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四月の道具組をご相談していた先生方が
いよいよ会期が近づき、今度は茶花の相談にみえます。
店には、常時幾種類かの茶花が入れてあるのでインスピレーションがわくとか。 
ありがたいことです。

床の景色と花入の種類をうかがい、想定しているお花をうかがいます。
花にも花入にも位取りがあるので、なかなか先生方でも難しいようです。


いろいろな考え方があるので、一概には言えないのですが
店主なりの考えをお話しします。

※ 名残りの花を使う
   今月は炉の終い。名残りの月です。そして陰の月でもあります。
   真っ盛りの花より、最後の花が似合うと思います。

※ 風炉の茶花は使わない
   やはり風炉時期の花は、風炉の景色に似合うと思います。
   先取りはごちそうでもありますが、切り替えのこの時期には似合いません。

※ 真っ盛りの花は使わない
   茶席へ向かう道中に、たくさん目にしてしまうからです。
   「花は野にあるように・・」と心して入れても、野に咲く花にはかないません。

「もう、炉も終わりでございますねぇ・・名残惜しいこと。」と、気持ちを表し
炉時期ならではの花を入れてはいかがでしょうか。
「椿」です。
風炉になると椿は使いません。
百花繚乱のこの時期に、みごとな椿の花はうれしいものです。


ある業体先生のお茶事にお呼ばれしたときのこと。
外は初夏を思わせる明るい日差しなのですが、薄暗い茶席に入ったとき、
利休所持という花入に入った白い椿は、それはそれは高貴な美しさでした。

「この時期の椿はご馳走ですね。」という正客に
「庭番が苦労して探してくれました。」とさりげなく労われます。
こういうことがお茶だなぁ・・・と深く感動したものです。


咲き出したと聞き付け ウコン桜は、大好きな桜です
ウコン桜を見に行きました。
清楚で可憐な花です


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【2008/04/21 16:21】 | 茶花のこと トラックバック(0) |
今日は久しぶりの雨。 
木々も気配も穏やかに、しっとりとして気持ちがいい。
やはり茶道には、ウェットな空気感が合うようです。

このところ急に冷え込んできました。
今まで抑えていたものを一気に吐き出すように、木々が色付きます。

照り葉に苦労していたのですが、今は色付きを楽しんでいます。


12月にこの言葉を。
      歳月不待人
     歳月不待人 さいげつはひとをまたず
日向水木が美しい黄の色を差しています。

竹の花入れにヒメシャラの絶妙な色が映えます。
華やかな色付きの中に ヒメシャラの照り葉・白玉椿
虫食い葉を残し、散る行く末の物寂しさを感じてもらえれば・・・


葉が落ちて
今年の出来は?
そろそろ食べ時になりました。
鳥に食べられる前に、まずは木登りだな。

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【2007/12/03 19:11】 | 茶花のこと トラックバック(0) |
何の実かしら?
赤い実を見つけました。
冬が近いことを実感します。これは千両


週末にお茶会を控えた先生宅に、お届けにあがりました。
お庭のクロモジの木の照り葉がきれい・・・
クロモジの木に芽吹きが見える・・・生命力!

一枝いただいて、椿と入れました。
竹の一重切の花入れに クロモジと白玉

このところの急な冷え込みに、ヤマボウシも色づきました。
ワビスケと共に


もう11月も末になり、照り葉もきれいなだけではなく
虫食いがあったり枯れた部分があると、今年も終わる侘しさを
また新芽が付いたものなどは、来年の春の希望を感じさせ
風情があって良いようです。

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【2007/11/20 17:52】 | 茶花のこと トラックバック(0) |
またまた四ツ頭・武者小路千家のお話し。

得月楼(とくげつろう)の巨大な床に置かれた茶花です。

心に残る話をされました。見事!
  「この花は場に入れさせていただきました。
   床の間1/3に置くとか云々申しますが、本来は場に合わせ入れるもの。
   この床にはこの位置、と思い置いております。」

  
約束事は大事です。しかし縛られて不自由にしているのは自身です。
だからといて未修得で自由にやるのは“デタラメ”です。

茶道には様々は約束事があります。
マニュアルですね。
各流派違うマニュアルがあり、それが流儀の特徴を出しています。
これをしっかり習得した上で一歩踏み込んでいけるかどうか。。。
それは個々のセンスでもあり、力量でもあり。

  歴史を踏まえた柔軟な感性と
  約束事からの豊かな発想と
  全体を見渡せる先入観の無い視野だと思います。

茶の所作や道具は場(席)とともにあると、再確認。 感銘を受けました。

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【2007/10/28 18:50】 | 茶花のこと トラックバック(0) |
名残りの月も深まってきました。あと十日もすれば十一月。

十月も末になると、「侘び」「寂び」の境地が色濃く感じられます。
去年の口切の茶も残り少なく、風炉で慣れ親しんだ道具ももうすぐしまう。
香は、残り少なくなった香木を集めた「寄せ香」「付け干し」を使います。
日も落ちるのが早くなり、花も少なく青々とした葉は色を落としていく。
なんとなく物淋しさの漂う頃を「名残り」と言います。
利休が目指した侘びの心を窺い知るころです。

庭の残り少ない残花を寄せて 残花五種
名残りの気持ちを表し、残花や返り花をたくさん使うとよいでしょう。
「旅枕」という名の旅枕の花入れに
花入れは晩秋の愛惜を誘います。

今夜の月は「十三夜」
晩秋の色をつけた夜空で、欠けたる月が凛と冴えています。

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【2007/10/23 18:30】 | 茶花のこと トラックバック(0) |