人でも、快く受け入れてくださる
長野先生には感謝です。
中置の炭点前と長緒の濃茶をいたしました。
年に一回しかできない中置の炭は、とても貴重なお稽古。
ありがたいです。
長緒も紐の始末が特殊なので、手が忘れないよう繰り返す。
磨かなくては錆びますもの。 そして錆びつくのはあっという間。

こんな禅語があります。
楓葉経霜紅 楓葉経霜紅
>楓葉 霜を経てくれない  と読みます。
楓は紅葉。 厳しい寒さ、霜にあたって赤く色付く。
厳しくツライ経験も、それを経て、きれいな色(人として)に成長する。


さぁ、来月は開炉になる。
白玉椿もスタンバイ・オッケー。
茶趣深い季節。白玉椿

草花から照葉へ。ヤマボウシの照葉
店の白い漆喰の壁面に、ヤマボウシが美しく映えます。


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【2015/10/31 20:33】 | 掛軸のこと
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生温かく風が強い一日。
晩秋とは違う空気感に、なんだか不安な気持ちになる。


先日の茶事の時、初座に掛けた軸です。
「風露新香陰逸花」風露新香隠逸花
>ふうろ あらたにかおる いんいつのはな
“陰逸花”とは菊花のことです。
ちょうど旧暦の重陽でしたからチョイスしました。

これは参禅の師である古溪和尚が千宗易に贈った偈頌の一節です。
古溪宗陳筆「利休居士号賀頌」は表千家の蔵にあるそうで、
表千家を習う方々に見合うと掛けてみました。

“菊の花が露を宿し、風を受け、香りをはなちだしたよ” 


<抜粋>
正親町(おおぎまち)天皇より関白職に任ぜられた秀吉は
報謝の為に宮中、小御所で黄金の茶会を開いた。
その茶会の後見役の宗易は一介の町民であり、宮中に上がれなかった。
そこで秀吉は大徳寺の大休和尚からの 利休居士の名を以って
新たに天皇へ奏請して、「利休居士」の号の勅賜(ちょくし)を受けさせた。
このことを師の古溪和尚は喜んで賀頌をつくった。 

   庚老(ほうろう)は神通の作家(さっけ)
   飢え来れば飯を喫し、茶に遇うては茶
   心空及第して等閑に看る
   風露新たに香る隠逸の花



それとは表さなくとも、茶境はうかがい知れる。
香りでそれと知る菊花のように。

見えずともそれと知るような佇まいの人になりたいと憧れる。

 
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【2015/10/27 17:50】 | 掛軸のこと
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