八月を「葉月」と申しますが、その語源には諸説あり。
葉の落ちる月が転じて「葉月」とする説。
北から初めて雁が来る月なので、「初来月」「初月」から「葉月」説。
稲の穂が張る月「穂張り月」「張り月」から、「葉月」になった説。
旧暦8月は新暦の9月上旬から10月上旬にあたり、、と考えると、
どの説も説得力がありますが、正確な語源は不明のよう。
まぁ諸説ありますが・・・、葉月は秋なんですよ。
鑑みるに「葉月」にギャップ、ありありとあり。
連日の猛暑と毎夜の熱帯夜に苦戦してます。
クーラー無しの生活はもう考えられません。身体が持たないもの。
あぁ・・それなのに、着物を着ていくというお嬢2。
趣味と仕事を兼ねた外注商品の撮影コンセプトというのですが
この猛暑の昼日中。なにを着ても暑い!
少しでも涼しくある様にと、
麻地の小地谷縮を貸しました。半襟も麻にして
帯は羅にしたいところだけど、持っていないので紗にして
銀座結びに。
帯枕を使わない分、少しは楽かと思います。
店主のなので地味だけど、若い人が地味を着るのもいいですね。
茶会だとどうしても格のある絹、絽がしわになりにくく良いのですが
お稽古や内々なら、麻も涼しげでいいと思います。
縮は細かいしぼがあるので、肌に張り付かず盛夏にピッタリ。
でも・・・ 今年は着物で出かけるのは危険です。
くれぐれも、熱中症にご用心!
あなたのポチッ
お願いいたします!

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葉の落ちる月が転じて「葉月」とする説。
北から初めて雁が来る月なので、「初来月」「初月」から「葉月」説。
稲の穂が張る月「穂張り月」「張り月」から、「葉月」になった説。
旧暦8月は新暦の9月上旬から10月上旬にあたり、、と考えると、
どの説も説得力がありますが、正確な語源は不明のよう。
まぁ諸説ありますが・・・、葉月は秋なんですよ。
鑑みるに「葉月」にギャップ、ありありとあり。
連日の猛暑と毎夜の熱帯夜に苦戦してます。
クーラー無しの生活はもう考えられません。身体が持たないもの。
あぁ・・それなのに、着物を着ていくというお嬢2。
趣味と仕事を兼ねた外注商品の撮影コンセプトというのですが
この猛暑の昼日中。なにを着ても暑い!
少しでも涼しくある様にと、

