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十一月は茶の正月。 炉が開きます。
昨日の茶会も席に入ったら炉になっていて、とても新鮮な驚きでした。

どっちかと言うと、炉の方が茶の湯の趣があるような気がして好きです。

炉が開けば、口切りの茶事が行われる頃ですね。
     飾り壷(口切後) 正面・真
         口切りの壺

「茶の正月」と呼ばれ、茶事としては位の高いおめでたい席になります。
実は若い頃、「どんな着物でもいいのよ」と言われ
口切りの茶事の意味もよくわからず、お稽古の延長くらいに考えて
小紋で行ったことがありました。
行ってみたらみんな訪問着。 最高礼のお召し物。
泣きたくなったことがあります。

こんなことを繰り返し、着物の位を覚えていきました。

口切りの茶事のときは、訪問着か色無地の紋付(できたら抜き紋)。
位の高い袋帯に、儀礼用の白の帯止めを締めれば最高です。
       ここがポイントd(^^

茶事を心から楽しめるよう、装いには気をつけてね。  
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【2007/11/04 18:26】 | お茶事のこと トラックバック(0) |
和ろうそくを買いにいらしたお客様。
「夕ざりの茶事」をなさるそうです。

あぁ・・もうそんな季節かぁ〜
そういえば今月の28日は満月ですね。

夏の季節は「朝茶事」 いずる朝日と朝露を楽しみます。

秋は「夕ざりの茶事」 上りゆく月と白露をめでます。

夕方4時ごろ集まり、ゆるゆると懐石をいただき一献交わしながら
月を待ちます。
茜の空に涼風を感じ始めた頃、中立ち。
外腰掛で生まれたばかりの月を眺めていると、ドラが鳴り後座入り。
開け放たれた障子からの月明りと灯火で濃茶と薄茶を。
燈籠にも火が入り、こうこうとした月明りのもと帰路に着きます。

しっとりと落ち着いた趣のある茶事です。
こんな軸をかけましょうか 
    横軸「雪月花」
四季の風情を表す「雪月花」を「三友」と言います。
道具組は、侘びているけれど軽やかに、爽やかであるけれども物淋しく・・・
あぁ・・むずかしい・・・けど楽しい!

昔からいろいろな名をつけて、月を楽しんできたようです。
満月を「望(もち)の月」
中秋の名月「十五夜」の前夜の月を「待宵」
16日の月を「十六夜」  17日を「立待月」  18日を「居待月」
19日の月は「臥待月」「寝待月」  20日を「更待月」 

「夕ざりの茶事」は後の月(のちのつき)の十月にも楽しめます。
夕陽の風情を楽しむのでいつでもできますが、
名月のこの時期が、最高のステージではないでしょうか。
月に兎が クリスタルの蓋置

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【2007/08/21 18:00】 | お茶事のこと トラックバック(0) |
夏の朝五時はもう明るいです。
庭の朝顔がとても新鮮だったのを覚えています。
  
まだ爽やかな空気。 朝顔に露がかかっていました。

向付けはギヤマン。
早朝なので肴は生ものではなく、酢の物や干物などが良いようです。
焼物はありません。
なにしろ早朝だし朝ごはんだし、あまり手の掛らないお料理が用意されます。
いただく方も重いものだと、胃が受け付けませんね。

千鳥の杯は冷酒だったので美味しかったけど、ちょっと後ろめたい。
まだ寝てる人もいる時間ですから・・・


いろいろな香の物が用意され、最後の湯斗はサラサラと美味しくいただけます。

そうこうしているとだんだん日が昇り始め、中立ちのころは新たに打った
露地の打ち水に、日差しがだんだん力を蓄えているのが映って見えます。

涼しいうちに終わらせるため、お濃茶とお薄は続けて点てます。

ヨシズの夏障子。
懐石道具への一刷毛の露打ち。
痛まないよう生ものは避け、
笹を敷いた竹籠の飯器には、すえないようにという心配りも。
真夏ならではの趣向とお客様への配慮が施され、
「早起きは三文の得」     ・・・(帰り道は地獄/;;)

   夏の軸 瀧
      「瀧」と言う字を滝の絵のように。

昨日の白山吹を入れてみました。 トクサ・トラノオ・シロヤマブキ

最近は「なんちゃって朝茶(8時集合)」しかしてないので、寂しいです。
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【2007/07/13 18:17】 | お茶事のこと トラックバック(0) |
きのういただいたコメをヒントに

常のお稽古は“お茶会のため”・・ではなく、じつは“お茶事のため”なんです。
お茶事をつつがなく行うための、部分稽古をしている訳です。
   (ということで、またカテゴリーを増やしてしまった);

お茶事とは、
  数人のお客様が集まり、
  亭主のサービスにより懐石と呼ばれるお料理を食べ、
  お酒を酌み交わし、お茶をいただくこと。
  ほぼ半日かけ、ルールに則りおこなう茶の湯のお楽しみ会。

七月八月のお茶事は 「朝茶事>あさちゃじ」

猛暑のころ、常のように正午頃集まっていたのでは、も〜暑くてたまりません!
日中の強烈な日差しを避け、早朝五時ごろ集まります。

まだ涼しさの残っているころ炭手前。
懐石料理は、朝食の時間帯なのでサッパリとした献立に、
お新香が種類多く出ます。 これもご馳走のひとつ。

朝っぱらからお酒も飲みます。 
お茶は濃茶と薄茶が続いて点てられます。 (続きお薄)

あんまりノンビリ楽しんでいると日が高くなり、帰り道が汗だくになるので
3時間ほどで終了。 まだ八時。

朝茶ならではの趣向として、漆器の懐石道具類に露を打ちます。
庭に水打ちをするように、器にサッと一打ちの露が涼味を呼び、
心へのご馳走となります。

いったいこれは何でしょう。飯器(はんき)
              ヒント) 朝茶事のとき使用します。
内側も清々しく美しい 竹かご製
            芋の葉や笹の葉などを内側に敷いて使います。

今頃咲き始めた「白山吹」 シロヤマブキ
       ピントがずれてるのは、誰に似たのでしょうねぇ〜
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【2007/07/12 17:26】 | お茶事のこと トラックバック(0) |