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このところ、狭い範囲だけで暮らしてます。
しばらく電車に乗っていない。
手の届く範囲が生活圏。まるで隠者のような生活です。
でもね、
慣れたら特に困ることもなく、身の回りを丁寧に見ることを覚え
それなりに感動し、穏かな日々です。

長野先生の奥様にいただいた鉢植えの姫宇津木。
かわいい花を咲かせました。姫宇津木
大切に育てて、来年はこの花で茶事をしよう。

昔の人はこんな感じで暮らしていたのかな・・なんて想像もする。
別段、困ることもない。
知らないで済むことは、知らなくてもいい事なんじゃないかな。
知りすぎるから苦しくなる。
まぁ、今のご時世、コロナ対策は知ってたほうがいいけどね。


あと一週間もすれば狭山の新茶が届く。
今年はどうなるか分からないけど、準備だけはしなくては。
全く動かない茶道具だけど、季節の飾り替えだけは忘れたくない。
そうだ、季節だもの、あの軸を飾ろう。
新茶の歌。先生の書
「新茶摘む 想いいじらし 野辺の花」
古筆の福田先生にいただいたお礼状を表具しました。

全体はこんな感じ。待合掛けに
表具師さんに、名前も残したほうがいいと言われ、躊躇うと
後の世に出た時、福田先生の貴重な資料となると言われました。
いつ書いたものか、どんな交流があったか、などなど。

そう言われてみると、古い消息の掛軸には日付と宛名がある。
そこから想像をめぐらし愉しむことが出来る。
あと100年くらい経つとかしらね、価値が出るのは。(笑
せいぜい今は、照れながら楽しみましょう。


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【2020/04/25 22:05】 | 掛軸のこと
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今日、日差しはあったけれど・・・ なんだか肌寒い。
風邪ひきそうです。 大丈夫、店主はまだ踏みとどまってる。
みなさんはいかがですか?
季節の変わり目は油断が出来ませんね。
着たり脱いだり、まめに調節して、ご無理なさいませんように。

もうすぐ五月。
期待を込めてこんな軸を。
「暖風吹山野花紅」暖風吹山野花紅
>だんぷうやまにふけば、やかくれない

暖風とまではいかないけれど、日差しはすっかり初夏のモノ。
シャクナゲ シャクナゲ
ツツジ ツツジ
拙庭は紅に染まっています。

陰陽五行で言うところの
「朱」は南にあたり、季節は夏。四神の朱雀が守っています。
朱雀は鳳凰のような姿の赤い鳥で表されます。
薫風とは南から瑞気を運ぶ風のこと。
朱雀が守護する陽の気のピークに、平成から令和へと改元。
時を選んだことを知ります。


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【2019/04/28 21:43】 | 掛軸のこと
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アッと言う間に2月も後半戦。
1週間のご無沙汰です。ちょっと忙しかったの。
今夜、整体でメンテナンスしてきたから元気!!

雨が降ってきましたね。
昨日は二十四節気の「雨水」>うすい
今日は七十二候の「土脉潤起」>どみゃくうるおいおこる
二日間の雨は、降るべくして降ってるんだなぁと思う。
暖かくて、まさに春雨ですね。


土曜日には茶事勉の実践に向かって、メンバーが決まりました。
五月からいよいよ実際に動いての学びが始まります。
自身、回ごとに新しい気付きがあり、学ばせていただいてます。

日曜日は、席開のお茶事にお呼ばれでした。
前期の茶事勉のメンバーが、今までの成果を見事に表してくださり
うれしくも充実した一日でした。

こんな言葉があります。弄花香満衣
「弄花香満衣」>はなをろうすればかおりころもにみつ
春に掛けられることが多いです。
満ちるほど芳香を漂わせるとして、梅花を連想させるからでしょうね。

満開の花に中に身を置き、花を弄(もてあそ)んでいると、
芳香がいつの間にか我が身に移っているように、
人も良き師、良き友、良き環境の中に身を置いていれば、
いつの間にか良き方向に導かれていく。


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【2019/02/20 21:47】 | 掛軸のこと
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茶席で最初に顔を合わせる掛け軸ですが、
その短い語の中に込められた意味を自分なりに読み解いていく。
席中に込められた亭主の想い、今日のお茶の趣向や趣旨。
そこからお茶が始まっていく。

が・・・ その前に読めなければ始まらない。(笑
誰かに聞いたのでは、右の耳から入り左の耳から出ていく。
まず読めそうなところから頑張ってみる。

寄付きに 一朶香
こんな色紙が掛かっているとする。
“一”と“香”は読めますが、“朶”が難解です。
これは“だ”と読みます。 枝のことを“朶”

渓梅一朶香>けいばいいちだかんばし
春が訪れた渓谷に佇む梅、“渓梅”を絵に表すことで
香りが鮮明に漂うようですね。

これを序章として本席に入ると
こんな軸が。春入千林処々鶯
“春”と“入”は読める。
次は子と井にも見えるが、右下のはらいから林じゃないかと。
ならば子は千ではないかな・・となって“千林”と読む。
その下が分からん。 が、その次はちょんちょんで々ではないか。
一番下がまた難解。 當?
春・入・千林・・・ 寄付きの色紙が思い浮かぶ。
一番下は・・・ 梅といったら“鴬”だ!

春入千林処々鶯>はるはせんりんにいり しょしょにうぐいす
春の気配が林に満ちて、至る所で鴬が鳴いているよ。

諦めず、すぐ人に聞かず、自分なりに読めるところを探ってみる。
読めないところは飛ばしていい。
読めたところの関連から、なんという字か推察する。
そこで教えてもらう。
当たっていたらかなりうれしい!
脳裏にしっかり刻み込まれます。never give up!!


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【2019/01/16 16:35】 | 掛軸のこと
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肌寒さを覚えるようになりました。
もうすぐそこに来ているよと、色を付け始めたヤマボウシが告げます。

正直者が咲きだした。ツワブキが咲いた
九月までの猛暑をすっかり忘れたみたいです。

最近とみに感じることでもあり、
講義もきっとこんな話から始まるのではないかと
新学期の床に掛けました。妙応無方
「妙応無方」 妙に応じ、方無し 臨済録の序にある言葉です。 
昭和の名僧と言われた無文老師の筆になります。

茶掛に仕立てられていますので、茶の湯なりの解釈をしてみます。

妙とは、いうにいわれぬほどすぐれているさま。その様子。
応じは、こたえるとか対応する、でしょうか。
方は、やり方とか方法とかで、無しは無い。自由自在ということ。

茶事や茶席に置き換え、考える。

相手に良きようを最優先に、形式に捕らわれず臨機に応じる。
ごく自然な動きや配慮であるため、心に留まることはない。
自分を出していてはそうはならない。
互いに主を相手に置く。
水が流れるごとく始まり、終わる。
大河であろうが、小川であろうが、水であることに変わりはない。

四字をそう捉えました。
あなたはどう捉えましたか?


寒さにネコは見事な一体感である。
スッポリ。。箱ネコ


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【2018/10/15 23:52】 | 掛軸のこと
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