麻地の小地谷縮を貸しました。半襟も麻にして
帯は羅にしたいところだけど、持っていないので紗にして
銀座結びに。

帯枕を使わない分、少しは楽かと思います。
店主のなので地味だけど、若い人が地味を着るのもいいですね。
茶会だとどうしても格のある絹、絽がしわになりにくく良いのですが
お稽古や内々なら、麻も涼しげでいいと思います。
縮は細かいしぼがあるので、肌に張り付かず盛夏にピッタリ。
でも・・・ 今年は着物で出かけるのは危険です。
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とても素敵💛 保冷剤利用(^ε^)???
でん助 残暑お見舞い申し上げます。残暑というのも悔しいほどの暑さが続いております。お着物姿とても素敵。まっこと惚れ惚れです!みちのくも沖縄より暑い日が続いておりますが…お着物の時は私は保冷剤のお世話になっております。帯の下に忍ばせ(水滴予防必至)首…襟元にも脇下も保冷剤!!! 小さいものは直ぐ溶けますが…それでもかなり助かります。
例えばお家元でのお稽古。到着したら首、脇を保冷剤で少しでも冷してから道場に~。順番待ちの時も手首の動脈を保冷剤。(本当はいけないかもしれませんが倒れて🚑のお世話になるよりベターと思って…。)「でん助さんのお荷物何故に重いの?」ご一緒の方に尋ねられました。「保冷剤と水筒が一杯!」とは云えませんので(´∀`*)ウフフと。
店主の葉摘み でん助さま
いつもありがとうございます。
気にかけてくださっていたことは行間から感じておりました。
9月の家元稽古はどうでしたか?
でん助 残暑お見舞い申し上げます。残暑というのも悔しいほどの暑さが続いております。お着物姿とても素敵。まっこと惚れ惚れです!みちのくも沖縄より暑い日が続いておりますが…お着物の時は私は保冷剤のお世話になっております。帯の下に忍ばせ(水滴予防必至)首…襟元にも脇下も保冷剤!!! 小さいものは直ぐ溶けますが…それでもかなり助かります。
例えばお家元でのお稽古。到着したら首、脇を保冷剤で少しでも冷してから道場に~。順番待ちの時も手首の動脈を保冷剤。(本当はいけないかもしれませんが倒れて🚑のお世話になるよりベターと思って…。)「でん助さんのお荷物何故に重いの?」ご一緒の方に尋ねられました。「保冷剤と水筒が一杯!」とは云えませんので(´∀`*)ウフフと。
店主の葉摘み でん助さま
いつもありがとうございます。
気にかけてくださっていたことは行間から感じておりました。
9月の家元稽古はどうでしたか?
今年最初の掛釜は桶川から。
寄付に集まったのはお弟子さん方と長野先生の二人のお姉さん。
そして正客に招かれた男性ゲスト。
となれば・・・ 例年のごとく店主は詰と理解します。
長野先生のお点前による濃茶。続いて祝膳。
中立の後、先生の息子さんの新さん点前と奥様の半東にてお薄。
内弟子の江田ともやさんはお運びをして、一家総出のおもてなし。
和気あいあいの初釜でした。
ゲストですから、こんな訪問着で伺いました。
梅枝に赤椿。
この柄行は1月と2月ですが、着る時期あれば迷わずに済む。
着物に季節がある時は軽くなりがちなので、
帯で格を出すように心がけています。
吉祥柄の袋帯で、初春を寿ぐ取り合わせといたしました。
いつもは地味に目立たずを心がける店主ですが、
初釜はお目出度い席ですから、華やかな訪問着を選ぶことが多いです。
着るものを決めるときにはTPO。
そして自分の立ち位置を測ることに気を使っています。
あなたのポチッ
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<茶 岡野園>ホームページ 岡野園facebook
<茶道具のお店> <狭山茶のお店>
寄付に集まったのはお弟子さん方と長野先生の二人のお姉さん。
そして正客に招かれた男性ゲスト。
となれば・・・ 例年のごとく店主は詰と理解します。
長野先生のお点前による濃茶。続いて祝膳。
中立の後、先生の息子さんの新さん点前と奥様の半東にてお薄。
内弟子の江田ともやさんはお運びをして、一家総出のおもてなし。
和気あいあいの初釜でした。
ゲストですから、こんな訪問着で伺いました。
梅枝に赤椿。

この柄行は1月と2月ですが、着る時期あれば迷わずに済む。
着物に季節がある時は軽くなりがちなので、
帯で格を出すように心がけています。
吉祥柄の袋帯で、初春を寿ぐ取り合わせといたしました。
いつもは地味に目立たずを心がける店主ですが、
初釜はお目出度い席ですから、華やかな訪問着を選ぶことが多いです。
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そして自分の立ち位置を測ることに気を使っています。
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朝、ストーブを点けた。
こたつを出した。
ネコとこたつで丸くなる。
今日は二十四節気の「小雪」なり。
北国より雪の便りが聞かれる頃、とある。
足元を見て思う。開門多落葉
掃いても掃いても落ち葉掃き。
先日、お客様から着物についてのご相談を受けました。
追善茶会で濃茶のお点前をするのだけれど、何を着たらいいのかと。
大体は決まっているようです。
話すことで確信を持ちたいのだと見受けました。
先生より格が出てはいけないし、お客様に失礼があってもいけない。
茶会の着物をきちんと考えられる方でしたから、きっと大丈夫。
茶会慣れしていないお弟子さんに尋ねられた先生が、
「どんな着物でもいいのよ。」と答えるのを耳にすることがあります。
それを聞くたびヒヤヒヤする。
そのお弟子さんには指針がないのだから。
どんな着物でもいいとは、なにを着ても構わないとは違う。
自分で状況を判断して考えなさい、ということだと思うのです。
点前であれば、ハレの席か、ケの席か。
献茶などの格がある席か、市民茶会のような気楽な席か。
客であれば、先生の知り合いの席か、お伴で行くのか、一般参加か。
茶会の格も考慮に入れなければならない。
献茶などに小紋では周りから浮いてしまう。
気楽な茶会に気張った着物では目立ってしまう。
ラーメンを食べに行くのにドレスで行く人はいないだろうし
ホテルのディナーにジャージで行く方もいないと思う。
茶会もそういう視点で考えれば、何を着ていくか自分で考えられる。
真っ盛り!
どうも例年より暖かいらしい。
どうも明日から三連休らしい。
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北国より雪の便りが聞かれる頃、とある。
足元を見て思う。開門多落葉

掃いても掃いても落ち葉掃き。
先日、お客様から着物についてのご相談を受けました。
追善茶会で濃茶のお点前をするのだけれど、何を着たらいいのかと。
大体は決まっているようです。
話すことで確信を持ちたいのだと見受けました。
先生より格が出てはいけないし、お客様に失礼があってもいけない。
茶会の着物をきちんと考えられる方でしたから、きっと大丈夫。
茶会慣れしていないお弟子さんに尋ねられた先生が、
「どんな着物でもいいのよ。」と答えるのを耳にすることがあります。
それを聞くたびヒヤヒヤする。
そのお弟子さんには指針がないのだから。
どんな着物でもいいとは、なにを着ても構わないとは違う。
自分で状況を判断して考えなさい、ということだと思うのです。
点前であれば、ハレの席か、ケの席か。
献茶などの格がある席か、市民茶会のような気楽な席か。
客であれば、先生の知り合いの席か、お伴で行くのか、一般参加か。
茶会の格も考慮に入れなければならない。
献茶などに小紋では周りから浮いてしまう。
気楽な茶会に気張った着物では目立ってしまう。
ラーメンを食べに行くのにドレスで行く人はいないだろうし
ホテルのディナーにジャージで行く方もいないと思う。
茶会もそういう視点で考えれば、何を着ていくか自分で考えられる。
真っ盛り!

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<茶道具のお店> <狭山茶のお店>
今日はお茶会。
お世話になった先生が亡くなられ、追善の席にお呼ばれしました。
とはいっても、通常の茶会の一席だけが追善です。
あとは常の茶席なのでハレ、一席のみがケ。・・・むずかしい。
着ていく着物が問題です。
追善をうたった茶会なら、それに見合った着物でいいけれど
一席のみとなれば、亡先生をご存じないお客さまも多いでしょう。
他の席にも失礼でなく、お招きの追善にも見合っていて
どちらにも良きようなコーディナイトとは・・・
こんな感じに落ち着きました。
チョイスしたのは金糸銀糸の入っていない帯です。
龍村織の名物裂の帯は、こういう時便利。
帯揚げと帯締めも、侘びを意識し色を抑えました。
こういう時は紋付の無地
落ち着いた色目は帯によって表情を付けられるので重宝します。
華やかさを抑え、追善の色も控え気味に表現。
全席追善だとしても、時代と近代でも変わってくると思います。
あとは追善の方との距離感かな。
着物とはいえ構成の一部、あれこれ考える良い機会でした。
明日は十三夜。
良い月夜になる予報です。 楽しみだわ~
あなたのポチッ
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お世話になった先生が亡くなられ、追善の席にお呼ばれしました。
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あとは常の茶席なのでハレ、一席のみがケ。・・・むずかしい。
着ていく着物が問題です。
追善をうたった茶会なら、それに見合った着物でいいけれど
一席のみとなれば、亡先生をご存じないお客さまも多いでしょう。
他の席にも失礼でなく、お招きの追善にも見合っていて
どちらにも良きようなコーディナイトとは・・・
こんな感じに落ち着きました。

チョイスしたのは金糸銀糸の入っていない帯です。
龍村織の名物裂の帯は、こういう時便利。
帯揚げと帯締めも、侘びを意識し色を抑えました。
こういう時は紋付の無地

落ち着いた色目は帯によって表情を付けられるので重宝します。
華やかさを抑え、追善の色も控え気味に表現。
全席追善だとしても、時代と近代でも変わってくると思います。
あとは追善の方との距離感かな。
着物とはいえ構成の一部、あれこれ考える良い機会でした。
明日は十三夜。

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しみじみと秋を実感できるようになりました。
ほらね、赤とんぼ。
今日は秋分の日。
彼岸の中日でもあり、毎年は「おはぎの日」なんだけど
一日早い22日に作って、父上の代理で親戚を回って、おはぎ配って・・・
本日、氷川神社の表千家お献茶式に行ってきました。
昨夜の雨も上がり、
日差しは抑えられ、空気がしっとり潤う絶好のお茶日和です。
埼玉はいつも23日に献茶なので、なかなか参加できないのですが
茶道教室の先生が拝服席を持たれ、生徒さんはお点前やお運び。
そうとなれば岡野園の店主としては大義名分、行かねばならぬ。
先生のお人柄、茶境がにじむ、とても良いお席でした。
表千家のいわば県代表として、一服差し上げる責任。
周りはすべて同門という緊張感半端ない茶席。
先生も生徒さんも、色無地に白の帯締めを結び、その姿が表すように
御家元と同門の方々に最高の礼を尽くし、さすがと深く感じ入ります。
店主も失礼がないように、儀礼的な着物で伺いました。
色無地に抜き紋。
帯は季節感のある葡萄蔓の袋帯をチョイス。
白を締めたらボンヤリしたので
濃紫の帯締めを選び、格を保持するようにと考えました。
献茶式は格式のある茶会と思っています。
しかし周りを見回すと、カジュアルな装いの方が目につきます。
場を考えて着物を選ばないのだろうか。
持っていないのなら、これを機会に作ろうとは思わないのだろうか。
なるべく格を上げようと、手持ちの中で工夫をしないのだろうか。
店主はこういう場で、着るべき着物の勉強をしてきました。
身をもって伝える年配になりましたので、一層気を使っています。
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彼岸の中日でもあり、毎年は「おはぎの日」なんだけど
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本日、氷川神社の表千家お献茶式に行ってきました。
昨夜の雨も上がり、

日差しは抑えられ、空気がしっとり潤う絶好のお茶日和です。
埼玉はいつも23日に献茶なので、なかなか参加できないのですが
茶道教室の先生が拝服席を持たれ、生徒さんはお点前やお運び。
そうとなれば岡野園の店主としては大義名分、行かねばならぬ。
先生のお人柄、茶境がにじむ、とても良いお席でした。
表千家のいわば県代表として、一服差し上げる責任。
周りはすべて同門という緊張感半端ない茶席。
先生も生徒さんも、色無地に白の帯締めを結び、その姿が表すように
御家元と同門の方々に最高の礼を尽くし、さすがと深く感じ入ります。
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色無地に抜き紋。

帯は季節感のある葡萄蔓の袋帯をチョイス。
白を締めたらボンヤリしたので

濃紫の帯締めを選び、格を保持するようにと考えました。
献茶式は格式のある茶会と思っています。
しかし周りを見回すと、カジュアルな装いの方が目につきます。
場を考えて着物を選ばないのだろうか。
持っていないのなら、これを機会に作ろうとは思わないのだろうか。
なるべく格を上げようと、手持ちの中で工夫をしないのだろうか。
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monaco ずいぶん久しぶりにおじゃまします。
着物そのものの格、場にふさわしい格……。そんなことを考えるのは難しいといえばそうかもしれないけど、楽しいとも思えます。
いま、そういうことを教えてくださる方が少ないですよね。
店主の葉摘み monacoさま
いつもありがとうございます。
考えをめぐらしたり、こだわったりは面白くもあり楽しくもあり・・・
格が決まると茶会での居心地がいいのです。
着替えに帰りたくなった昔があったからの老婆心?(笑